「赤い靴の誘惑」シャンナ・スウェンドソン

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ルームメイトのジェンマと一緒に、デートのための服を買いに行ったケイティ。最高に素敵な靴を見つけてからコーディネートを組み立てるべきだと主張するジェンマに連れられて行った先にあったのは、リンゴ飴のように艶やかな真っ赤なピンヒール。売り場に居合わせた同僚の妖精、トリックスとアリにも勧められるのですが、200ドルという値段はケイティには高価すぎるものでした。そして週末のイーサンとのデートでは魔法絡みのごたごたがあったものの、楽しく過ごして出勤した次の月曜日。オーウェンの鍵のかかったデスクの中のメモが盗み見られるという事件が起こり、ケイティはマーリンに言われてスパイを探り出すことに。

「ニューヨークの魔法使い」の続編。前作も面白かったんですけど、今回も面白かったです~。
ケイティが今回巻き込まれるのはスパイ騒動。会社の中にいるかもしれないスパイを最初は隠密に、やがてはおおっぴらに探し出さなければならなくなります。膨大な数の内部告発のメールに悩まされつつ、すっかり気持ちがバラバラになってしまった職場を元通りにすることも考えつつ、マーケティングの方も放っておくわけにいかず、手に余る仕事にあたふたするケイティなんですが、丁度そんな時にケイティの両親がニューヨークに遊びに来ることになってまた大変。しかもケイティの母親にも、妖精の羽だのガーゴイルだのが見えてるらしいと分かった日には!(笑) さらに今回のケイティは、なぜか会社の敵・イドリスのターゲットになってしまって、何度もちょっかいを出されることになるんですけど、このイドリス、悪役のはずなのにやることがどこか抜けてて、それもまた楽しくて♪
でもって、今回特に楽しかったのはケイティの恋を巡るお話でした~。いや、もう、こんな展開になるとはびっくりびっくり。個人的にはオーウェルが一番好きなんですけど、イーサンもすごくいい人だし、ケイティの踏ん切りさえつけばって思ってたんですけど、踏ん切りがつく前になんとなんと! これはもちろんイーサン自身の気持ちやプライドもあるんでしょうけど、ケイティに対する思いやりもあるのかな? 本当は、最後にまた会話の場面を作って、次巻に繋げて欲しかったところなんですけどね。実際にはオーウェンがすっかり場を攫ってくれちゃったので、あれ以上はどうしようもなかったかも。(オーウェルってば、カッコ良すぎ~)
次回はどうなるんでしょうね? 今回はケイティの恋路全開だったので、次回はまた1巻の時みたいこの設定を生かした話が読めるといいな。何はともあれ楽しみ楽しみ。今シリーズ物で一番楽しみなのがこの作品かも。読み終わった途端に、また最初から読み返してしまいました。(創元推理文庫)


+シリーズ既刊の感想+
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