「コーンウォールの聖杯」スーザン・クーパー

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コーンウォールの港町に、夏休みの4週間滞在することになったドルウ一家。着いた翌日は1日中雨で、サイモンとジェインとバーニイの3人のきょうだいは、早速家の中の探検を始めます。3人が見つけたのは、寝室の洋服だんすの裏に隠れていた扉と埃だらけの屋根裏部屋。そして茶色がかった分厚い羊皮紙。それは600年ほど昔に書かれた、アーサー王伝説にまつわる古文書だったのです。

アーサー王伝説がモチーフとなっている「闇の戦い」シリーズの前日譚的作品とのことで、手にとった作品。コーンウォールを舞台に、アーサー王の聖杯に「にせた形に作られた」カップや古文書を巡って、3人のきょうだいが闇と戦う物語。でも、3人の謎解きや、秘密を探り出そうとする闇の手先たちとの競争は緊迫感たっぷりだし、その手先たちはとても不気味なんですけど、闇の暗さが今ひとつ伝わって来ないんですよね。闇の側が聖杯を手にしたらどうなってしまうのかというのも、かなり概念的というか抽象的で分かりにくいし。
3人を助けてくれるメリイおじさんの正体はあっさりと見当がつくんですが、この作品ではまだ明かされてません。最後に見つかった古文書の内容も分からず仕舞い。「闇の戦い」を読めば、闇の手先たちのことも合わせてもっと分かるのかな? この作品は訳にちょっと違和感があったこともあって今ひとつだったんですけど、「闇の戦い」は浅羽莢子さんの訳だし! そちらも近々読んでみようと思います。(学習研究社)


+既読のスーザン・クーパー作品の感想+
「妖精の騎士タム・リン」スーザン・クーパー再話
「コーンウォールの聖杯」スーザン・クーパー

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