「魔法の鍵」めるへんめーかー企画・編

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「魔法の鍵」が共通のテーマとなったアンソロジー。ここに収められているのは、「M・J(ミック・ジャガー)笑いの女の子」(大原まり子)、「竜の封印」(大和真也)、「カムデン・マーケット」(小室みつ子)、「博物館」(風見潤)、「スタンスランの青い霧」(久美沙織)、「私はその鍵を、十年間持っていた」(波多野鷹)、「鍵の物語-『風街物語』異聞」(井辻朱美)、「To be a girl」(正本ノン)、「新宿鍵物語(キイストーリー)」(菊地秀行)の9編。

風待屋のsa-ki さんに教えてもらった本です。漫画家のめるへんめーかーさんが、友人の小説家さんたちと一緒になって作ったという本。共通のテーマは「魔法の鍵」。それも、「何でも開くことができるけれど、1度きりしか使えない」という鍵。
この、1度しか使えないというのがいいんですよねえ。登場人物の1人も言ってましたが、本当に開けたいものなんて、そうそう見つからなさそうです。たとえ見つけても、本当にこれでいいの?なんて考え始めたら、もう開けられなくなっちゃいそうですよね。
9人の小説家さんたちは、それぞれにめるへんめーかーさんの絵のイメージで話を作ったんだそうですが、この鍵を使うパターンが予想以上にバラエティに富んでいて、それぞれに面白かったです。特に好きだったのは、大好きな井辻朱美さんの風街シリーズの外伝「鍵の物語」かな。すごく井辻さんらしいお話でした。あと、小室みつ子さんの「カムデン・マーケット」もすごく好き。めるへんめーかーさんの絵にぴったりという意味では、これが一番だと思います。めるへんめーかーさんの単行本に入ってたら、何も疑わずにご本人の作品と思い込んでしまいそうなぐらい、イメージにぴったり~。
そして、今回読んだのは小説ばかりなんですが、この中の4つの作品が実際に漫画化されてるそうなんですよね。そちらも見てみたいなあ。...でもとっくに絶版のはず。こちらのコバルト文庫版もそうですしね。...探してみる?(集英社コバルト文庫)

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柏葉 幸子, めるへんめーかー 「とぶキャベツのひみつ―黒うさぎ王国 」 旺文社 「Ciel Bleu 」の四季さんの少し前の記事を読んで... » Lire la suite

Commentaires(2)

「鍵」、それも一度しか開けられない鍵だなんて、設定がいいですよね~。
どこかで見かけたら、すかさずゲットしたいと思います。笑
でも、その辺にはないかなぁ。
*こちらからも、トラバしました。めらめらと、めるへんめーかーさん熱が高まりました。笑

ほんと「鍵」だけでもソソるのに、「一度しか使えない」ときた日には!(笑)

本って、あっという間に手に入らなくなっちゃうから困りますよね。
図書館にある本なら大丈夫、なんて思ってたら、これまたリサイクルなんかで放出されてるようだし…
私も漫画を見つけたら、すかさずゲットしたいと思います。
昔読んだめるへんめーかーさんの漫画も再読したいな~。

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