「ブルターニュ幻想 フランス民話」

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ブルターニュに伝わるケルトの民話集。呪われた男・呪われた女、ドルメンとメンヒル、死者の国、海のものがたり、魔法と冒険という5つのジャンル別に民話を収録、全17編。

こちらにもイスの町伝説が載ってたので、借りてきました。昨日に引き続きのブルターニュのケルト物。でも、これまでアイルランドやスコットランドのケルト物ばかり読んでたので、同じケルトとは言ってもブルターニュともなると随分雰囲気が違うなあってびっくりしてます。登場する妖精も全然違うし、話のパターンもなんか違う。キリスト教とドルイド教が渾然一体になっている印象は共通してるんですが、全体的にあんまりケルトの雰囲気はしなかったですね。グリム童話の中に入っていてもおかしくないような話もあったし。私としては、いかにもアイルランドやスコットランドのケルトの雰囲気が感じられる素朴な話の方が好きだなあ。
17編の中では、やっぱりイスの町の物語が面白かったです。この本には、イスを沈めることにしたダユーが婚約者に鍵を渡す話と、クリスマスの晩に海岸を歩いていた漁師が海に落ちて、海底のイスの町に行ってしまう話の2編が入っていました。イス... 行ってみたいような行きたくないような。一度行ってしまったら、もう帰れないかも。
あと、青髭の話もありました。「コモール」という作品に登場するコルヌアイユのコモール伯爵が、ジル・ド・レーと並んで「青髭」のモデルとされているのだとか。奥さんが次々に亡くなって(というか殺して)、5人目に求婚する話ですが、決して見てはいけない部屋なんていうのはなかったです。(笑)(現代教養文庫)

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