「サテュリコン 古代ローマの諷刺小説」ペトロニウス

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美貌の16歳の少年奴隷・ギトンをはさんで争いあう、エンコルピスとアスキュルトス。南イタリアを放浪する彼らの前には、様々な男女が入れ替わり立ち代り現れます。

むむー、なんかエラいものを読んでしまいました...。ローマ帝国5代皇帝ネロの治下、「趣味の権威者」として名高かったという文人・ペトロニウスによる悪漢(ピカレスク)小説とのことなんですが... いやもうほんとローマ文化の爛熟ぶりが分かるというか何というか... 要するに男色とかそういうのなんですけど(笑) 享楽的な生活とその優雅な退廃ぶりが繰り返し描かれていて、その乱れきった様子には正直辟易してしまいました。でもまあ、当時の優雅で洗練された貴族社会とかね、当時の人々の美意識とかね、そういうのを知ることができるという面では興味深いかもしれないです。
フェデリコ・フェリーニの映画「サテリコン」は、この作品を元に作られたのだそう。2人の男を振り回す奴隷の役の少年の写真を見ましたが、すごいです。目がものすごく力強くて色っぽいです。本の中の少年は、尻軽だけど根は結構良い子なんですよ。映画の少年は悪女ならぬ悪少年? きっと本とは全然違うに違いないー。(岩波文庫)

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