「三つの金の鍵 魔法のプラハ」ピーター・シス
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激しい嵐のために軌道から大きくそれた熱気球は、尖塔の建ち並ぶ大きな街に下りていきます。そこは「ぼく」が生まれ育ったプラハの街。「ぼく」の家も、記憶のまま。でも3つの錆びた南京錠がかかっており、その鍵を持っていないので入れないのです。「ぼく」は鍵を探しに、人気のない街を歩き始めます。道案内をするのは、わが家の黒猫。そしてまず訪れたのは図書館...。
先日のたらいまわしで、picoさんが挙げてらした本。(記事) これは第32回「ねこ・ネコ・猫の本」と第34回「行ってみたいあの場所へ~魅惑の舞台」ですね。作者のピーター・シスの生まれ育った町・プラハは、中世の面影を今も色濃く残す街。ピーター少年が猫と共に懐かしい街をさまよい、プラハにまつわる伝説を読み進めながら、金の鍵を手に入れていくという物語。
石畳の街は迷路になっていたり、人間の顔のようなものや幻想的な動物が浮き上がっていたり。少年が訪れる図書館では、図書館員は全身本で出来ていたり、本の中から色んな人物が現れてきたり。ちょっぴり、いや、かなり異様な雰囲気... 全編が薄闇に覆われているようで、これは逢魔ヶ刻って感じですね。子供よりも大人が楽しめるであろう絵本。幻想的で美しいんですけど、でもそれは怖さと紙一重。「子供が読んだら悪夢をみてしまうかも」ってpicoさんが仰ってますが、確かにそうかも。凄いです、一気にプラハに魂が飛ばされてしまいました。(笑)
この作品の中で語られる3つの伝説とは、プラハの有名なカレル橋にまつわる、獅子を従えた騎士の伝説「ブルンツヴィーク」、ユダヤ人の指導者だったラビ・レーフが、ユダヤ人の夢と涙で作り上げた人造人間の伝説「ゴーレム」、そして地元ではオルロイと呼ばれるプラハの魔法のように美しく、信じられないほど精巧な天文時計を作ったに親方の伝説「ハヌシュ」。こういう伝説ももっと読んでみたくなりました。「ゴーレム」といえば、やっぱりグスタフ・マイリンク? あまりよく知らないんですが、怖そうです。でも今度探してみようと思います。あと洋書ですが、右の絵本もいいかも♪ 「ブルンツヴィーク」と「ハヌシュ」に関しても、何かいい作品があったら読んでみたいな。
...プラハの天文時計に関してはWikipediaに記事がありました... コチラ。これは実物が見てみたい!!(BL出版)
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四季さん、おぼえてくださっていてありがとうございます!さすがです。
私は、メモしていても、メモしたことすら忘れていたりすることが多くて・・汗
ピーター・シスの原画が本当にすばらしくて、ひとめぼれしてしまいました。
それは、陰陽師@岡野玲子さんの原画を目にした時と同じような衝撃でした。
絵の中に何かしらがひそんでいて語りかけてくるんですよね~~いらっしゃいって。
怖いけど、足を踏み込まずにはいられないような空間。
プラハ、いってみたいですね~。
ゴーレム、こちらの本、きになっていました。
読んでみようかな。。。怖いかな。。。
そんなそんな、さすがだなんて…
私もメモしても忘れてることが多いですよー。
メモした本が多すぎて、結局読めないままっていうのも多いし…^^;
原画は、さらに素晴らしかったんですね~。それは見てみたかった。
チェコアニメの世界展、きっとこっちでもやってたでしょうに、行けなかったのがとても残念です。
チャペックの絵なんかもすごく好きなのにー。
原画を見てたら、衝撃度がまた全然違うんでしょうね。
岡野玲子さんの原画も凄そうです。
やっぱりグスタフ・マイリンクですか? 読んでみたいですよね。
うーん、怖いのかなあ。
でもなんか本を手にしただけで魂が吸い取られそうな気がして
それだけでも怖いんですよ、実は。(^^ゞ