「世界文学ワンダーランド」牧眞司

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「イケてる小説はないのかよ!」「スゴいやつを読ませやがれ!」 そう口走りながら、ケワしい目つきで書店の棚を睨めつけている人たちのための文学ガイド。幻想フルーツ&奇想キュイジーヌ小説75作を紹介する、だそうなんですが...(笑)
先月、図書館の館長(上司です)に「面白かったよー」と勧められて楽しく読んだというのに、ここに感想を書くのが抜けてました。いやーん。
まず、「はじめに」からして面白いです。「文学は最高のエンターテイメントだ。ぼくはそう思っている。」という掴みもいい感じ。私も文学系作品は好きなんですが... という以前にきっちりとしたジャンル分けはよく分からないんですが... 作品の傾向が分かる程度のジャンル分けで十分だと思ってますしね。でもやっぱり「文学」と聞くと、堅苦しそうな、いかにも退屈でつまらなそうなイメージがあると思います。実際に文学作品と呼ばれてる作品を読んでみると、全然そんなものじゃなかったりするのに。もちろん退屈で詰まらない作品もありますけど(おぃ)、格調高すぎと敬遠されがちな作品だって、時には昼メロだったり吉本新喜劇だったりするわけで。(それはそれでガッカリかも...)
そんな敬遠されがちな文学だけど、実はこんなに面白いんだよ!という筆者の熱意が伝わってきます。でも、砕けている「はじめに」とは裏腹に、紹介されてる75冊はかなりきちんとしたもの、という印象を受けました。これは実は相当真面目な文学系ブックガイドなんじゃ...。でもね、この中で紹介されてる本で私が既読の作品って、ほんの数冊しかないんですよぅ。それがちょっと悔しかった。もちろん新たに読んでみたくなるブックガイドなんですけど、それ以上に、既読本の紹介を読むのが楽しかったから。
ということで、読みたい本がまた増えてしまいました... 今はここに紹介されてるようなのよりも古いのを読みたい気持ちが強いので、実際に読むのはもうちょっと先になりそうですが、その時にこの本があると思うと心強いな。(本の雑誌社)

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Commentaires(2)

管理人さんのレビュー冒頭の文でぐいぐい来ますね。
わたしは音楽にしてもイントロでこころをつかまれた場合はずっと好きだったりするので、
「ホビットの冒険」の『ある朝、ビルボ・バギンズが朝食を終えて』であったり、『しかしビルボは冒険なんぞ真っ平』を持ってくるセンスが素敵です!
自分が積読本にしてる本もいっぱいあるのがまたうれし。

もう、図書館へGO!レビューですね(ださっ)。

ええっ、本当ですか。>ぐいぐい来る
そんなこと言われたの初めてですよぅ。
というこの感想の冒頭には、引用を使ってるんですけど(きゃー)
基本的には全部自分の言葉で書いてるので!
嬉しいです、とっても。ありがとうございます。^^

「ホビットの冒険」の「真っ平」は、自分でもちょっと気に入ってます。えへへ。

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