「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー

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王政が倒れ、共和国が樹立したパラレルワールドのイギリス、1712年。淑女を養成する学校・エンジェルズ・アカデミーにいるアーティミジアは、階段を踏み外して手すりに頭をぶつけた衝撃で、6年間忘れていた母親のことや、自分の子供の頃の記憶を取り戻します。アーティミジアの母親はモリー・フェイスという名の、7つの海を荒らしまわる海賊船の船長。アーティミジアは6年前、大砲の爆発のせいで記憶を失い、その時に母をも失ったのです。

小学館にルルル文庫なんてものが出来ました。どうやら、ライトノベルのレーベルみたいですね。ルルル文庫ってネーミングからして、私にはまず縁がなさそうだし(いや、世代的に)、この表紙がまた... なんですけど(笑)、タニス・リーの作品とあらば!
ということで、久々のタニス・リー作品。元々ジュブナイルとして書かれた作品のようですね。主人公のアート(アーティミジア)が過去を思い出したと思ったら、実は... という辺りは面白かったし、実際に経験はなくとも今まで何万回とやってるから自然にそれらしく振舞ってしまった、という辺りも楽しかったんですが... それだけの経験で、本当にやっちゃう?! と、突っ込みたくもなりますね。まあ、この辺りは許容範囲なんだけど... 私としては、そうくるからには最後にももう一ひねりして欲しかったです。実は全ては... みたいな感じで。あっさりと進みすぎてしまって、それがちょっと物足りなかったなあ。人物造形も全体的にもひとつでしたしね。特に敵役の女の子。全然勝負になってないじゃん... せっかくなんだから、もっと悪の魅力をむんむんと発散させてくれるぐらいじゃないと。あ、でもエジプト出身の黒人・エバドだけはなかなか良かったです。 (小学館ルルル文庫)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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