「スターダスト」ニール・ゲイマン

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そこにある古い石の壁が名前の由来となっているウォールの町。壁のただ1つの穴の向こうには妖精の国が広がっており、普段は誰も抜け出せないように、穴には見張りがつけられています。しかし9年に1度の5月1日、壁の向こうの草原に市が立つ日だけは、見張りも警戒を緩める日。そしてトリストラン・ソーンは、そんな市の日に人間の父が妖精の母に出会ってできた息子。17歳になったトリストランは、その界隈で一番の美人のヴィクトリアのために、一緒に見た流れ星を拾ってくる約束をして、壁を抜けて妖精の国へと向かうことになるのですが...。

頂き物です。
訳者あとがきには、「ハリー・ポッター」は「子ども向けだけど、大人も楽しめる」作品で、こちらの「スターダスト」は「大人向けだけど、子どもも楽しめる」と書かれてたんです。でも、実際に読んだ印象としては「ハリー・ポッター」よりも子供向けのファンタジーという印象。確かにアダルト~な場面もあるんですけど、それさえなければ、児童文学として読んだ方が楽しかったと思うんですけよね。読み方を間違えちゃったかも...。町と隣り合わせに妖精の国があるという設定は好きだし、9年ごとに開かれる市というのもソソるところ。これで旅がもっと波乱万丈でじっくり書き込まれてたら、もっと面白かったはずなのに、比較的あっさりとおわっちゃってびっくり。小説というよりも、むしろ映画のノベライズを読んでるような感じでした。この作品は、実際映画化されてるそうなんですけどね。ニール・ゲイマンは作家であると同時に脚本家でもあるそうだし、この作品も最初から映画のための書かれ方をしているということなのかな?
訳者あとがきに書かれているように、「ちょっと初々しく、ちょっとストレートで、ちょっとほほえましく、ちょっとはにかみがちで、思いっきりロマンチック」な作品。ニール・ゲイマンって、今ものすごく人気がある作家さんなんですってね。イギリスやアメリカでは、ちょっとしたタレント並みの人気みたい。調べてみると、「コララインとボタンの魔女」とか「ネバーウェア」とか「アナンシの血脈」とか面白そうな作品があるようなので、ちょっとチェックしてみようと思います。(角川文庫)


+既読のニール・ゲイマン作品の感想+
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