「つるばら村のパン屋さん」「つるばら村の三日月屋さん」「つるばら村のくるみさん」茂市久美子

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三日月屋は、つるばら村でただ1つのパン屋さん。宅配専門で、まだお店はないのですが、注文を受けるとパン職人のくるみさんがパンを焼いて、どこへでも届けます。元々町のパン屋さんで働いていたくるみさんは、2月もそろそろ終わる頃におばあさんの家だった古い農家に引っ越して来て、中古のオーブンと調理用の大きなテーブルを入れて試作を繰り返し、春になった頃にようやく「三日月屋」を開いたのです。しかし沢山の注文があったのは、最初の1週間だけ。しばらく経つと、お店の存在はまるで忘れられてしまったかのようになり... という「つるばら村のパン屋さん」とその続編2作。

つるばら村のシリーズの最初の3冊。どれもパン屋の三日月屋のくるみさんが主人公です。以前にも何冊か読んだことがあるんですけど、どれを読んだのか分からなくなってしまって(汗)、結局全部読み返すことに...。
「つるばら村のパン屋さん」ではまだお店を持ってないくるみさんですが、「つるばら村の三日月屋さん」では駅前に赤い屋根の小さなお店をオープン。そして「つるばら村のくるみさん」では、なんとライバルと恋のお相手が登場?という展開。くるみさんの恋には、正直あまり興味がないのだけど(あれれ)、このシリーズ、とにかく美味しそうなんです。読んでいるだけで、おなかがすいてしまうし、無性にパンが食べたくなってしまう~。お客さんも人間だけじゃないんですよね。たとえばクマの注文は、生地にタンポポのはちみつを入れることと、生地をこねたり寝かせたりする時に蓄音機でレコードをかけておくこと。そのほかにも、十五夜の月の光を入れて欲しいとかいうのもあったし...。材料を持参して、これを入れたパンを焼いて欲しいという注文も多いですね。時には、パンの香りに誘われて遥か彼方の空の上からのお客さまもあったりして。でも焼きたてのパンのあの香りを思うと、そういうこともあるかもしれないなあ、なんて思っちゃう。中村悦子さんの挿絵もとっても柔らかい優しい雰囲気で素敵です。(講談社)


+シリーズ既刊の感想+
「つるばら村のパン屋さん」「つるばら村の三日月屋さん」「つるばら村のくるみさん」茂市久美子
「つるばら村の家具屋さん」「つるばら村のはちみつ屋さん」「つるばら村の理容師さん」茂市久美子

+既読の茂市久美子作品の感想+
「こもれび村のあんぺい先生」「にこりん村のふしぎな郵便」「トチノキ村の雑貨屋さん」「ゆうすげ村の小さな旅館」茂市久美子
「風の誘い」茂市久美子

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