「いろいろ月記」中林うい 「サルビア歳時記」木村衣有子他

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「いろいろ月記」は、バッグアーティストの中林ういさんが、4月は「草のみどり」、5月は「空のあお」というように月ごとのテーマカラーを決めて、その時々の自然の情景や、それらの情景に触発されて作った手作りの物を紹介したりしていく本。見慣れた聞き慣れた行事でも、ちょっとした思い付きのイベントでも、ほんの少しの手作りで一層楽しく素敵になるんですよね。こういうのは、毎日をただ「忙しい~」と慌しく過ごしているとできないワザだな。(「忙しい」っていう言葉は、一回口にするごとにテキメンに心をなくしていくように思えてイヤ) しかも中林ういさんが、ごく自然体のままで色んなことを楽しんでるって感じなのが素敵。(何事においても、どこか気負ってるのを感じさせる人って見ていて痛々しくなっちゃう) その時々に披露される中林家にまつわるエピソードも楽しいものばかりだし、読んでいると自分もゆったりとした気分で日本の四季を楽しみたくなります。
そして「サルビア歳時記」は、木村衣有子さんの文章、セキユリヲさんのイラスト、徐美姫さんの写真で、こちらも素敵なんですよ~。その月ごとの花や行事、料理、季語、その月に相応しいかさね色などが紹介されていく本です。かさね色では、その季節の花の美しい色そのものだけでなく、色あわせも楽しめるところがポイントですね。おお、こういう色合わせができるんだ、綺麗! と新鮮な気持ちで眺めたりなんかして。その月に忘れないようにしたい三箇条が書かれているところも楽しいし。ただ、見た目にも色彩を楽しめるように作られている本なのに、最後の3月の章だけは白黒なんですよね。予算の関係なのかもしれませんが、せっかくなのに残念。

以前読んだおーなり由子さんの「ひらがな暦 三六六日の絵ことば歳時記」(感想)も可愛かったけど、私の好みとしてはこんな風に月ごとになってる方が、心地よく季節のうつろいが感じられて好きかも。そしてこの2冊、表紙の色のトーンがとてもよく似ていて、まるで双子本みたいなんです。この画像からは分かりにくいんですが、「いろいろ月記」の表紙の実の色が「サルビア歳時記」の地の色とほとんど同じだし。同じ日にこの2冊を手に取るというのもすごいなあ、なんて並べて眺めながらほけほけと感じていたり。(PHP研究所・ピエ・ブックス)

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