「トルコで私も考えた」1~4 高橋由佳利

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高橋由佳利さんによるトルコ・コミックエッセイ。以前お友達から借りて1~3巻を読んだことがあるんですけど、その時はまだそれほどトルコにハマってなかった時期。今回4巻を読むに当たって、せっかくなので1~3巻も再読してみました。
いやあ、やっぱり面白い! 1巻の時は一介の旅行者だった高橋さんなんですが、2巻で気づいてみればトルコ人の男性と結婚していて、それからはトルコに住む人間としての視点に移り変わり、ダンナさまの家族とのエピソードもたっぷり。じきにトルコでの子育ての話も加わります。日本と似ているところも全然違うところもユーモアたっぷりに紹介されていて、それがとっても楽しいんです。似顔絵もそっくりだし♪

今回一番印象に残ったのは、トルコでの子供の扱いの話かな。トルコ人は子供が大好き。ベタベタに甘くって、すぐメロメロになっちゃって、いつでも「可愛い~~~♪」状態。悪いことをしても、「まだ子供だよ」「可哀相だよー」って全然叱れないんですね。子供ができる前の高橋さんにとって、それはとても腹立たしいことだったんです。顔に唾を吐いた子供ですら、怒られないままなんですもん。でもそんな風にされて育って、とんでもなく甘やかされてしまうかといえば、決してそうではなく。きちんと挨拶もできるし、ちょっとしたことで知らない人を助けたり、とっても礼儀正しくて社会性もある... そしてその「子供を叱らない」は、日本人である高橋さん自身にもそうだった、と高橋さんはある日ふと気づくわけです。本当は嫁として色々できなくちゃいけないところなのに、「日本人でトルコのことをまだよく知らないんだし」「親きょうだいも近くにいなくて可哀相なんだから」って大切にされて、それがとても暖かくて居心地が良かったんだなあ、と身にしみるんですね。

トルコ料理の作り方もいっぱい載ってて、実際に作ってみたくなるし、その他の情報もぎっしり。しかも楽しくて、とってもお値打ち。2巻と3巻は既に品切れ重版未定状態みたいなんですが、なんでこんな面白い本を品切れ状態にしちゃうんだろう?ってほんと思っちゃう。(私はギリギリのところで入手しました) 新藤悦子さんのトルコエッセイも面白くて大好きだけど、私にはやっぱりこの「トル考」が原点です♪(集英社)


+シリーズ既刊の感想+
「トルコで私も考えた」1~4 高橋由佳利
「トルコで私も考えた 21世紀編」高橋由佳利

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Commentaires(6)

来月に新刊が出ますよー。
21世紀編とかいうやつ。
自分も3巻までは読んでたんだけど,
それ以降は手に取っていないですね。
面白いのは分かっているので,また読んでみようかしら。

わ、来月でしたか!
もうすぐ5巻が出るかもという噂は聞いてたんですけど
まだもうちょっと先なのかなーと思い込んでいたんです。
あまり待たずに続きが読めるなんて嬉しい~。
いい情報を教えて下さって、ありがとうございます。^^
で、4巻にもなるとそろそろマンネリになってくるのかな、なんて
勝手に思ってたんですが、相変わらずの面白さでしたよ。
森山さんもぜひぜひ♪

高橋由佳利先生、じつは私の姉がバイトしてた喫茶店が、
編集者との打ち合わせ場所だったせいで、
うちには高橋先生のサインがあります☆
まだ結婚してないころですね。

ほとんど私は高橋先生の読者ではないのですが、
トルコの人と結婚したと聞いたときは、
たいへん感慨深いものがありました。

トルコはものすごく日本びいきなんですよね。
なぜかいいイメージしか、伝わってないとか。
日本人の女子が旅行にいくと、
いたるところで、結婚を迫られるという話もきいたことがあります。
ということは日本男子も、トルコの人に結婚を申し込めば、
受諾される可能性が高いかも。
ハゲててもいいんですよね。メタボもOK?

すると、トルコと日本を結ぶ結婚斡旋を商売にすると、
儲かるということなんだろうか。。
高橋先生に広告塔になってもらって。
姉はちょっとは顔見知りだし。
…あれえ、また、自問自答になっています(;・∀・)

わあー、打ち合わせの喫茶店でバイトですか。
私も高橋由佳利さんの漫画は実はほとんど読んでなくて
この「トル考」を読んだだけなんで、この本のギャグっぽい絵しか知らないんですけど…
それでも時々、冗談のように(失礼)美麗な絵も混ざってるので
本業のストーリー漫画では綺麗な絵を描かれる方なのかな?なんて想像中です。

トルコの人は本当に親日家が多いそうですね。
ギリシャ辺りと仲の悪い反動でしょうか。
でもでも、いたるところで結婚を迫られるというのもなあー。(笑)
高橋由佳利さんの結婚生活を見てるととっても楽しそうだし、
お姑さんや小姑さんにも、すごーく可愛がられているようだし(これはポイント)
息子のケナンくんもめちゃくちゃ可愛いので、ちょっと羨ましいんですが
トルコ人の男性はヤキモチ焼きがものすごく多いそうだから
そういうのが鬱陶しい人には、大変かもしれないですね。
逆にトルコ人女性と結婚した男性は、マメにヤキモチを焼かなければいけない?(笑)
あ、ハゲもメタボも大丈夫だと思います!
ただ、人並みかそれ以上に甘い物もオッケーの人でなければ、食生活はツライかも~。
トルコ人にとっては、餡子のお饅頭も塩味のおやつだそうですし。(笑)
あとは羊肉が食べられるか、豚を食べなくても構わないか…
結婚斡旋をする時は、食生活が結構ポイントとなるかもしれないですね。(わはは)

新刊は4/18でした。
誤情報申し訳ないです。

トルコの親日感情はエルトゥールル号事件からですね。
このお礼をイランイラク戦争時にトルコが日本の為に尽力したという逸話もあります。
日本側ではすっかり忘れ去られている出来事ですが,
トルコでは未だに教科書に載せられているようです。
web上にもいくつか扱ったページがあるので読んでみるのも面白いと思います。
また日露戦争の影響も大きいようですね。
敵対していたロシアを互角に戦った国だという。
敵の敵は敵ということでしょうか。

トルコ行きたいですねー。
イスタンブルは憧れの都市の一つです。

東欧から中東って意外に親日国家が多くって,
ハンガリーなんかもそうなんですよね。
アジア系民族ということなのかもしれませんが。

そんなそんな、とんでもないです!
そもそも私は近々出ることすら知らなかったんですから~。
しかも思っていた発売日が早まって、逆に嬉しいぐらいですよん。

エルトゥールル号事件というのは全然知りませんでした。
ちょっと検索するといっぱい出てきますね。
Wikipediaにも長い記事が載っているようなので、後で読んでみますね。
そっかあ、明治時代に友好関係が出来たということですか。
敵の敵は味方というのも十分ありそうなことですね。
やっぱりこちらも明治時代なんですね。

あ、うん、ハンガリーにはとても親日家が多いらしいですね。
私の友達でハンガリーの男性と結婚している人がいるんですが
ハンガリーですぐに受け入れられて、とても暮らしやすかったと言ってました。
(今は夫婦で日本にいるのです)
マジャール人はやっぱりアジア人に近いんでしょうね。
名前も、名ー苗字じゃなくて、苗字ー名の順で言うんでしたっけ?
いや、それは親日とは関係ないでしょうけど(笑)
あちらでは、映画の「将軍」もよくテレビで放映されるんですって。
それってかなり誤解もしてるんじゃ… とも思ってしまいますが。(笑)

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