「水滸伝」10~12 北方謙三

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一度だけなら必ず勝てるという呼延灼が梁山泊に戦いを挑む10巻、もっと兵が集まるまでじっくりと力を蓄えたいという考えと、今が攻め込む時だという考えの対立が大きくなっている11巻、青蓮寺がとうとう闇塩のルートを探り出したのか?!という12巻。

ひーっ、この人が死んでしまうのか!という11巻なんですけども。
12巻での、「どちらでもいい、片方には死んで貰いたかった。ひとりが死んだあとに、そのことに気づいたよ」という台詞が凄いなあ。死んでしまったこと自体はとても衝撃的だし、みんなショックを受けてるけど、でも心の底にこういう思いを持っていた人も必ずいたはず。こういうところでウッと来るんですよね、北方さんの作品って。
でももうすっかり折り返し地点を過ぎて。これからは散っていく漢の方が多くなっていくんですねえ...。

そしてこの水滸伝を読んでいて、毎巻楽しみにしているのが実は解説だったりします。そもそも豪華メンバーだし、みんな熱いんですよねえ。語ってる語ってる。もっと本家の「水滸伝」との比較の話が多ければいいのに、なんて思ったりもするけれど。そして便利なのが登場人物表。なんていっても、登場人物が多いですからね。その巻の話に登場する順番で登場人物が紹介されていきます。戦死者の名前が載るようになったのも嬉しいところ。ただ問題は、その巻で官軍から梁山泊に加わったりする人物も、梁山泊の方に名前が入ってることかな。これで誰が加わるのかネタバレになっちゃいますしね。というよりも、この人はきっと加わるんだろうなと期待して梁山泊側の名前の一覧を辿ってしまう私の行動が、一番問題かしら。(笑)(集英社文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「水滸伝」1~3 北方謙三
「水滸伝」4~6 北方謙三
「水滸伝」7~9 北方謙三
「水滸伝」10~12 北方謙三
「水滸伝」13~15 北方謙三
「水滸伝」16~18 北方謙三
「水滸伝」19 北方謙三

+既読の北方謙三作品の感想+
「破軍の星」北方謙三
「楊家将」上下 北方謙三
Livreにブラディ・ドールシリーズと「三国志」の感想があります)

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