「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

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ダイアナ・ウィン・ジョーンズの短編集。18編の作品が収められています。

いかにもダイアナ・ウィン・ジョーンズらしい作品がいっぱい。ファンタジーはもちろんのこと、ホラーだったりSFだったり神話風だったりとテイストは様々なんですが、基本的に物凄く嫌な人間に振り回される話が多いですね。そして作品内にあまりに普通に魔法が存在してるんで、逆にちょっとびっくりしたり。最初の「ビー伯母さんとお出かけ」からしてそれだったので、ぐぐっと掴まれてしまいました。これはとーっても嫌なビー伯母さんに無理矢理海水浴に連れて行かれることになった3人きょうだいがうんざりする話なんですけど、観光客立ち入り禁止の海岸の岩場に入り込んだことから、とんでもない事態が巻き起こるんですよね。もう全然予想してなかったので、びっくりしたし楽しかったです。思いっきり想像してしまうー。あと「魔法ネコから聞いたお話」「ちびネコ姫トゥーランドット」と猫視点の話が2つもあったのがちょっと嬉しかったな。
これまで日本に紹介されているDWJ作品は圧倒的に長編が多いんですけど、短編も案外いけますね。ただ私の場合、短編集は基本的にそれほど得意じゃないので、途中でちょっと疲れてしまいましたが...。この1冊でおなかいっぱい、もうしばらくいいや、って感じです。(徳間書店)


+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

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Commentaires(2)

読まれたのですね。
私は、"Unexpected Magic"が途中までなので、
そちらが読了してからなんて思っています。
(ずうっと読めないかもしれません、でも部分的には読んでいます、
「ちびネコ姫トゥーランドット」他数編)

とんでもない事態や、とんでもない悪意に理不尽にも見舞われる
いつものDWJな短編のようですね。

"House of many ways"も出ましたし、
(出だしがなんとなく"The Pinhoe egg"に似ていますけど)

今度は「ぼくとルークの一週間と一日」が
創元ブックランドから8月以降に出るようですし。
(あ、こちらの"Eight days of Luke"はなんとか読みました)

気がつかなかったけれど、
マキリップの「ホアズブレスの龍追い人」も
8月以降に出るとか。

暑い夏がさらに暑くなりそうです。

きゃろるさん、こんにちは~。
あ、きゃろるさんは原書で読んでらっしゃるんですね。
そうそう、いつものDWJ節が全開ですね。
この人、イヤ~な場面を描くのが本当に上手いですよね。
上手すぎて、時々ちょっとツラくなってしまうのだけど。(笑)

"The Pinhoe egg"って… と思ってちょっと調べてみたら
クレストマンシーシリーズの最新作なんですね!
わあ、嬉しい。クレストマンシーシリーズ大好きなんです。
そして"House of many ways"は、ハウルのシリーズでしたか。
どちらのシリーズももう終わっちゃったのかと思ってました。
これはきっと日本語にも訳されるでしょうね。

「ホアズブレスの龍追い人」、楽しみです!
本当は長編が読みたいところなんですけど
読めるだけでいいです。文句は言いません。(笑)
マキリップの短編を読むのは初めてなので
どんな作品が読めるのかワクワクします。

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