「魔女とふしぎな指輪」ルース・チュウ

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街中でにわとりの鳴声を聞きつけたシャーロットと弟のウォルトは、大きな黄色いプラスチックの箱を見つけます。鳴声はその中のプラスチックのにわとりから聞こえていたのです。その箱は、硬貨を入れると景品が入った卵が出てくるという「おたのしみチキン」。金色のラッキーエッグには腕時計が入っているとあり、ウォルトは早速挑戦します。しかし出てきた卵に入っていたのは、小さな青い指輪が1つだけ。それでも小さすぎて指に入らないと思った指輪がウォルトの指にもシャーロットの指にもすんなりはまって、2人は驚きます。しかも銀色の粒々が光る濃い青色の指輪は、なにやら不思議な物みたい。そして気がついたらそこには小さな灰色の猫がいて、2人の家までついて来たのです。

ルース・チュウという作家さんは知らなかったんですが、1970~80年代にアメリカでとても流行ったという児童書なんだそうです。「魔女の本棚」シリーズの1冊目。黒地にキラキラしてる表紙が魔女っぽくてとっても可愛い♪
読んでてびっくりしたのは、子供たちが気持ちの良いほど素直なこと。こんな子今時なかなかいないんじゃ...特にアメリカでは... と思ってしまうんですが、やっぱり70~80年代という時代だからなのかしら。きちんとしてるし正直だし、見ていて微笑ましくなってしまいます。そしてお話の方は、普通のファンタジー作品のように見えて、どこか微妙に予想を外してくれるんですね。灰色猫のアラベルに関しては、出てきてすぐに分かってしまったほどの素直な展開だったんですが、不思議な魔法の指輪が魅力的。これが持ち主も気づかないうちに勝手に魔法をかけてしまうという指輪なんです。その指輪は一体何なのか、次に何をしてくれるのか、わくわくしてしまいます。
ただ、後半ちょっと物足りなかったかな...。指輪に関してもう少しきちんとした説明が欲しかったし、敵役に関しても一体何者なのかよく分からないままで終わってしまったんですよね。あとほんの少し説明があればそれで良かったのに... それだけがちょっと残念です。(フレーベル館)


+シリーズ既刊の感想+
「魔女とふしぎな指輪」ルース・チュウ
「さかさま魔女」ルース・チュウ

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お楽しみくじの中から出てきた、 誰の指にでもぴったりと合ってしまう不思議な指輪。 その指輪を当てたシャーロットとウォルトは、 真っ黒な人影に後をつけ... » Lire la suite

Commentaires(2)

お久しぶりです♪
この本、ちょろぴよが好きでシリーズを集めていました。
が、ハハのわたしは読んでいないんですよね~~(苦笑)。
こんど読んでみることにいたします♪

わあ、ちょろいもさんだ!
お久しぶりです。お元気でしたか~?
ブログもお休み中だし、どうなさってるのかなあと思ってたんです。
ネットに気分が向かないとかそういうのだけならいいんですが。

この本、大人が手に取るにはちょっと字が大きいですしね。
ちょっとツメは甘いけど、なかなか可愛いお話でしたよ。
すぐ読めるし、ちょっとした気分転換にいいかもです。^^

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