「不思議の村のハロウィーン」高柳佐知子

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60年ぶりの満月のハロウィーンの晩。前回の満月のハロウィーンの晩の魔女の悪戯がひどかったため、今回子供たちは「お菓子をくれないといたずらするぞ!」のおふせまわりも早々に終わらせて家に入るように言われていました。しかし魔女のどんちゃん騒ぎに紛れ込んでみたいと考えたアリゼとエクレルは、魔女に扮装してホウキを持って、魔女の集まる星見丘へ。魔女が来ないうちに藪に隠れて待っていると、空は突然、ホウキに乗った魔女でいっぱいになります。ひとしきりゲームや競争をしてから地上に降り、焚き火をたいてお茶を入れ始めた魔女たち。それを見たアリゼは、藪に立てかけられたホウキを1本取って自分のホウキと取替え、「魔法入門」で覚えた呪文を唱えて空に舞い上がります。

先に読んだ「ティスの魔女読本」に出てきた魔女のティスとアリゼの出会いがこの本。空の上で困っていたアリゼを助けてくれたのがティスだったんです。でも、子供の頃に魔女のホウキで空を飛んでみたいと思ったことのある人は結構いるんじゃないかと思うんですが、こんな恐ろしい思いをするなんて想像してる人はほとんどいないと思いますねえ...。ここに登場する魔女たちの羽目の外し具合にもちょっとびっくり。物語に登場するような、いわゆる「良い魔女」「悪い魔女」とはまたちょっと違う「魔女」。これを読んでいると、本来の魔女ってこんな存在なのかもしれないなーなんて思えてきます。
そして魔女たちのハロウィーンパーティの後は、人間たちのハロウィーンパーティ。これは魔女のパーティとは全然違って、なんだかロマンティック。前後の本は読んでるので、おおー、実はこんな出来事があったのね!ってびっくりです。(河出書房新社)


+シリーズ既刊の感想+
「エルフさんの店」高柳佐知子
「ティスの魔女読本」高柳佐知子
「ハイウィロウ村スケッチブック」高柳佐知子
「アリゼの村の贈り物」高柳佐知子
「不思議の村のハロウィーン」高柳佐知子

+既読の高柳佐知子作品+
「イギリス湖水地方を訪ねて」「風のまにまにイギリスの村へ」高柳佐知子
「ケルトの国に妖精を探しに」高柳佐知子
「ナチュラル暮らしの手作り工房へ、ようこそ」高柳佐知子
「庭が仕事場」高柳佐知子

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