「源氏物語」1・2 円地文子訳

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1巻は「桐壺」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」
2巻は「賢木」「花散里」「須磨」「明石」「澪標」「蓬生」「関屋」「絵合」「松風」「薄雲」「槿」

先日与謝野晶子訳を読んだ「源氏物語」なんですが、今度は谷崎源氏が読みたいとかいいつつ、円地文子訳を読み始めてしまいましたー。これは森山さんが読まれて、とても面白かったと仰っていたもの。ちょろいもさんオススメの橋本治「窯変 源氏物語」にしてみようかなとも思ったんですが、こちらは全14巻と長いし、かなり大胆な翻案作品になっているようですしね。この2冊を読んでからにしようと思ったわけです。円地文子訳はしばらく入手できない状態になっていたのが先月から再版し始めたもの。まだ1巻と2巻しか出てません。全6巻の予定。

与謝野晶子訳に比べると、しっとりふっくらと女らしい文章。こうして比べてみると、与謝野晶子訳がかなりさっぱりとした文章だったことが分かりますねー。そして同じ章を読み比べてみると、円地文子さんの方がずいぶん長い! えっ、与謝野晶子訳にこんなのあったっけ?という部分もありました。ところどころで創作が入ってるというのはこういうことだったのか。いや、私は原文を読んだわけではないので、与謝野晶子訳では省略されてる部分というのもあるのかもしれませんが~。私としては基本的に忠実な訳の方が好ましんですけど(そうでなければ、思いっきり翻案か)、でも創作が入ってるおかげで与謝野晶子訳では唐突に思えた展開が柔らかくつながって読みやすくなっていたりしますね。さっぱりとした文章で読みたくなるような部分もあるんですけどね。(新潮文庫)


+既読の「源氏物語」の感想+
「源氏物語」+「まろ、ん?」小泉吉宏(与謝野晶子訳)
「源氏物語」1・2 円地文子訳
「窯変 源氏物語」1~3 橋本治
「窯変 源氏物語」4~6 橋本治
「窯変 源氏物語」7・8 橋本治
「窯変 源氏物語」9・10 橋本治
「窯変 源氏物語」11・12 橋本治
「窯変 源氏物語」13・14 橋本治

+既読の「源氏物語」関連作品の感想+
「東方綺譚」マルグリット・ユルスナール(雲隠)
「源氏供養」上下 橋本治
「輝く日の宮」丸谷才一
「千年の黙(しじま) 異本源氏物語」森谷明子
「紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス日本の古典」紫式部・山本淳子編

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Commentaires(2)

うんうん、円地訳にくらべると、与謝野訳って男らしい(笑)ですよね。
なんて言ってるわたしは円地訳を読んだのは高校生の頃。
文章が難しくて意味を取れずに飛ばし読みしてしまった箇所もけっこうあったような気がします。今読んだらもうすこし深く読めるかしら…。
でも、我が家には1回も開かれたことのない与謝野訳全巻がじーっとわたしを睨んでるんですけどね…。w

橋本源氏は思いっきりの翻案です。
長いですが、きっちり調べ上げて書かれているので、平安時代の生活なんかもとてもよくわかります。登場人物は非常に人間臭いです。

ほんと男らしいです!>与謝野訳
与謝野訳を読んだ時に、紫式部って実は男?なんて思ったんですが(笑)
これは与謝野訳だということも大いに関係してるのかもしれないですね。
円地さんの訳を読むと、その印象がかなり薄れてしまったので。
…慣れたせいもあるのかもしれませんが。(笑)
おお、ちょろいもさんは高校生の頃に読んでらしたんですかー。それは素晴らしい。
私はその頃は興味のカケラもありませんでしたわ…(汗)
あ、今改めて読んだら、きっとずっと読みやすく感じられるのではないかと思います。^^

橋本源氏、3巻まで入手してるんです。これから読もうと思って。
表紙が源氏物語っぽくないですね。どことなくフランス映画っぽい香りが~。
楽しみです!

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