「窯変 源氏物語」4~6 橋本治

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4巻は「花散里」「須磨」「明石」「澪標」、5巻は「蓬生」「関屋」「絵合」「松風」「薄雲」、6巻は「朝顔」「乙女」「玉鬘」「初音」。

一週間ぶりの「窯変」です。いやあ、今回も面白かった。今回は前回みたいな波はなくて、コンスタントにどれも面白かったな。特に楽しんだのは「須磨」「明石」「松風」... って、明石の女(ひと)が出てくるのばっかりだ。そういえば以前源氏物語を読んだ時は確か紫の上が好きだったと思うんですが、今回読んでて好きだと気付いたのは明石の女なんですよね。この「窯変」だけじゃなくて、与謝野晶子版でも円地文子版でも。...あ、源氏物語占いというのもあるんですよね。私は紫の上です。嬉しいけど、ちょっとおこがましい気も... 占いサイトはコチラ。私の環境だと、結果が文字化けしてしまうのだけど。
あと楽しんだのは「絵合」。源氏の君側と頭の中将(この頃は権中納言ですが)側に分かれての絵合わせの場面がとても好き。そして「乙女」の章。この章は長すぎるぐらい長いし、雲居の雁と夕霧の話はもういいよって感じだったんですが、この章最後の春夏秋冬の町に分かれている六条の院の描写がとても素敵なんです。「玉蔓」の章の源氏の君がそれぞれの女性に衣装を選ぶ場面とそれに続く「初音」も。ああ、雅だなあ。今の時代ではなかなか味わえないような贅沢ですよね。元々の源氏物語にある場面とはいえ、こんなに豊かに美しく描き出してしまうとは、橋本治さん、何者?!(中公文庫)


+既読の「源氏物語」の感想+
「源氏物語」+「まろ、ん?」小泉吉宏(与謝野晶子訳)
「源氏物語」1・2 円地文子訳
「窯変 源氏物語」1~3 橋本治
「窯変 源氏物語」4~6 橋本治
「窯変 源氏物語」7・8 橋本治
「窯変 源氏物語」9・10 橋本治
「窯変 源氏物語」11・12 橋本治
「窯変 源氏物語」13・14 橋本治

+既読の「源氏物語」関連作品の感想+
「東方綺譚」マルグリット・ユルスナール(雲隠)
「源氏供養」上下 橋本治
「輝く日の宮」丸谷才一
「千年の黙(しじま) 異本源氏物語」森谷明子
「紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス日本の古典」紫式部・山本淳子編

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