オール讀物 2008年11月号

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お目当ては、光原百合さんの「旅の編み人」。これはオール讀物に不定期連載中の潮ノ道幻想譚のシリーズ最新作です。今回の主人公は、せっかく編んだマフラーをなかなか渡せないでいる友香。電車の中で編み物をしていた女性に出会います。

「編み物をしているとどんな人でも優しく見えると思うのは、友香だけだろうか」
...あ、なんだか素敵。そう言われてみると、確かにそうかもしれないですね。実際にそう思って見たことはなかったけど...。私が電車の中で編み物をしてるのを見かけるのって、上手すぎて手の動きが既に人間に見えないようなオバサマばかりだからかしら。(笑)
いや、今回はいつも以上に切なかったです。痛いぐらい。でも最後は優しく暖かく包み込んでもらえます。ぽかぽか。丁度2~3日前から急に冷え込んでるんですけど、その今の時期に読むのにぴったりくる作品でした。

この作品は今回でシリーズの6作目。光原百合さんによると、あと1作で本にまとまるだろうとのことなんですよね。新作はもちろんなんですけど、早く全部通して読みたい! 本になる日が待ち遠しいな~。


+既読の光原百合作品の感想+
「ありがと。 あのころの宝もの十二話」ダ・ヴィンチ編集部編(「届いた絵本」)
オール讀物11月号(文藝春秋)(「扉守」)
小説NON 11月号(祥伝社)(「希望の形」)
小説推理・オール讀物・星星峡(「1-1=1」「クリスマスの夜に」「オー・シャンゼリゼ」)
「最後の願い」光原百合
光原百合ベスト3@My Best Books!
「尾道草紙」尾道大学 創作民話の会
「銀の犬」「親切な海賊」光原百合
オール讀物 2007年10月号(「写想家」)
「嘘つき。 やさしい嘘十話」ダ・ヴィンチ編集部編(「木漏れ陽色の酒」)
オール讀物 2008年11月号(「旅の編み人」)
「新・本格推理 不可能犯罪の饗宴」二階堂黎人編・オール讀物 2009年8月号(「ピアニシモより小さな祈り」「花散る夜に」)
「イオニアの風」光原百合
「扉守 潮ノ道の旅人」光原百合
Livreに、これ以前の作品の感想があります)

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