「ダルタニャン物語」1・2 A・デュマ

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1625年4月。ガスコーニュ地方の古い貴族の家に育ったダルタニャンは、父親から15エキューの金と妙な色合いの馬、銃士隊の隊長・トレヴィル宛の紹介状、そして母親からはどんな傷にも効くという万能の軟膏の作り方を伝授され、パリへと向かいます。途中、マンの町で馬のことを笑われて、笑った男たちに殴りかかるものの、逆に殴り倒され、しかも気を失っている間にトレヴィル宛の紹介状を取られてしまうという出来事もあるものの、ダルタニャンは無事にパリのトレヴィルの屋敷に辿り着き、アトスとポルトス、そしてアラミスと知り合うことに。

「三銃士」は子供の頃に大好きだったんですけど、それが「ダルタニャン物語」のごく一部だと知ったのは大人になってから。小学校の頃に読んでたのは岩波少年文庫だし、きちんとしたのを読んでみたかったんですよねえ。でも全11巻だし長いですからね。読みたい読みたいと思いつつ早何年。いえ、去年だって北方水滸伝全19巻とか窯変源氏物語全14巻を読んでるし、読めば読めないわけじゃないはずなんですけど... 長い作品には、やっぱり何かきっかけが欲しいわけです。で、先日丁度いいきっかけがあったので読んでみることに~。
いやあ、やっぱり面白かった。訳が古めで騎士のことを「武士」、剣のことを「刀」なんて言ってるし、「枢機卿」も「枢機官」になってるんですけどね。そして逆に「妹のアドレスをダルタニャンに教えた」なんて文章があって、「アドレス? URL?」なんて思ってしまったり。(笑) でもこの面白さには、全然影響しないですね。今読んでもミレディーの悪女ぶりは凄まじいし、ダルタニャンって実は結構女ったらしだったのね...とびっくりしてみたり。アトスとポルトスとアラミスも、久しぶりで懐かしかったです! これは続きを読むのも楽しみ~。

今回読んだ「友を選らばば三銃士」「妖婦ミレディの秘密」の2冊で第1部、普通の「三銃士」に当たります。私が読んでいるのは図書館にあった講談社文庫版なので、ここでリンクしているブッキング版とは違うんですが、訳者さんが同じなので多分一緒かと。そして3~5巻は第2部で「二十年後」、6~11巻が第3部で「ブラジュロンヌ子爵」。この「三銃士」の時、ダルタニャンは20歳なんですけど、第2部ではいきなり40歳になっちゃうってわけですか。びっくり! 次は3~5巻を借りて来ようっと。(講談社文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「ダルタニャン物語」1・2 A・デュマ
「ダルタニャン物語」3~5 A・デュマ

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Commentaires(4)

 こんばんは〜。
 三銃士、僕もちゃんとしたのは読んだ事がないのですが、ダルタニアンはアニメの影響でか、大好きでしたね。でも、大きくなるまで、ダルタニヤンって「三銃士」の一人だと何故か思い込んでいて、アトス、アラミスとダルタニヤンだと信じていました。ゴメンねポルトス。
 三銃士といえば「二人のガスコン」という佐藤賢一の作品も、なかなか面白かったですよ〜。
 

樽井さん、こんにちは~。
そうか、アニメもあったんですね。そちらは残念ながら見てないんです。
あ、ポルトス! 派手好きで見栄っ張りなポルトス!
自分が抜けてると知ったらさぞかし嘆くことでしょう。(笑)
でも私も最初に本を読んだ時、4人いるのに三銃士って…?って不思議になりました。
そういえば、「四銃士」って映画もあったような気がしますが…

「二人のガスコン」って、ダルタニャンとシラノ・ド・ベルジュラックですよね!
エドモン・ロスタンの「シラノ・ド・ベルジュラック」も面白かったんですよねえ。
そうかあ、面白いですか~。
調べてみたら、この2人って年も近いんですね。
そして「二人のガスコン」は、2人が30歳ぐらいの時を描いた作品のようで。
いきなりダルタニャンが40歳の第2部よりも、そっちを先に読むというのも手かも?
ああ、でもこちらを読み終えてからの方がいいかしら。
悩ましいです。(笑)

 あ、映画の四銃士見ましたよ。
 けっこう濃い顔のメンツが多くて(リシュリー卿含めて)、、テレビで細切れにみたら誰がだれやらだったような。。。「二人のガスコン」に限らず佐藤賢一はなかなかいいですよ〜。本当いうと、彼が今書き出している十数巻組のフランス革命物語も読んで見たいんですが、フルハードカバーとなっているのでちょっと二の足を踏んでいます。文庫になったら買うかも知れませんが、あのぶあつさが十数巻と思うと。
 四季さんも大量に本を仕入れてられるようですが、整理とかはどうされていますか?

ご覧になってらっしゃいましたか。>四銃士
さっきDVDのとこを見てきたんですけど、確かに濃いそう…!
しかもみんな同じような服装なので、見分けるのが大変そうです。(笑)
あ、佐藤賢一さんは、「英仏百年戦争」だけ読んでるんです。あれは面白かったです~。
ただ歴史小説は物によっては微妙かも…と聞いたので(言ったのは佐藤賢一ファンの方ですが)
ちょっと二の足を踏んでしまって。そうですか、やっぱりいいですか~。
「史実の三銃士」なんて本も出てるし、そちらも気になります。

フランス革命物語、十数巻組になるんですか!
塩野さんの「ローマ人の物語」みたいなものなんですね。その2つだけでもすごい量になっちゃう。(笑)
あ、私は買うのは基本的に文庫ばかりで、ハードカバーは図書館頼りなんです。
これは手元に置いておきたい!(しかも文庫にならない)と思う本ならハードカバーも買いますが
そういうのに限って絶版で入手が難しいのが多かったりします…

部屋の壁面1つが文庫専用本棚になってるので、それで結構収納できるはずなんですが
それでも溢れ出しそうになってますよー。あとそれとは別に本棚が4つ。
手元に置いておくのはそこに入る量で十分、と思ってるし、積むのも嫌なので(探せない…)
ハミ出さないように常に厳しく取捨選択です。(^^ゞ

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