「あたしをとらえた光」「あたしのなかの魔法」ジャスティーン・ラーバレスティア

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「あたしと魔女の扉」の続編の「あたしをとらえた光」と、3部作最後の「あたしのなかの魔法」。

んんー、一応面白かったと思うんですけど...
この作品ね、裏表紙のあらすじも巻末の解説もネタバレしまくってるんです。私は普段から解説は最後に取っておくタチだし、2冊目3冊目のあらすじは事前に読まなかったので、本当は被害に遭わずに済むはずだったんですけど... 読もうと思って本を開いた時にふと開いたページが解説のページで! しかもそこには大きなサプライズがバラされていて...! 一瞬だったのに目に焼きついてしまいましたよー。いやーっ。ネタバレ警告があったとしても無駄だったと思うんですけど、その警告すらないんですから。(こういうことがあるから、「警告さえしたらネタバレしてもいい」とは単純に思えません!)
本のあらすじや解説でネタバレというのは前々からある話なんですけど、最近特にネタバレに対する意識が低下してやしませんかね? 1巻の解説はネタバレ警告されてるからまだいいとして(でもちょっと中途半端だと思う)、2冊目の解説なんてハリー・ポッターの1巻の核心部分にまで抵触してるんですよー。そういう超有名人気作品、しかも1巻のことなら、みんな知ってて然るべきものなんですか? そして、たとえ解説を書く人がうっかりしてたとしても(人間なんだから、誰だってうっかりすることってありますよね)、そういうのって出版社のレベルで止めるべきなのでは? 読者がブログやサイトでネタバレするのだって問題だと思いますけど(最近ネタバレしてるブログがよく目につくんだな)、そういうものに対しては、まだ「見ない」という自衛手段も講じられるというもの。でも出版社自らネタバレをしてくれた日にはー。
そういえば、先日読んだベルンハルト・シュリンクの「帰郷者」も、本についてるあらすじはネタバレだと思うんです。終盤のサプライズをあっさり書いてくれてるんですもん。ネタバレって、ミステリのトリックとか最後の最後の核心部分だけじゃないですよね? これから読む人の興を殺ぐようなことするのは、やっぱり礼儀違反だと思います。もちろん個人によって感覚が違う部分なので徹底するのは難しいことですけど、読者だって日々気をつけなくちゃいけないことだし、ましてや出版社だけは絶対やっちゃいけないことだと思います。プロなんだから!

でね、この作品、面白かったんですけど、最後の展開がちょっと期待とは違う方に行ってしまって... これじゃあスーパーサイヤ人じゃないですか。(笑) 私としては、もっと違う感じで頑張って欲しかったなあ、と思ったり。その辺りがちょっと残念でした。(ハヤカワ文庫FT)


+既読のジャスティーン・ラーバレスティア作品の感想+
「あたしと魔女の扉」ジャスティーン・ラーバレスティア
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