「魔使いの秘密」ジョゼフ・ディレイニー

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寒くて暗い11月の晩、魔使いの鐘が鳴ります。それは魔使いに仕事を頼む合図の鐘の音。しかしトムが外に見に行くと、そこには農夫ではなく、左手に杖を持った背の高い黒いフード姿の人物が立っていました。ここから一番近くに住んでいる魔使いは、トムの兄弟子にあたるビル・アークライト。咄嗟にそのアークライトなのかと思うトムでしたが、男は名乗ろうとはせず、トムに師匠宛ての手紙を渡します。それはかつて魔使いの弟子だった男で、しかし結局魔使いにはなれなかったモーガン。手紙を読んだ師匠は、翌日アングルザークの「冬の家」に行くと宣言します。

魔使いのシリーズの第3弾。
「魔使いの呪い」でも少し触れられてたんですが、今回は題名通り、魔使いの秘密が本格的に明かされることになりました。そしてそのことに密接に関係する出来事も起きることに。これまでも、魔使いって最終的には甘いというか優しいよなーと思ってたんですけど、今回はほんとズバリその印象通りの人物像です。トムには散々厳しいことを言ってるけど、それはやっぱり同じ轍を踏ませたくないという親心なんでしょうね。なんて思ってみたり。愛想が悪く見えてても、実は人一倍愛情たっぷりな人間だということがよく分かります。魔使いになると決める時には、今のトム以上に逡巡したかもしれないですね。そして今回も白黒がはっきり分けられない部分が多かったです。今までのアリスがまさにそうなんだけど... そんなアリスだからこそメグのことが誰よりも理解できるのかも。
トムのお母さんとメグって、もしや何か他にも共通点があったりするのかしら...? 続巻も楽しみ♪(創元ブックランド)


+既読のジョゼフ・ディレイニー作品の感想+
「魔使いの弟子」「魔使いの呪い」ジョゼフ・ディレイニー
「魔使いの秘密」ジョゼフ・ディレイニー

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