「レオンとポテトチップ選手権」上下 アレン・カーズワイル

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5年生が始まる前の晩、いつになくうきうきとした気分だったレオン・ザイゼル。学校の用意も「カボチャ頭」の用意も完璧で、レオンの気分は10のうち8。しかし学校が始まると、その気分計は徐々に低下し始めます。カボチャ頭の人形は上手く作動せず、いじめっ子のランプキンに手首と頭を万力のように締められ、その後ゴミ缶の中に頭から詰め込まれてしまい...。しかしどん底まで落ちてしまっていた気分は、ナポレオンにもらった珍しいポテトチップで少し上昇。レオンは最近ポテトチップのコレクションも始めていたのです。

タクシー運転手のコレクションはナポレオンと出会った時点で一段落してしまったようなんですが、今のレオンのコレクションはポテトチップの空き袋。そして5年の担任の先生は理科のスパークス先生で、なんと1年間ポテトチップの研究をすることに決定。そしてカボチャ頭の人形がなぜ動かないのか考察した3人の出した結論と、動かすために必要なものを得るための手段は、ポテトチップ選手権に出場すること。レオンはトリビアのためにポテトチップにまつわる様々な雑学を覚えて、味覚テストのためには手に入る限りのポテトチップを分類・整理していくことになります。そんなポテトチップ尽くしの物語。大人も楽しめる児童書、というのも最近多いんですが、これはどちらかといえば、純粋に童心で楽しむ児童書かも。1年間授業がポテトチップのことばっかりだなんて羨ましい~楽しそう~、なんてわくわくしながら読むのが相応しい気がします。

こんなマニアックなポテトチップ話を書く作者のアレン・カーズワイルも、やっぱりマニアックな人なんでしょうねえ。きっとコレクター体質に違いないです。以前カーズワイルの「驚異の発明家(エンヂニア)の形見函」も読んだんですけど、それもこんな風にマニアックでコレクターな作品だった覚えがあるし...。とは言っても、そちらの作品は、実はほとんど覚えてないんですが。年の瀬の慌しい時に読んでしまったせいなのか、文章がイマイチ合わなかったのか、期待したほど楽しめなかったんですよね。しかも、そのまま感想も書きそびれてしまって。今読んだら、またもうちょっと違う感想が出てくるのかなあ。あまりにも忘れてて情けないので、いずれリベンジしてみようと思ってます。その時は、図書館が舞台の「形見函と王妃の時計」も読めるといいな。そちらは図書館が舞台だったはずだし。(創元ブックランド)


+既読のアレン・カーズワイル作品の感想+
「レオンと魔法の人形遣い」上下 アレン・カーズワイル
「レオンとポテトチップ選手権」上下 アレン・カーズワイル

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