「炎をもたらすもの」「闇の月」「夏星の子」メレディス・アン・ピアス

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かつて神聖なる丘の聖なる泉のほとりに暮らしていたユニコーンたちは、ワイバーンに故郷の土地を奪われ、流離いの末に、現在住む谷へ。それ以来ユニコーンたちは、いつか自分たちを故郷に連れ戻してくれるという予言の「ファイアブリンガー(炎をもたらすもの)」の出現をひたすら待ちわびていました。そして今、ユニコーンを率いていたのはカラー王とその息子・コーア王子。コーア王子の息子・ジャンはようやく6歳になったばかりの、そろそろ青年になろうというユニコーン。まだまだ悪戯好きの子供で、平気で掟を破る問題児で...。

ファイアブリンガーの3部作。↑に書いたのは1冊目「炎をもたらすもの」のあらすじです。主人公はユニコーンの王子。ユニコーンの他にもワイバーン、グリフィン、パンがいるような異世界が舞台。1冊目で主人公の成長があり、2冊目でぐんと世界が広がり、3冊目で他者理解が深まるって感じでしょうかー。1冊目は主人公の成長物語だし、ちょーっとありきたりな感じなんですけど、人間ではなくユニコーンが主人公なのはどうしてだろうと思ってたんです。2冊目を読んでその理由がよく分かりましたよ。なあるほど!
各種族にそれぞれの創世神話が語り継がれていて、英雄伝説や大きな出来事が語り部によって歌い継がれていて、それぞれに歴史や古いしきたりがあるんです。最初は自分たちの種族が一番神に愛されてると思い込んでいても、実際はそうではないことに気づいて、他の種族にはその種族の価値観があることを知り、お互いを尊重することを学ぶことになります。もちろん同じ種族の中でも価値観は様々。2冊目3冊目で大きな秘密があることが分かって、それが妙に長く引っ張られるんですよね。それがあんまり好みじゃなかったというのはあるんですけど... ここまですると誰を信用すればいいのか分からなくなってしまうし、あんまり感心しなかったんですけど... それでも他者の価値観に触れるという意味では、この出来事にも十分意義があったのかも。神話が生きているのを感じられる世界観は好みだし! 1冊目よりも2冊目3冊目とぐんぐん世界が深まっていくのが良かったです。(創元ブックランド)


+既読のメレディス・アン・ピアス作品の感想+
「ダークエンジェル」メレディス・アン・ピアス
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