「リディアのガーデニング」サラ・スチュワート文・デイビッド・スモール絵

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お父さんに長いこと仕事がなく、お母さんに仕立物を頼む人もいなくなってしまったので、暮らし向きが良くなるまでのしばらくの間、リディアは町でパン屋をしているおじさんのところに行くことになります。リディアはガーデニングが大好きな女の子。そしておじさんの家に行ったら、パン作りを教わりたいと思っていました。

先日読んだ「エリザベスは本の虫」と同じペアによる絵本。なんでかなと思ったら、このお2人ご夫婦だったんですね! 道理で~。サラ・スチュワートは小さい頃から図書館とお祖母さんのお庭が大好きだったそうで、それでこういう作品ができるというわけなんですね。^^
いつもむっつりしていて、全然「にこり」ともしないおじさんと一緒に暮らすことになるリディア。そんなリディアの手紙だけでできているお話です。おじさんの家に行くまでは、おじさんへの手紙、おじさんの家に行ってからは、お父さんとお母さんとおばあちゃんへの手紙。「エリザベスは本の虫」は、本好きさんの心をむぎゅっと鷲掴みしてくれるような絵本でしたが、今回は園芸好きさんの心を鷲掴みしてくれます。...というより。全部のベクトルが本に向かっちゃってるエリザベスに比べて、リディアはもっとバランスの良い健康的な女の子なので、もっと一般的に好まれるかも。(笑)

「エリザベスは本の虫」でも思ってたんですけど、絵がほんと雄弁なんですよねえ。むしろ文章よりも絵の方が語っているかもしれません。絵を見てるだけでもお話の筋は十分分かるはずだし、リディアの笑い声とか街のざわめきとか、聞こえてくるような気がするんですもん。登場人物たちの表情も豊かだし、遊び心も~。という私が一番好きなのは、おうちに帰る場面の絵。これは本当に何度見てもぐっときます。^^

「ガーデニングに終わりなし」という言葉は確かに! ああ、耳が痛いです。(笑)(アスラン書房)


+既読のサラ・スチュワート・デイビッド・スモール作品の感想+
「エリザベスは本の虫」サラ・スチュワート文・デイビッド・スモール絵
「リディアのガーデニング」サラ・スチュワート文・デイビッド・スモール絵

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ファージョンじゃないのに出てきちゃいました(笑)。

「エリザベスは本の虫」も好きなのですよ、でもこっちの方がもっと好き。
種をまいて芽が出て花が咲いて・・そんな幸せが、ゆっくりとみんなに広がっていくようで読むたびに幸せな気持ちになれます。←ゆっくりとみんなに・・・ここに下線を引きたい(笑)。本当に絵が雄弁に語っています。
そして、おうちに帰る場面の「むぎゅー!」でクライマックスになるのです(笑)。

もちろんファージョンじゃなくても大歓迎でございます。^^

「ゆっくりとみんなに」というのは本当にそうですね。
そもそも種から育てて花を咲かせるという作業自体が、ゆっくりしたものですものね。
花が咲いた時のリディアの幸せそうなこと!
お店のエマとエドの笑顔も良かったなあー。お店のお客さんまでなんだか楽しそう。
最後の「むぎゅー!」は、ほんといいですね。ぐっときます。
おじさんのあのメガネがメガネに見えなくて~。というのは偶然かもしれませんが。(笑)
あの場所も、最初町に着いた時とはまるで違う場所みたい。

ただね、リディアの手紙に「パン作りを教わりたい」という言葉はあるんですが
おじさんがパン屋だというのは一度も書かれていないんですよね。
絵にも「BAKERY」って何度もあるんだけど、日本語では何もなし。
あらすじを一切読まないで読み始めた私は、最初意味が分からなくて困りました…
その辺りだけがちょっと。まあ、読んでいくうちに自然に分かることなんですけどね。(笑)
子供が1人で読んだら、どうなのかな?

やっとこの絵本読みました。
わたしも「エリザベスは本の虫」よりこちらのほうが好きになってしまいました。
ほんとに絵が語っているんですね。
文章が手紙だけ、というのもとっても素敵でした。
おうちに帰る場面、感無量でした。ステキな絵本に出会えて幸せです~。

ふふふ、読まれましたね~。素敵な絵本ですよね。
文章ももちろんいいんですけど、絵が本当にいいですものね。
絵だけでも、ここまで語ってくれるものなんだなあってちょっとびっくりしました。
こういう絵こそが、本来絵本に相応しいのかもしれないですね。

おうちに帰る場面は最高ですね。
お花が満開のところも綺麗なんですけど、こっちの方が遥かにぐっときます。^^

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