「絵本のつくりかた2 みづゑのレシピ」

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先日酒井駒子さん絡みで読んだ「絵本のつくりかた」の2です。こちらの副題は「フランスのアーティスト10名が語る創作のすべて」。副題通り、フランスの絵本がいっぱい! 「アーティスト10名が語る」となってますが、もう既に亡くなってる方の絵本も紹介されてるので、絵本作家さんとしては全部で15人。でもその名前だけを出しても、分かりにくいので...(笑) 見つかる限りの本の書影を出してみました。

まずは第1章、「忘れることのできない素敵な昔の絵本たち」。ここで紹介されているのはアンドレ・エレ、ジャン・ド・ブリュノフ、レオポルド・ショヴォー、ナタリー・パラン、フェオドール・ロジャンコフスキー。

   

一番惹かれたアンドレ・エレの絵本の表紙がないのが悲しいですが~。おもちゃ箱の中の人形たちが遊んでいるみたいな、可愛くて賑やかで楽しい雰囲気の絵なんです。ドビュッシーの楽譜に絵をつけたりもしてたみたい。でも邦訳されたのは、どうやら「ノアのはこぶね」という本だけらしく...。図書館に蔵書があるようなので、さっそく予約を入れてみましたが! と思ってたら、こんなページを見つけました。あとこんなのも。改めて見ると、なんだかコミックっぽい絵ですね。
ぞうのババールシリーズは、実際にはほとんど読んだことないんだけど、でも可愛いですよね。どうやらフランス語版は筆記体風の文字になってるようで(手書き?)、その柔らかい雰囲気が絵にぴったり。元々はお母さんが息子のために作ったお話を、画家のお父さんが絵本に仕立てたんだとか。やっぱりそういうのは基本なんだな~。

そして第2章、「絵本が生まれるところ」。ここで紹介されているのは、アネット・チゾン&タラス・テイラー、アン・グッドマン&ゲオルグ・ハレンスレーベン、リリ・スクラッチィ、ジョエル・ジョリヴェ、アンドレ・フランソワ。リリ・スクラッチィの邦訳絵本は見つかりませんでしたが...。

   

この中で一番好きなのは、バーバパパシリーズ。最初はペンと水彩画で描いていたけど、印刷すると黒い線が鮮明に出ないので、黒いふちどり線を描いたら一旦それを透明なシートにプリントしておいて、別の紙に彩色した絵に重ねて完成、という手間のかかる作業をしてるんだそうです。そして最初にバーバパパを描いたその日にたまたま赤鉛筆しか持ってなかったから、バーバパパはピンクになったんですって。(笑)
リサとガスパールも可愛いですね。でも私、この2人のことをずーっとウサギだとばかり思ってたんですけどーーー。リサとガスパールは何の動物なのかという質問に、「いたち? うーん、犬でもないし...」だなんて! うわあ、衝撃的事実だ。
それにしても、緻密に計算されているバーバパパシリーズに、大胆な勢いで描かれてるリサガスシリーズ。なんだかとっても対照的です。実際、絵のタッチも全然違うしね。

そして最後の第3章は「もっと深く絵本を知る」。リオネル・コクラン、ポール・コックス、エマニュエル・ピエール、グレゴワール・ソロタレフ、トミ・ウンゲラーの5人。

    

エマニュエル・ピエールの絵本は見つかりませんでしたが、「すてきな三にんぐみ」は有名ですね。このトミ・ウンゲラーが、結構アダルト~なものにも携わってると知ってびっくり。でも、この辺りのアーティストたちは、私はあんまり馴染みがないので、なんとも... えへへ。(美術出版社)


+シリーズ既刊の感想+
「絵本のつくりかた1」「Pooka+ 酒井駒子 小さな世界」
「絵本のつくりかた2 みづゑのレシピ」

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