「ことりのオデット」ケイ・フェンダー文・フィリップ・デュマ絵

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パリのチュイルリー公園の木が若葉をつけた頃。卵からかえったばかりの小さなひなが巣からはみだして、くるくるくる... 落ちていったのは、おじいさんの帽子の上。ことりはおじいさんの帽子にしがみつき、おじいさんは何も知らずに地下鉄の通路へ。やがておじいさんはいつもの場所に腰をおろしてアコーディオンを弾き始め、やがてことりに気付きます。巣に返してやろうにも、地下道のどこにも巣は見つからず、おじいさんはことりにオデットという名前をつけて、一緒に暮らし始めることに。

毎日アコーディオンを奏でているものの、孤独で少し気難しくなっていたおじいさん。そんなおじいさんがオデットと出会い、一緒に暮らすようになるうちに、だんだん楽しい笑顔を取り戻すというお話。リンク先は普通のアマゾンのページですが、画像は洋書のとこから借りてます。どこか懐かしい優しさのあるタッチで、パリの四季を背景に、オデットとおじいさんが描かれていきます。これは... 基本は水彩画なんでしょうね。でもどこかコミック的な絵も混ざってたりして、ことりのオデットの表情はどれもユーモラス。
おじいさんとオデットがまるで本当の親子のようなんですが、じきにオデットはおじいさんから巣立つ日を迎えて... 絵を見てると、おじいさんがだんだんと舞台から退場してしまう感じなのがとっても切ないんだけど... おじいさんの優しさはもちろんなんですが、それ以上に無邪気なオデットの姿に、なんだか救われるような気もして~。とっても素敵な絵本です。(冨山房)

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