2004年12月 Archive

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他のサイトさんよりも既にかなり遅いんですけど、こんなに早くランキングを決めたのは実は初めて! いやー、その年が終わってからじゃないと、ランキングって考えられないんですよね。...なーんて言っても言い訳に聞こえますね。去年も確か春頃にようやくだったし...(^^;。(自分の中で1つのイベントとして確立してないせいかと・笑)

ということで、2004年に読んだ本のうち、一番印象に残った作品はコレ!
タニス・リーの「闇の公子」です。なんともゴージャスなファンタジー。同じタニス・リーの、「白馬の王子」や「ドラゴン探索号の冒険」といったコミカルな作品もとても楽しかったんですが、やっぱり一番は平たい地球のシリーズ。もう本当にこの耽美で絢爛なこの世界には圧倒されました。久々に全作品を制覇したいと思わせてくれた作家さんでもあります。でも絶版が多くてなかなか入手が難しいんですよね...。出し惜しみしながら読んでるんですけど、手元にあと3冊しかなくてカナシイです。

そして2位から5位は、下記の通りです。
2位 「夜のピクニック」(恩田陸)
3位 「アヴァロンの霧」全4巻(マリオン・ジマー・ブラッドリー)
4位 「ツ、イ、ラ、ク」(姫野カオルコ)
5位 「彩雲国物語」(雪乃紗衣)
 

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取り上げられているのは、ルドヴィヒ2世、ゲオルギー・イヴァーノヴィッチ・グルジエフ、ロベール・ド・モンテスキュー、ウィリアム・ベックフォード、ジル・ド・レエ、サンジュスト、ヘリオガバルスという、3世紀から20世紀までの異端とされる7人の人物。同じ澁澤氏による「世界悪女物語」の男性版といったところでしょうか。ヴィスコンティ監督の映画で有名になったルドヴィヒ2世なんかは結構知ってたんですけど、全然名前を聞いたこともない人もいて、でもなかなか面白い人物が揃っていて楽しかったです。それぞれに写真や肖像画、彫像などが掲載されているというのも嬉しいところ。素直にハンサムだなあと思う人もいるんですけど、「えっ、この顔でそんなにモテたのかっ」なんて思っちゃう人も...。(殴)(河出文庫)


+既読の澁澤龍彦作品の感想+
「私のプリニウス」澁澤龍彦
「異端の肖像」澁澤龍彦
「夢のある部屋」澁澤龍彦
「澁澤龍彦初期小説集」澁澤龍彦
「夢のかたち」「オブジェを求めて」「天使から怪物まで」澁澤龍彦
「高丘親王航海記」澁澤龍彦
「東西不思議物語」澁澤龍彦
Livreに「世界悪女物語」「幻想博物誌」「夢の宇宙誌」「フローラ逍遥」の感想があります)

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2000年も昔に、古代ローマの博物学者プリニウスが記した「博物誌」全37巻。その「博物誌」から、澁澤龍彦氏が興味のある部分をランダムに紹介していった本。
この本で一番可笑しかったのは、プリニウスのことを引用魔だと言ってる割に、澁澤氏の引用も相当なこと。アリストテレスやヘロドトスの丸写しだと言いながら、澁澤氏も「博物誌」を丸写ししてたりしませんか...?(笑) とは言っても、引用するだけでなく、それらの引用に対するツッコミも充実。「博物誌」は読んでみたいけど、本格的に読もうと思ったら物凄く大変だし、これは丁度いい入門編にもなりますね。それにしても、絶対存在しないと思えるようなものでも、まことしやかに語られてるのって、ほんと面白いなあ。
で、この中に、一本脚でぴょんぴょん飛んで移動するという単脚族の話が登場するんですよね。暑くてたまらない時には地面に仰向けになって寝て、足で影を作って涼むって... これはどこかで読んだことが! しかも挿絵もあったはず。やっぱりナルニア? だとしたら、「朝びらき丸東の海へ」かしら? 手元に本がないから確認できなーい。(河出文庫)


+既読の澁澤龍彦作品の感想+
「私のプリニウス」澁澤龍彦
「異端の肖像」澁澤龍彦
「夢のある部屋」澁澤龍彦
「澁澤龍彦初期小説集」澁澤龍彦
「夢のかたち」「オブジェを求めて」「天使から怪物まで」澁澤龍彦
「高丘親王航海記」澁澤龍彦
「東西不思議物語」澁澤龍彦
Livreに「世界悪女物語」「幻想博物誌」「夢の宇宙誌」「フローラ逍遥」の感想があります)

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44歳にして突然スノーボードを始めた「おっさんスノーボーダー」こと東野圭吾さんのエッセイ集。もうほんと、スノーボードに始まりスノーボードに終わるんですけど(途中、サッカーのワールドカップ観戦やカーリング奮闘記なんかもあるんですけどね)、いや、楽しいです。まあ、こんなにハマちゃって... と読んでいて微笑ましくなってしまうほど。それに、作家東野圭吾とは、こんな人だったのか!というのも楽しめます。まあ、今までにも「あの頃ぼくらはアホでした」みたいなエッセイ作品はあったので、楽しい方だというのは分かっていたのですが♪ 読みながら、やっぱり大阪人のノリだなあと嬉しくなってみたり。(笑)
それにしても、巻末の写真、かっこいい! 2年でこんなに滑れるようになるのかー。さすが仕事そっちの(以下略)。...あ、黒田研二さん、二階堂さん、貫井さん、笠井さん、京極さんなど、作家さんの名前が登場するのも楽しいです。(実業之日本社)


+既読の東野圭吾作品の感想+
「ちゃれんじ?」東野圭吾
「さまよう刃」東野圭吾
「黒笑小説」東野圭吾
「容疑者Xの献身」東野圭吾
「さいえんす?」東野圭吾
「夢はトリノをかけめぐる」東野圭吾
「赤い指」東野圭吾
「たぶん最後の御挨拶」東野圭吾
Livreに、これ以前の全作品の感想があります)

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副題通りの、幻獣をモチーフとした短編集。寓話っぽいのから現代小説風、SFまで幅広いです。タニス・リーなら、私はやっぱり現代風の作品よりも、寓話っぽいのとかファンタジー色の強いのが好きだなあ。でもユニコーンやゴルゴン、ドラゴンといった本当の幻獣も登場するんですけど、猫やカラス、猿といった普通にいるような動物も登場するんですよね。で、そちらの方が、むしろ幻想味が強いようなのが不思議。や、猫は分かるんですけどね。猿がね。(笑)
で、この本、クリムトを彷彿とさせる表紙も綺麗なんだけど、中のモノクロームのイラストがまた物凄く綺麗なんですよー。これを描いてらっしゃるのは、加藤俊章さんという方なんですね。公式サイトはこちら。ここのWorkのコーナーの白黒の女性のイラストみたいなの、大好き! 他のイラストも色々と見てみたいなあ。(ハヤカワ文庫FT)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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サラ金の借金が膨れ上がって取立屋に追われるようになり、勤め先の親方を殴って金と車を持ち出した主人公。最早自分に残されているのは自殺しかないと思いつめるのですが、ことごとく失敗。そして、知らない間に車に乗り込んでいた少年の家が金持ちらしいと知って、突発的に誘拐を企てるのですが、実はその子供の親は... という話。自殺をしようとしながら失敗ばかりしてるところは、なんだか吉本新喜劇的な面白さ。これは楽しくなりそうだー、と期待したのですが... うーん、期待したほどではなかったなあ。きっと主人公と少年のほのぼのぶりや、ドタバタ劇が魅力なんでしょうけどね。主人公と少年の2人よりも、やくざの場面の方が面白かったし。「仲良し小鳩組」もそうだったけど、この人の書くやくざっていい味出してますね。(双葉文庫)


+既読の荻原浩作品の感想+
「誘拐ラプソディー」荻原浩
「母恋旅烏」荻原浩
「神様からのひと言」荻原浩
Livreに「オロロ畑でつかまえて」「なかよし小鳩組」「ハードボイルド・エッグ」の感想があります)

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コピーライターを目指していたアサグレ青年の猫との同居生活を描いたファンタジックな自伝的青春小説。思いがけず猫の「お父さん」にされてしまったアサグレ青年の、ほのぼのほんわかした猫との生活が、何とも言えずいい感じなのです。もうほんと、猫たちが可愛いし♪ (最初の太った猫は、「耳をすませば」のムーンかと思いましたが... 笑)
笑いあり涙あり... というより、にっこりしたりしんみりしたり、って感じで、なかなか良かったです(^^)。でもこの本は一応フィクション。どこからどこまでが本当なのかな? 猫に関する部分は、かなりの比率で本当なのではないかと思うのですが~。


+既読の浅暮三文作品の感想+
「ラストホープ」浅暮三文
「嘘猫」浅暮三文
「実験小説 ぬ」「石の中の蜘蛛」浅暮三文
「夜聖の少年」浅暮三文
Livreに「ダブ(エ)ストン街道」の感想があります)

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