2006年4月 Archive

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あまりの出来の良さから盗作が相次いだという「あなたの年齢当てます」に始まり、「わたしを見かけませんでしたか?」「話し手の言い分」「聞き手の言い分」「ヒモをためてますか?」などなど全19編のエッセイが収められた本。夜中に台所で僕は本を読みたかったのkeiさんが、先日のたらいまわし企画「"笑"の文学」で挙げてらした本です。(記事

なるほど、こういうユーモアだったんですね~。全部読み終えてみると、やっぱり「あなたの年齢当てます」が一番面白かったです。冒頭はこんな感じ。

このごろの建物の会談は、むかしより勾配がきつくなったように思う。けこみが高くなったのか、段数が多いのか、なにかそんなことにちがいない。たぶん一階から二階までの距離が年々伸びているせいだろう。そういえば、階段を二段ずつ登るのもめっきりむずかしくなった。いまでは一段ずつ登るのがせいいっぱいだ。

もうひとつ気になるのは、近ごろの活字のこまかさである。両手で新聞をひろげると新聞がぐんぐん遠くへ離れていくので、目をすがめて読まねばならない。
つい先日、公衆電話の料金箱の上に書いてある番号を読もうと後ずさりしているうちに、気がついたら、ボックスから体が半分外へはみだしていた。この年でめがねなんて考えるだけでもばかばかしいが、とにかく新聞のニュースを知りたくても、だれかに読んで聞かせてもらうしかなくて、それではどうも物たりない。最近の傾向なのか、みんながひどく小声でしゃべるので、よく聞き取れないのだ。

こんな調子でどんどん進みます。この「あなたの年齢を当てます」にだけ、味のある挿絵が入ってるのが、またいいんですよねえ。淡々とした語り口の中には、実に皮肉っぽいユーモアがたっぷり。やっぱりこの「淡々とした」というところがポイントでしょう。(笑)
他の章も悪くないんですけど、やっぱり「あなたの年齢当てます」がずば抜けてるかな。この場合、読み手である私が男性じゃないというのも関係ありそうですけどね。世の中の奥さん連中を題材に取っている、「全く女ってやつは」という文章が多いので。男性、それも既婚の中年男性が一番楽しめそうな気がします。(ハヤカワepi文庫)

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美和と絵梨が、創作ビジューのブランド「クレソプレーズ」を立ち上げて2年。「クレソプレーズ」は細々ながらも順調に業績を伸ばし、固定ファンもつき始めていました。もっぱら絵梨が創作し、美和は納品や事務作業全般の担当。奔放な絵梨と生真面目な美和は、対照的ながらも仲が良く、実は幼稚園以来30年弱の付き合いなのです。そして2人の間にいるのは、まだ少年のミチル。

「月の石」「アクアマリン」「赤瑪瑙」「クレソプレーズ」「真珠」という5つの章に分かれており、それぞれに美和、ミチル、絵梨、ミチル、美和と視点が入れ替わっていく連作短編集。
野中柊さんの本を読むのは初めてです。実は名前も知らなくて、前知識が全然ない状態で読んだんですけど、これがなかなか良かったですー。読み始めた時は、2人の女性が天然石のビーズのアクセサリーを作って販売しているという辺りで、安っぽく感じられてしまったんですが(そんなに書き散らされた設定というわけでもないのに、手垢がつきまくってるような気がしちゃって)、読んでるうちに印象が徐々に変化。例えば、作ったものを「商品」ではなく「作品」と呼ぶ2人に対して、冷ややかな笑みを浮かべる店主もいるというくだりもリアルだし、その双方の気持ちが実感として分るだけに、この作品のビーズやアクセサリーが単なる小道具ではなくなったという感じでしょうか。読み終えてみると、天然石のひんやりとした感触がぴったりくるような、静かな印象の素敵な作品でした。
沢山の死や別れの影がまとわりついていて、それも「静」のイメージを強くしていて、全体的にどこか物哀しい雰囲気なんですけど、その中で美和の存在がとてもふんわりと暖かく感じられて好きでした。彼女は、絵梨のわがままも、ミチルの若さも、難なく受け止めてしまえる包容力を持った存在。彼女自身にも、夫に恋人がいることが分かったり、実は色々とあるんですけどね... 読み終えた後も彼女の部分が読みたくて、なんとなくページを繰り続けてました。この心地よさは何なのかしら。

ただ、「クレソプレーズ」という言葉だけは、どうしても違和感。これは青林檎のような緑色をした天然石のことなんですが、私にとってその石は、あくまでも「クリソプレーズ」であって、「クレソプレーズ」ではあり得ないんですよね。まあ、野中柊さんにとっては、どうしても「クレソプレーズ」だという拘りがあるのかもしれないですが... 新井素子さんの「星に行く船」のシリーズの彼女が「レディ」ではなく「レイディ」であるように、ですね。(角川書店)

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彩雲国シリーズ10冊目! 読むのがすっかり遅くなっちゃいましたが、それはなんとサイン本を頂いていたため!
Uさん、いつも本当にありがとうございます。
この「藍より出でて青」は「朱にまじわれば紅」」以来の外伝で、「王都上陸! 龍蓮台風(タイフーン)」「初恋成就大奔走!」「心の友へ藍を込めて-龍蓮的州都の歩き方」「夢は現(うつつ)に降りつもり」の4編が収められています。「藍より~」という題名の通り、龍蓮がかなり前面に出てきていて嬉しい♪ そして今回も笑えるポイント満載でした。(これも笑いの文学ダ!)

そして龍蓮が前面に出てきてるのは、「王都上陸! 龍蓮台風」と「心の友へ藍を込めて-龍蓮的州都の歩き方」の2編。
「王都上陸! 龍蓮台風」は、国試最終筆記試験・会試を受けて、及第発表を待つ間のお話。当然といえば当然ですが、この時から龍蓮は龍蓮だったんですね。秀麗と影月はもちろん、同じ時に試験を受けた人たちも可哀想に... とは言っても、これだけの騒ぎになってもまだ黄奇人や紅黎深の時には及ばないというのが凄まじいです。
そしてここで改めて気付いたのは、楸瑛が龍蓮のお兄さんだということ! いや、一応そうだとは知ってたんですけど... 藍家のこと、龍蓮という存在のことなど、これまであまり語られていなかったこともふんだんに盛り込まれていて、本編を補う意味でも重要な1作かと。それに、龍蓮が横笛で日々の糧を稼いでいたというのは、ある意味予想通りなんですけど(笑)、まさかそれ以外にも驚くべき特技があったとは...。(胡蝶姐さん、相変わらず素敵♪)
一方、「心の友へ藍を込めて-龍蓮的州都の歩き方」は、秀麗が茶州を去ることが決まった後のお話。久しぶりの連休に、せっかくだから茶州の郷土料理を覚えようと考える秀麗。凛や香鈴らと共に沢山お料理をして知り合いをみんな招こうと考えるのですが、その材料買出しついでの景勝地観光を龍蓮に任せたばっかりに... というお話です。可笑しくて笑えるんですが、ようやく「黎深にとっての邵可」を手に入れた龍蓮の気持ちがとても良く伝わってくる作品でもあります。影月が龍蓮のことを指して言った言葉がすごく良かったな。ちなみに、この日の静蘭と燕青は背中に哀愁を漂わせてました。(笑)

そして「初恋成就大奔走!」は、春姫と茶克洵が中心となるお話で(春姫の受け応えが可笑しすぎる~)、柴凛たちカップルのエピソードも楽しめます。最後の「夢は現に降りつもり」は、王様の回想。ここに書かれた王様の想いもそうなんですけど、他の短編にも次回以降に繋がってきそうな伏線が色々と仕込まれていて、次の王都編が一体どんな展開になるのか楽しみです。(角川ルビー文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「彩雲国物語 はじまりの風は紅く」「彩雲国物語 黄金の約束」雪野紗衣
「彩雲国物語 花は紫宮に咲く」雪乃紗衣
「彩雲国物語 想いは遙かなる茶都へ」雪乃紗衣
「彩雲国物語 漆黒の月の宴」雪乃紗衣
「彩雲国物語 朱にまじわれば紅」雪乃紗衣
「彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計」雪乃紗衣
「彩雲国物語 心は藍よりも深く」雪乃彩衣
「彩雲国物語 光降る碧の大地」雪乃紗衣
「彩雲国物語 藍より出でて青」雪乃紗衣
「彩雲国物語 紅梅は夜に香る」雪乃紗衣

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伝説のチャンス姉妹、ドーラとノーラは、認知こそされていないものの、著名なシェイクスピア俳優サー・メルキオール・ハザードの娘。ハザード家は演劇一家であり、彼らとは離れて育ったドーラとノーラもまた、10代そこそこから舞台に立ち、ショービジネスの世界で生きてきていました。そして今日はドーラとノーラの75歳の誕生日。父親のメルキオールも同じ日が誕生日で、こちらは100歳の誕生日。当日になってドーラとノーラにパーティへの招待状が届きます。

わー、面白かったです! 物語は、ドーラが自叙伝を書くために誰かに話を聞かせているという形式。とにかく終始テンションが高くて猥雑な雰囲気だし、「この男のことはお忘れなく」「○○については適当なところで説明するつもり」「もうすぐわかります」とか言って、ドーラの気分次第で話がどんどん飛ぶし、双子が5組(!)も登場するせいで、ただでさえ多い登場人物はさらにややこしくなってるし、その上演劇一家らしくそれぞれの愛憎関係が複雑かつ華やかなので、読み始めは、もう大変。
でも一旦ペースを掴んでしまいさえすれば大丈夫。ショービジネスの世界らしい華やかさが満載で、楽しかったです。かなり長い作品なのに、一気に読んでしまいました。フレッド・アステアやジンジャー・ロジャースといった実在したスターたちが話の中に登場するのも楽しいし、ドーラの語りにシェイクスピアからたっぷりと引用されてるのも、雰囲気満点。当時のファッションについても、ばっちり分かります。そしてロンドンの演劇界の中心であるハザード一家の歴史を紐解けば、それはそのままロンドン演劇界の歴史なんですねえ。この人たち、誰かモデルがいるのかしら? 到底架空の人物とは思えない存在感なんですけど!
浮き沈みの激しいショービジネスの中で、決して良いことばかりだったとは言えないはずのドーラとノーラなんですが、終始パワフルに人生を生きていて、苦労も苦労と思わずに笑い飛ばす力強さがいいんですよねえ。もちろん75歳になる今もお洒落心は忘れず、「今でも年のわりにはちょいと悪くない脚だと思うわ」と脚を引き立てる服装を選ぶところも可愛いところ。でも、ドーラとノーラが望んでいることは、本当はただ1つ、実のお父さんであるメルキオールに娘だと認めてもらって、お互いに抱きしめあうことだけなんですよね。お父さんの前に出ると、いつもの毒舌ぶりから一転して、10代始めの少女に戻ったようになってしまう2人も可愛いかったな。最後の最後まで、いや、ちょっととんでもないんですけど... お見事でした。(ハヤカワepi文庫)


+既読のアンジェラ・カーター作品の感想+
「ワイズ・チルドレン」アンジェラ・カーター
「魔法の玩具店」アンジェラ・カーター
「夜ごとのサーカス」アンジェラ・カーター
「血染めの部屋 大人のための幻想童話」アンジェラ・カーター

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tulipe_lilacwonder04.jpg先日、もう一種類原種チューリップが咲きそうだと書いたんですが(記事)、そちらも咲いたので写真をアップしますね。(本当はあの後すぐ咲きました)

今回は、咲く前から「もしやこれは...?」 ...そしてやっぱりそうでした!
前回同様、チューリップ花図鑑さんでも確かめたんですが、今回のチューリップはライラック・ワンダーという種類。淡いピンク色が可憐な、とっても可愛らしいチューリップです。このライラック・ワンダーのことは、実は先日タルダの写真をアップした時に、picoさんに教えて頂いてたんですよね。とっても可愛らしいので、来年は私もぜひそれを植えてみようと思っていたら... なんと今年のうちに花を見ることができるとは! picoさ~ん、咲いちゃいました~!

tulipe_lilacwonder01.jpg tulipe_lilacwonder02.jpg tulipe_lilacwonder03.jpg

思いがけず各種取り合わせだった原種チューリップですが、これで終わりです。タルダ、ウルミエンシス、リトル・ビューティ、そしてライラック・ワンダー。今回のこのライラック・ワンダーが一番チューリップらしい花の形かもしれませんね。...クロッカスみたいなのは相変わらずですが。(笑)

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昨日に引き続きの森絵都さん。こちらも児童書です。
まず「あいうえおちゃん」の方は、森絵都さんの文章と荒井良二さんの絵によるあいうえお絵本。
きすに ったら きらめな」「んどに ったら んどかれー」みたいな、リズムのある文章がたっぷり。やっぱりこれは小さな子供が楽しむ本なのね、なんて思いながら見てたんですけど...
途中で「しごとに しっぱい しゃっきんく」「そうり(総理)も そろそろ そだいごみ」「りんぐで りゅうけつ りきどうざん」「りょうしん りょうほう りすとらちゅう」なーんていうのも出てきてびっくり。これってあまり子供向けとは言えないのでは... むしろ大人向けの絵本なのでしょうか? うーん、対象年齢がどっちつかずでで、ちょっと収まりが悪い気もするのですが... 大人向けなら大人向けで、思い切りブラックにしても面白かったかもしれないですね。でもこういうのを読んでいると、思わず自分でも1つ2つひねり出してくなってきます。

そして「流れ星におねがい」は、運動音痴なのに、運動会のクラス対抗リレーに選ばれてしまった桃子のお話。学年ごとに4クラスで競い合うリレーは学校の名物。各学年の優勝したクラスは、校長先生にプレゼントをリクエストできるのです。桃子のいる4年3組は、優勝したらサッカーボールをリクエストすると決めていました。そしてまずリレーの選手となったのは、男子で一番足の速いウルフと、女子で一番足の速い西川さん。でもあとの2人が決まりません。もし負けたら、しばらく肩身の狭い思いをすることになるのは確実。それが嫌で、みんな他人に押し付けあっていたのです。結局、選手を押し付けられたのは、体育係の桃子と圭太郎。でも桃子の50メートル走のタイムは11秒台。落ち込んだ桃子は、用務員の仙さんのところへ。

まあ、言ってみればありがちな話なんで、最初は一歩引いて読んでたんですけど... 知らないうちに感情移入してたらしくて、最後にはじわーり。我ながらびっくりです。このお話は、何といっても用務員の仙さんがいいんですよね。仙さんの流れ星の話を聞いた桃子は、その流れ星に桃子のクラスが優勝するようにお願いして欲しいと頼みこむんですが、仙さんの答えは、「桃ちゃんのクラスが優勝したら、ほかのクラスが負けることになる。勝ちたい気持ちはみんなおなじじゃないのかな?」。ここで「じゃあ、お願いしておいてあげようね」と答えるのは簡単だし、たとえそれで優勝できなかったとしても桃子は納得したはずなのに、そこで敢えて「桃子のクラスが勝つ=他のクラスが負ける」と教えてくれる仙さんが素敵。そしてこういう前提があるからこそ、一念発起した桃子が頑張る場面が効いてくるんじゃないかと♪ (童心社フォア文庫・理論社)


+既読の森絵都作品の感想+
「いつかパラソルの下で」森絵都
「にんきもののひけつ」「にんきもののねがい」「にんきものをめざせ!」「にんきもののはつこい」森絵都
「あいうえおちゃん」「流れ星におねがい」森絵都
「ぼくだけのこと」森絵都
「いちばんめの願いごと」森絵都
「屋久島ジュウソウ」森絵都
「風に舞いあがるビニールシート」森絵都
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都
Livreに、これ以前の全作品の感想があります)

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先日のたらいまわし企画「笑う門には福来たる! "笑"の文学」で出した「にんきものののねがい」ですが(記事)、4冊全部読んでみましたー。いやあ、面白かった! やっぱりこのシリーズはイイ!です。

「にんきもののひけつ」 ... 「こまつくん」の人気の秘密を探ろうとする「けいたくん」の話。
「にんきもののねがい」 ... 実は誰にもあだ名で呼んでもらったことがない「こまつくん」の密かな悩みの話。
「にんきもののはつこい」 ... クラスの男子のアイドル、だけど女子には嫌われ者「きさらぎまいこ」の話。
「にんきものをめざせ!」 ... 「けいたくん」が好きで、バレンタインのチョコをあげた「かなえ」の話。

それぞれ主人公は違いますが、お話も登場人物も繋がってます。どこから読んでも大丈夫。

そして私は先日、「にんきもののねがい」を笑える本として出したんですが...
いえ、これも笑える本なんですけど、これは「くすくすっ」レベルなんですよね。これよりも「にんきものののひけつ」ですよ! これがオモシロイ!! いやー、こう来るとはねー。ヤラレタ!! 途中で思わず爆笑してしまいましたよ。ええと詳しく紹介すると...

同じクラスの「こまつくん」はバレンタインの日に27個もチョコレートを貰ったのに、「ぼく」が貰ったのは、コンビニの値札のついた義理チョコ1個だけ。どうやら「こまつくん」の方が人気者だからみたいなんだけど、「こまつくん」とほとんど話したことのない「ぼく」には、どこがそんなに人気なのかよく分からない。確かに「こまつくん」は、顔も頭も運動神経がいいけれど... きっともっと何か違うものがあるはず!
...そして「けいた」は「こまつくん」の人気の秘訣を探ることに、というお話。

読んでると、「こまつくん」の人気の秘訣がよーくよーく分かります。いやー、いいわー。
それにしても、今回は図書館で読んでなくて良かったです。危うく思いっきり注目を集めてしまうところでした。(笑)

もちろん、「にんきものをめざせ!」「にんきもののはつこい」の2冊も面白いです!
でも最初の2冊に比べると、ややパワーダウンかな。もしかしたら、最初の2冊に比べて、少し対象年齢が上がってるような気がするせいかもしれないです。最初の2冊が幼稚園の時から楽しめる本だとすれば、「にんきものをめざせ!」は小学校2年生以上、「にんきもののはつこい」は3・4年生以上というイメージ。(個人差もあるし、単なるイメージですが)
特に「にんきもののはつこい」では、いや~な女「きさらぎまいこ」がいい味出してるんですけど、こういうのを理解するには、やっぱりそのぐらいの年齢の方がいいような気がしますね。「ましょうのおんな」なんていうのも出てくるし。(笑)
そして大人になってから読むと、こういう子いたよねえ、なんて懐かしく読めるかと♪(童心社)


追記: 読む前にパラパラ~とめくってしまうと、爆笑ポイントを見てしまう恐れがありますので、ご注意を♪


+既読の森絵都作品の感想+
「いつかパラソルの下で」森絵都
「にんきもののひけつ」「にんきもののねがい」「にんきものをめざせ!」「にんきもののはつこい」森絵都
「あいうえおちゃん」「流れ星におねがい」森絵都
「ぼくだけのこと」森絵都
「いちばんめの願いごと」森絵都
「屋久島ジュウソウ」森絵都
「風に舞いあがるビニールシート」森絵都
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都
Livreに、これ以前の全作品の感想があります)

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