2008年9月 Archive

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マロセーヌは、デパートの商品の品質管理係。しかしその実態は苦情処理のためのスケープゴート。怒った客がデパートに怒鳴り込むたびに「お客様ご要望コーナー」に呼び出され、客の前で上司にこっぴどく叱られるのが仕事。マロセーヌは反省して嘆き悲しみ、上司はマロセーヌに弁償するように命じたり首を言い渡します。そして尚もくどくど怒り続けていると、客の態度が一変するのです。客たちは一様にマロセーヌに同情して、逆にマロセーヌが首にならないように上司に喰ってかかり、訴えを引っ込めることになり、結果的にデパートは賠償金を払わずに済むという仕組み。そんなある日、マロセーヌの目の前で爆弾事件が起こります。その爆弾事件は2度3度と続き、そのたびに死人が出ることに。そしてなぜか常に現場近くにいるマロセーヌが疑われることになるのですが... という「人喰い鬼のお愉しみ」と、その続編「カービン銃の妖精」。

以前「人喰い鬼のお愉しみ」を読んで、続きを読もうと思ってそのままになってたんですけど、つなさんが読んでらしたのを見て思い出しました。でも前回読んだのは、もう4年も前のこと。人間関係もかなり忘れちゃったし、これは一度復習しておかないといけないなあーと、「カービン銃の妖精」を読むついでに「人喰い鬼のお愉しみ」も再読しておくことに。
いやあ、面白かった。もう前回の苦労が何だったのか全然思い出せないぐらい堪能しました。そうか、こんなに楽しい作品だったのか。やっぱり人間関係が掴めてると、物語そのものに集中できますね。前回は大変だったんですよー。「マロセーヌ」と聞くと女の子の名前かなって思うのに男の人だし、しかもこの「マロセーヌ」というのは苗字! 後で出てくる「バン」とか「バンジャマン」というのが彼のファーストネーム。マロセーヌが苗字だと分からないのは日本人の私には仕方ないとしても、それが「バン」や「バンジャマン」と同じ人間だと分かるまでにも随分かかったし...。しかも彼には父親の違う弟や妹が5人もいて、お母さんは何度目かの駆け落ち中。その辺りの説明もさらっとしてるんですよね。もうほんと読みづらいったら。饒舌すぎるほど饒舌な作品なのに、なんで肝心のその辺りの説明は饒舌じゃないのかしら?(笑)
あーでもこの饒舌ぶり、ニコルソン・ベイカーの「中二階」(感想)に通じるものがあるかもー。なんて思いつつ...。

この家族構成だけでも只者じゃないって感じですが、登場人物がまた1人残らず個性的だし、とにかくユニーク。妙に後を引く面白さがあります。ちょっと説明しづらいんですけどね。読んでるうちにミステリだということをすっかり忘れてしまってましたが、一応ミステリ作品でもあります。そして「カービン銃の妖精」では訳者さんが代わるんですけど、全然違和感がないどころか、さらにパワーアップ。あと2冊出てるし、続きも読むぞ!(白水Uブックス・白水社)


+シリーズ既刊の感想+
「人喰い鬼のお愉しみ」D.ペナック
「人喰い鬼のお愉しみ」「カービン銃の妖精」ダニエル・ペナック
「散文売りの少女」ダニエル・ペナック
「ムッシュ・マロセーヌ」ダニエル・ペナック

+既読のダニエル・ぺナック作品の感想+
「片目のオオカミ」ダニエル・ペナック
「カモ少年と謎のペンフレンド」ダニエル・ペナック
「奔放な読書」ダニエル・ぺナック

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ぱっとしない私立大学の文学部に入学したせいで、上京するなり叔母の経営する銀座の文壇バー・ミューズでバイトをすることになった了。その店はミステリー作家の辻堂珊瑚朗が贔屓にしている店。辻堂は来店するなり、店には新しい男性スタッフが増え、しかもその男性が叔母とかなり親しい仲だということを看破します。

竹内真さんとしてはとても珍しいミステリ作品。語り手は了という大学生の青年なんですが、中心となっているのはミステリ作家の辻堂珊瑚朗。彼が安楽椅子探偵のように様々な謎を解き明かしていく連作短編集です。
最初の謎を解く辺りがまるでシャーロック・ホームズのようで(見ただけで相手の職業を言い当ててしまうのは「赤毛連盟」でしたっけ?)おおっと思ったんですが、そういう路線の作品でもなかったようです。謎解きは色々あるんだけど、謎解きそのものを楽しむというより、辻堂珊瑚朗が出してくる回答によって辻堂自身の粋さを感じさせるのが一番なのかな? 必ずしも真実ではなくても、その場に相応しい回答を相応しい形で用意するというのが肝心みたい。それは相手によって自分を演じ分けてしまうという辻堂自身のようでもあるし、銀座のバーという夜の世界一流の嗜みでもあるような。

竹内真さんといえば爽やかな青春物。ジャンルがミステリに変わっても、竹内真さんの持ち味は変わらないのではないかと思ったんですが... 夜の銀座を舞台にしてるということは、もしかしたらそういうイメージからの脱却を目指してらっしゃるのでしょうかー。これはこれで楽しめる作品だとは思うんですけど、もう少し竹内真さんらしさが欲しかった気も...。まあ、文壇バーが舞台となっていることもあって、登場する作家たちは誰がモデル?という楽しみはあるんですけどね。最後に登場する甲賀という作家は、もしや竹内真さんご自身? となると、いずれ「安楽椅子探偵」という言葉の定義と矛盾するような安楽椅子探偵物の長編が読める日も来るのでしょうか。(笑)(東京創元社)


+既読の竹内真作品の感想+
「図書館の水脈」竹内真
「真夏の島の夢」竹内真
「じーさん武勇伝」竹内真
「自転車少年記」竹内真
「笑うカドには お笑い巡礼マルコポーロ」竹内真
「オアシス」竹内真
「ワンダー・ドッグ」竹内真
「ビールボーイズ」竹内真
「シチュエーションパズルの攻防」竹内真
Livreに「粗忽拳銃」「カレーライフ」「風に桜の舞う道で」の感想があります)

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パンドルフォじいさんが作ったかかしは、その夜のうちに怠け者の農夫に盗まれ、そして次の晩はまた別の誰かに盗まれ、だんだんとじいさんの小麦畑から遠ざかっていってしまいます。そしてある嵐の晩、かかしは稲妻に直撃され、そのショックでかかしの体の中の分子や原子や素粒子が活発に働き出したのです。翌朝、畑の脇で小麦のつぶとカブの葉としなびたニンジンを食べていた少年・ジャックは、かかしに呼びかけられてびっくり。しかし、かかしに頼まれて足をもう一本探してくると、かかしに提案されるまま、かかしの召し使いとなって一緒に世界を回ることを決めることに。

「ライラの冒険」のフィリップ・プルマンの作品。この表紙が可愛くて、以前から気になってたんですよねえ。「ライラの冒険」は、ミルトンの「失楽園」を読んでて良かったと思うような宗教観まである作品でしたが、こちらは表紙そのまんまの雰囲気の楽しい冒険物語。山賊をやっつけたかと思えばお芝居に出演、軍隊に入って突撃していたかと思えば無人島に漂流したりと、なかなか盛り沢山。
まずこのかかしが動いてる理由付けが楽しいんですよね。稲妻に打たれたせいで、体内の分子や原子、素粒子が活発に動き始めただなんて! かかしが動いたり話したりしているといえば「オズの魔法使い」や、その影響を受けていそうな「魔法使いハウルと火の悪魔」が印象的なんですが、きっとフィリップ・プルマンは、これらの作品を読んだ時に、かかしが動き出した理由が特に書かれてなかったのが不満だったに違いない。(笑)
でもこのかかし、かかしという仕事柄(?)鳥には詳しいし、生まれた時にパンドルフォじいさんに「礼儀正しく、勇ましく、誇りをもて。思いやりを忘れるな。精一杯がんばれ」と言われた通りの生き方をしているんですが、そんな理想だけでこの世間が渡れるはずものなく... しかもカブ頭のせいか脳みその豆が途中で飛び出してしまったせいか、かなりピントがズレてるんですよね。その点、召し使いとなったジャックの方が、よっぽど現状を把握してるし、さりげなくフォローしてるんですが... そのジャックにしたところで、かかしの召し使いになる前はただの貧しい少年。それほど世間を知っているわけではありません。2人で大真面目に行動していても、いつの間にかどんどんずれていっちゃう。まるでドン・キホーテとサンチョ・パンサ。
児童書だし、最初はやっぱりちょっと物足りないかな~なんて思いながら読んでたんですけど、宿敵(?)ブッファローニ家との最後のやりとりも爽やかで良かったし!(いや、あの会話には実は含みがあって全然爽やかじゃなかったのかしら...) 読み終えてみれば、なかなか可愛いお話でした。(理論社)


+既読のフィリップ・プルマン作品の感想+
「黄金の羅針盤」上下「神秘の剣」上下 フィリップ・プルマン
「琥珀の望遠鏡」上下 フィリップ・プルマン
「かかしと召し使い」フィリップ・プルマン
「マハラジャのルビー サリー・ロックハートの冒険1」フィリップ・プルマン
「仮面の大富豪 サリー・ロックハートの冒険2」上下 フィリップ・プルマン

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小人が住んでいたのは、古いお屋敷の屋根裏に仕舞われているドール・ハウスの中。その屋敷には年をとったおばあさんが1人で暮らしており、小人は屋敷の中がきちんとなっているか見回りをするのが毎晩の日課でした。そして小人とおばあさんの他にいたのは、地下室に住むドブネズミとヒキガエル。小人とドブネズミとヒキガエルは毎週土曜日になるとトランプ遊びをする習慣なのです。秋も深まったある晩、小人の家のドアを叩いていたのは、嵐に打たれてずぶ濡れになり、羽もぼろぼろになった1人の妖精。小人は妖精の魔法が怖いながらも、一晩だけ妖精を家に泊めることになります。そして妖精の語る物語を聞いた小人は、その話にすっかり夢中になってしまうことに...。

オランダの最も優れた子供の本に贈られるという「金の石筆賞」を受賞した作品なんだそうです。永遠の命を持ち、緑色のお城で毎日楽しく暮らしていたはずの妖精が、マルハナバチの死に立ち会ったことで、妖精に足りない「死」や「子孫」の存在に気付いて、それらを求めて旅をするという物語。そしてその物語を小人が毎晩のように聞くという「千夜一夜物語」のような枠物語です。
「物語が進むにつれ、『エルフや小鬼、水の精や巨人の活躍する不思議な妖精の世界』と『小人の住むお屋敷の話』が、しだいにまざりあい...」という紹介で興味を持った本なんですけど、そういう意味では期待したほどではなかったかな。確かに話を聞いてる小人は話が進むに連れてその情景を現実のことのように感じ始めるし、妖精の物語がじきに現実の出来事に連なっていくんですけど、私はもっとファンタジーのようなSFのような展開を期待してしまったので...。それに妖精の話が私にはそれほど魅力的に感じられなかったんですよね。あまりに能天気に「わたしと結婚しない? そうすれば子どもも生まれるし、死ぬこともできるわ」なんて会話が繰り返されるんですもん。しかも妖精と同じく「死」のことをまるで理解してない種族との間で。その軽さはきっと意図的だったとは思うのだけど... まあ、最後はいい感じでまとまるんですが。
一番おおっと思ったのは、ナーンジャ、カーンジャ、フキゲン・ジャーという3人の魔法使いの名前。こういうのいいなあ。エルフの2人の王子もアルサーとナイサーという名前。元の言葉はオランダ語でしょうから聞いても分からないですけど、元の言葉が知りたくなっちゃう。こういう翻訳センスっていいですねえ。(徳間書店)

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4巻は「花散里」「須磨」「明石」「澪標」、5巻は「蓬生」「関屋」「絵合」「松風」「薄雲」、6巻は「朝顔」「乙女」「玉鬘」「初音」。

一週間ぶりの「窯変」です。いやあ、今回も面白かった。今回は前回みたいな波はなくて、コンスタントにどれも面白かったな。特に楽しんだのは「須磨」「明石」「松風」... って、明石の女(ひと)が出てくるのばっかりだ。そういえば以前源氏物語を読んだ時は確か紫の上が好きだったと思うんですが、今回読んでて好きだと気付いたのは明石の女なんですよね。この「窯変」だけじゃなくて、与謝野晶子版でも円地文子版でも。...あ、源氏物語占いというのもあるんですよね。私は紫の上です。嬉しいけど、ちょっとおこがましい気も... 占いサイトはコチラ。私の環境だと、結果が文字化けしてしまうのだけど。
あと楽しんだのは「絵合」。源氏の君側と頭の中将(この頃は権中納言ですが)側に分かれての絵合わせの場面がとても好き。そして「乙女」の章。この章は長すぎるぐらい長いし、雲居の雁と夕霧の話はもういいよって感じだったんですが、この章最後の春夏秋冬の町に分かれている六条の院の描写がとても素敵なんです。「玉蔓」の章の源氏の君がそれぞれの女性に衣装を選ぶ場面とそれに続く「初音」も。ああ、雅だなあ。今の時代ではなかなか味わえないような贅沢ですよね。元々の源氏物語にある場面とはいえ、こんなに豊かに美しく描き出してしまうとは、橋本治さん、何者?!(中公文庫)


+既読の「源氏物語」の感想+
「源氏物語」+「まろ、ん?」小泉吉宏(与謝野晶子訳)
「源氏物語」1・2 円地文子訳
「窯変 源氏物語」1~3 橋本治
「窯変 源氏物語」4~6 橋本治
「窯変 源氏物語」7・8 橋本治
「窯変 源氏物語」9・10 橋本治
「窯変 源氏物語」11・12 橋本治
「窯変 源氏物語」13・14 橋本治

+既読の「源氏物語」関連作品の感想+
「東方綺譚」マルグリット・ユルスナール(雲隠)
「源氏供養」上下 橋本治
「輝く日の宮」丸谷才一
「千年の黙(しじま) 異本源氏物語」森谷明子
「紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス日本の古典」紫式部・山本淳子編

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唐の高宗皇帝の時代。33歳のディー判事は山東省の平来(ポンライ)の知事に任命され、腹心の助手・ホン・リャンと共に平来へ。途中襲ってきた義賊のマー・ロンとチャオ・タイもディー判事の助手となり、4人は平来の町に到着。そこで待っていたのは、前任の判事が密室状態の書斎の中で亡くなっていたという不可解な事件でした。

先日森福都さんの「肉屏風の密室」を読んだ時に、樽井さんに教えていただいたシリーズ。中国物は大好きなのに、中国を舞台にしたミステリ作品がまだあったなんて、迂闊にも全然知らなかったよ! ということで、先日図書館で借りてきました。そしたら!借りてきた丁度その日に、ちょくちょく覗いてるブログさんでこの本の記事を書いてらしてビックリ。なんてタイミング。正確に言えば、読んでらしたのはこれの新訳の「東方の黄金」だったんですけどね。しかもその日は、別のブログさんでも私が偶然見つけてゲットしてきた他の中国歴史物を読んでらっしゃるし... またまたびっくり。

この作者のロバート・ファン・フーリックという人はオランダ人。十数ヶ国語を自在に操り、駐日大使として日本にいたこともある人なのだそう。中国文学の研究家で、狄仁傑(ディー・レンチェ)という実在の人物が主人公の公案小説(中国独自の探偵小説)を翻訳したことから、その面白さに自分でも書いてしまった... というところらしいです。この本の挿絵までこの人が描いてるんだからびっくり。これがまた雰囲気たっぷりなのです。
でもね、やっぱり新訳を読むべきでした...。話は同じでも、この文章は私には合いませんー。だって「いまの彼女にはちょいと人好きする美しさが欠けてはいなかった。」って、一体? もう気が散って仕方ありませんでしたよ...。おおっと思った部分があっただけに勿体ない。一応最後まで読みましたが、今度ポケミス版でリベンジします!(三省堂)

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校舎をたてに揺さぶるような酷い雨の日。授業中に教室の後ろのドアがあいた時、一郎は心臓が止まるほど驚きます。そこには黒装束で異様に顔の長い化け物のような3人の大男がいたのです。しかしよくよく見てみると、それは同じクラスの宮本と武田と斉藤。思わず椅子の上に立ち上がってしまった一郎ですが、そこまで驚いていたのは一郎だけ。しかしその後一郎がふと気付くと、その3人も、学級委員の吉川も、鋭い目付きで一郎のことをにらみつけていたのです。

私のファンタジー的バイブル、石堂藍さんの「ファンタジー・ブックガイド」にも紹介されていて、気になってた作品なんですよね。数年前にブッキングで復刊された時に読もうとしたんですけど、ぼやぼやしてるうちに文庫が出てしまっていて、今度こそ読まなくては!と、読んだのですが...

やっぱり子供の頃に読んだ方が夢中になれたかもしれないな、なーんて思ってしまいました。そういうことを思うのって、自分の中の子供の部分を失ってるのを目の当たりにさせられてしまうようで、ちょっとサビシイんですが...。解説で三浦しをんさんが小学校低学年の頃に読んで、現実のお話だと思い込んでしまったほど夢中になったと書いてらっしゃるんですが、そこまでのものは感じなかったです。大人になった今読んだ印象は、ああ、懐かしい雰囲気の話だなーということ。こんな雰囲気のSF作品を、子供の頃に時々読んでましたよ。「懐かしい」のは、登場人物の名前や会話のせいもあると思うんですが、「時をかける少女」を初めて読んだ時のことを思い出しちゃいました。あと「緑魔の町」とか... あ、これってどっちも筒井康隆作品なんですね。「緑魔の町」は眉村卓かと思い込んでました。
と、ふとここで気付いたのは、自分が思い出しているのがSF作品だということ。この「光車、まわれ!」は、ファンタジー作品のはずなのに、なぜ? 水が異界との境目となっていることからも、むしろ石井桃子さんの「ノンちゃん、雲に乗る」を思い出してもおかしくないのに。水の向こうの異界の闇が、ノンちゃんの世界とは到底比べられないほど暗くて濃いものだったからなのかしら。

光車のことも他のことも、全ての情報は龍子という大人びた少女から。主人公の一郎も他の子供たちも龍子の言う通りに動く駒。たとえ失っても、誰も嘆いていないみたい。だからこの世界に入り込めなかったのかな? 光車というイメージは美しいし、地霊文字はぜひ見てみたいと思えるようなものだったのに、どうも違和感が残ってしまって残念。(ピュアフル文庫)

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Note


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