Catégories:“2004年”

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彩雲国初の女性官吏となった秀麗は、茶州に赴任することに。
ということで、彩雲国物語第4弾、副題は「想いは遙かなる茶都へ」。自分で買った本は積んでしまいがちな私には珍しく、昨日買ってきて今日にはもう読んでしまいました。秀麗は茶州に行っちゃうし、劉輝の出番もあんまりないだろうしなー、ってそれほど期待してなかったのに、今回も面白かったわー。前回みたいなしんみりとする場面こそあまりないものの、今回は活劇的な面白さ。秀麗の護衛の2人の男性の過去も見えてくるし! またしてもいい男が1人増えちゃうし! でもこの新しい彼は、ちょっと... いや、かなり危険な香り。だめよっ、秀麗! 頑張れ、静蘭!!
...でもね、実は挿絵を見るたびに思うんですけど... 静蘭と劉輝、絵を逆にした方がしっくりくるような気がしませんか? 由羅カイリさんのこの挿絵は凄く好きなんですけどね。静蘭だけはいつもちょっぴり違和感なのです(^^;。(角川ビーンズ文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「彩雲国物語 はじまりの風は紅く」「彩雲国物語 黄金の約束」雪野紗衣
「彩雲国物語 花は紫宮に咲く」雪乃紗衣
「彩雲国物語 想いは遙かなる茶都へ」雪乃紗衣
「彩雲国物語 漆黒の月の宴」雪乃紗衣
「彩雲国物語 朱にまじわれば紅」雪乃紗衣
「彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計」雪乃紗衣
「彩雲国物語 心は藍よりも深く」雪乃彩衣
「彩雲国物語 光降る碧の大地」雪乃紗衣
「彩雲国物語 藍より出でて青」雪乃紗衣
「彩雲国物語 紅梅は夜に香る」雪乃紗衣

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闇の公子・アズュラーンと地底の都・ドルーヒム・ヴァナーシュタ、そして地上の人間たちの物語。青味を帯びた黒髪と魔力に富んだ瞳を持つ美しく、すらりとした長身のアズュラーンが、気まぐれに人間の世界に出向いては蒔く災いの数々が描かれていきます。
これは「平たい地球シリーズ」の1作目なのだそう。私にとっては、初タニス・リー作品。いやもう凄いですね、これは。読み始めて最初に浮かんだ言葉は「耽美」「絢爛」。凄まじいまでに妖しく美しいです。しかもこの訳文がなんて素晴らしい!なんとも格調高い日本語で、読んでいてこんな風に心地いい感覚は久しぶりかも...。もちろんアズュラーンはあくまでも「妖魔」なので、人間側からすれば相当酷いことも平気で行われるし、しかも何も救いがないまま流れていったりするんですけどね。幸せな恋人たちは引き裂かれるし、憎しみや欲望は際限なくかきたてられていくし、アズュラーンを裏切った人間には恐ろしい仕打ちが待っているし。でもそのアズュラーンの邪悪さすら美しいんですよ。これが凄い。
1つの小さな物語が次の物語に繋がり、それがさらにまた次の物語へと... というオムニバス形式もいいし、しかも最後には大きな1つの世界を見せてくれるという構成も私好み。屈折してはいるけれど、確かな愛情を感じることができるラストも良かったなあ...。「千夜一夜物語」を意識して書かれたらしいのですが、それも納得の大人のためのお伽話、大人のためのファンタジーでした。エロティシズムも美しい。なんとも夜の闇が似合います。これはぜひとも他の作品も読んでみなくては~。と、大絶賛。(ハヤカワ文庫FT)


+シリーズ既刊の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー

+既読のタニス・リー作品の感想+
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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探そうとしても、見つからない。いつかどこかに現れる、「ふしぎな名画座」。そこでは、ただ一人のためだけに、懐かしい映画が上映される...。「(逢びき)のあとで」「(天使の詩)が聞こえる」「(ローマの休日)届」など、名画をモチーフにした、ファンタジックな連作短編集。
...と、珍しく文庫本の裏から写してみました。一体何年ぶりなのか分からない赤川作品。このあらすじ、なかなかそそられますよね。実際読んでみても、名画座で出会った女性との恋は、その時2人が観ていた映画そのままだったり、映画を観ることによって自分の非を悟って人生をやり直すことができたり、はたまた映画とは全く逆の皮肉な結果を見せられたり、となかなか凝ってるんです。でもね、最初の3編ぐらいは良かったんだけど、あとの作品はやや単調。せっかくの映画や名画座があまり生かされてなかったようで、それが残念でした。最後の「〔ローマの休日〕届」なんて、結構期待してたんだけどなー。でも9編中、私が観てる映画が2作だけっていうのも、問題だったのかもしれないな。(角川文庫)

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「垂里冴子のお見合いと推理」の続編。登場人物たちの個性もそれぞれにくっきりとしてきたようで、冴子はもちろんのこと、派手好きな空美やシスコン気味の京一もいい味を出してます。すっかりホームドラマ化してて楽しいなあ。こういうパターン物は、安心して読めますね。パターン物だからといって、ワンパターンってわけじゃないし。でも今回の冴子のお見合い相手がどうもイマイチな人ばかりだったのだけは、ちょっと残念。前回の最後の彼のような人がいると、冴子の受けるダメージが大きくなってしまうので、それも可哀想なんですけどね。(あれは上手くいって欲しかった!) 冴子には幸せになって欲しいし、でもお見合いが上手くいってしまうとシリーズが終わってしまうというジレンマ。でもラストの冴子を見てると、このシリーズ自体が変貌していきそうな予感もありますね。次、どうなるのか楽しみです。(講談社文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「垂里冴子のお見合いと推理」......ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「続・垂里冴子のお見合いと推理」山口雅也

+既読の山口雅也作品の感想+
Livreに、これ以前の作品の感想があります)

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結構早くに買ってたのに、なかなか読む気になれなくて、今日ようやく読みました。
「百器徒然袋-雨」に続く、榎さん大活躍の連作3編。ちょっぴり失速気味の本編に比べて、やっぱりこっちは楽しい! 語り手となっているのは、平凡で地味で不運な配線技師。これが一見関口君を彷彿とさせるような人なんですけど、でもやっぱり視線が関口くんとはまた違うというところがポイントですね。京極堂も、ただの不機嫌なだけの薀蓄親父じゃないし。(笑)
もう今回は、とにかく榎さんのお馬鹿ぶりに笑えて笑えて、電車の中でもあやうく吹き出すところでした。面白すぎるーっ。「にゃんこ!」(←別にネタバレではないけど、見たい方は反転して下さい)も良かったけど、「ぐう。」(←コレもね)も良かったけど、最初に笑ってしまったのが「僕が仕切るからへいき」(←コレもです)ってあの言葉。(笑) でも、京極堂に「京極」って呼びかけるのはどうなんでしょうねー。みんな、「京極堂」とか「中禅寺」とか言って欲しいな。でないと作家・京極夏彦との区別がつかなくなっちゃうもの。(既に区別はついてないかのか?)
登場メンバーは豪華だし(いさま屋は出ないけど)、くすくすニヤニヤの楽しい作品。でも最後に意外な暖かさが待っていて、それもまたとても良かったです。んんー、なかなか深いなあ。(講談社ノベルス)


+シリーズ既刊の感想+
ほとんど感想が残ってませんが、Livreに「狂骨の夢」「陰摩羅鬼の瑕」の感想があります。
「百器徒然袋-風」京極夏彦

+既読の京極夏彦作品の感想+
「続巷説百物語」京極夏彦
「後巷説百物語」京極夏彦
Livreに、これ以前の作品の感想があります)

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「架空の絵本のエディトリアルデザイン集」 まず寺田順三さんのイラストが可愛い! なんとも言えないノスタルジックな柔らかい色調の、絵本の表紙が30冊分。これがまるで古いポスターを見てるみたいでいいんですよねえ。そしてそのそれぞれの絵本の表紙に、横山犬男さんの書いた文章が添えられているんですけど、これがまたなんとも音楽を感じさせる文章なのです。帯に「古ぼけたレコード盤から、ノイズ混じりに広がるイメージ」という言葉がありましたが、うん、これはまさにレコード盤ですね! CDじゃないです。CDのクリアな音はもちろん綺麗だけど、レコード盤のパチパチというノイズには、何とも言えない味があるでしょう? そんな感じ。表紙の絵に惹かれた方、「レコード盤」という言葉に惹かれた方はぜひ一度手に取ってみて下さいませ♪ (帯には、チチ松村氏の推薦文もありましてよ!>某I嬢)
うわーん、これは続きが読みたくなっちゃうよう。「架空」だなんて殺生な。
ちなみに寺田順三さんのサイトCOMES MARTはコチラ。...わ、南船場にお店があるんだ!一度見に行ってみたいなあ。(ワールドコム)


+既読の寺田順三作品の感想+
「本の本」横山犬男・寺田順三
「タビの雑貨屋」「本の本」寺田順三

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義母の代わりにエッセイ教室に通うことになった、ピンク色のぶたのぬいぐるみ・山崎ぶたぶた。今回はここのエッセイ教室の生徒たちとの交流のお話です。
ぶたぶたシリーズの最新刊。ちょっぴりパワーダウンしたような気はしないでもないんだけど、やっぱりぶたぶたは可愛いですねえ。今回はぶたぶたの書いたエッセイが読めて、そこでぶたぶたのプライベートな面を垣間見れるのが楽しかったです。それと、徳間デュアル文庫から出てる3冊では、ぶたぶたを見ても驚かない人が多くて不思議だったんですけど、今回はぶたぶたの姿を見てみんな一様に驚いていたので、ちょっとほっとしたりして。でも確かに大阪は他の地方に比べたら、「私のようなぬいぐるみを見てもそんなにびっくりしない街」かもしれないですが、でもやっぱりびっくりするのはびっくりするってば! ただ、いくらびっくりしても、次の瞬間には思いっきりツッコミを入れてそうですけどね。(笑)
ここに出てくる紅茶専門店って、MUSICAのことですよね? そば粉のパンケーキ、美味しそう。食べてみたいな。(光文社文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「ぶたぶた」「刑事ぶたぶた」「ぶたぶたの休日」......ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「ぶたぶた日記」矢崎存美
「ぶたぶたの食卓」矢崎存美

+既読の矢崎存美作品の感想+
Livreに「幽霊は行方不明」「幽霊は身元不明」の感想があります)

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