Catégories:“2004年”

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綺麗な表紙に惹かれて、衝動買い。インターネット古本書店さんの海月(くらげ)書林の市川慎子さんが出された本です... って、私はまだ古本屋を利用させて頂いたことはないし、そもそも名前にぼんやりと聞き覚えがあった程度なのですが、でもこの本が素敵なのです!
もう何ていうか、見てるだけでうっとり。本作り心も刺激されるし(最近全然作ってませんが...)、装幀好き心も刺激されるし(これは本作り心と一緒かしら)、とにかくツボ。昭和20年辺りからの本を中心に、写真が沢山収められてるんですが、眺めてるだけで幸せになっちゃう。この頃の本って、今とはまた違う味わいがあっていいですよね。「大正ロマン」に対して、「昭和モダン」。いいなあ。もうほんと、どれも読みたくなっちゃいます。そうそう、両親祖父母の本棚を見てると奥付に著者印と検印紙がついてる本がよくあるんですが、そういうのも子供の頃から大好きだったんですよね。
森茉莉さんの「マドモワゼル ルウルウ」も素敵だし、内藤ルネさんの本も独特の雰囲気だし、先日「たらいまわし企画」に出した宇野亜喜良さんの名前も登場してるし... これが昭和43年発行という「宝石泥棒」(立原えりか著)なんですけど、古新しくてかっこイイ! 歴代の「暮しの手帖」の表紙も凄いなあ。いいなあ。花森安冶さんの装幀本というのも、素敵すぎです...。手芸本には、母が持ってる本も。小さい頃、母が刺繍とか編み物をする傍らで、そういう本を眺めていたのも懐かしい。それと「洋酒マメ天国」、可愛い! これ好き!
とまあ、1人で興奮してますが、とにかく素敵な本です。本好きさんは(というより装幀好きさんかな)、一度ぜひ手に取ってみて下さいませ♪(PIE BOOKS)

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修道士カドフェルシリーズ6作目。イングランドでの政権争いがまたもや激しくなり、女帝モード攻撃を受けたウスターの町から、カドフェルのいるシュルーズベリへも人々が逃げてきます。そんな中で行方不明になってしまった2人の子供の行方が、今回の物語の焦点。夜盗が登場して話がすっかりややこしくなり、なかなかのサスペンス味たっぷりの展開を見せてくれました。そして気になる存在が登場! この彼(ハイ、男性です)、今後もどんどん出てくれればいいんですけど~。そして色々と語ってくれるといいんですけど~。(光文社文庫)

ということで、カドフェルシリーズ3冊読了。さて、まだあと5冊積んでるんだけど、どうしようかな。本当は今度のお正月休みのお楽しみにしようかと思ってたのに、読み始めたら止まらなくなってきちゃった。(笑)


+シリーズ既刊の感想+
「聖女の遺骨求む」「死体が多すぎる」「修道士の頭巾」...ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「聖ペテロ祭殺人事件」エリス・ピーターズ
「死を呼ぶ婚礼」エリス・ピーターズ
「氷のなかの処女」エリス・ピーターズ
「聖域の雀」「悪魔の見習い修道士」エリス・ピーターズ
「死者の身代金」「憎しみの巡礼」エリス・ピーターズ
「秘跡」「門前通りのカラス」エリス・ピーターズ
「代価はバラ一輪」エリス・ピーターズ
「アイトン・フォレストの隠者」エリス・ピーターズ
「ハルイン修道士の告白」エリス・ピーターズ
「異端の徒弟」エリス・ピーターズ
「陶工の畑」「デーン人の夏」エリス・ピーターズ
「聖なる泥棒」「背教者カドフェル」エリス・ピータース
「修道士カドフェルの出現」エリス・ピーターズ

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修道士カドフェルシリーズ5作目。今回は政略結婚のお話。高慢な領主の花嫁は、まだ18歳。亡くなった両親から広大な土地を受け継いでいるため、後見人に勝手に結婚を決められてしまいます。でもこの彼女、実は好きな人がいて... とまあ良くあるパターンなんですけど、この時代背景に良く似合うからオッケー。(笑)
で、このシリーズで何がいいって、やっぱり人物造形がすごくいいです。特に今回は、それぞれの人物の、隠された意外な素顔が見えてくるんですよね。意外な人物が意外と人間的だったということが見えてきたりなんかして、なかなか深かったです(^^)。(光文社文庫)


この本の解説に、「『カドフェル修道士の薔薇』という品種も...」という文章があってびっくり。そういえば、イングリッシュローズにそういう名前の薔薇あります! 調べてみると、確かにこのシリーズから名前がついたとありましたよ。そうかー、そうだったのかー。ということで、Green Valleyという園芸店での、この薔薇のページはコチラ。綺麗ですよー。ここでは、「ブラザー・カドファイル」になってますが、「ブラザーカドフィール」「ブラザーカドフェル」など、日本語での名称は一定してないみたいです。


+シリーズ既刊の感想+
「聖女の遺骨求む」「死体が多すぎる」「修道士の頭巾」...ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「聖ペテロ祭殺人事件」エリス・ピーターズ
「死を呼ぶ婚礼」エリス・ピーターズ
「氷のなかの処女」エリス・ピーターズ
「聖域の雀」「悪魔の見習い修道士」エリス・ピーターズ
「死者の身代金」「憎しみの巡礼」エリス・ピーターズ
「秘跡」「門前通りのカラス」エリス・ピーターズ
「代価はバラ一輪」エリス・ピーターズ
「アイトン・フォレストの隠者」エリス・ピーターズ
「ハルイン修道士の告白」エリス・ピーターズ
「異端の徒弟」エリス・ピーターズ
「陶工の畑」「デーン人の夏」エリス・ピーターズ
「聖なる泥棒」「背教者カドフェル」エリス・ピータース
「修道士カドフェルの出現」エリス・ピーターズ

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とーっても久しぶりの修道士カドフェルシリーズ4作目。3巻を読んでから、なんと1年半もあいちゃいました。その間、一度読もうとしたことがあったんですけど、その時は翻訳物の気分じゃなくて、途中でやめちゃったんですよね。
で、今回久しぶりに読むんですが、やっぱりこのシリーズは、読みやすくていいです! 花園大学での、篠田真由美さんと近藤史恵さんの講演会でも、翻訳物の入門編に向いている作品としてカドフェルシリーズの名前が挙がっていましたが(確か篠田真由美さんだったかと)、それも納得できるような作品。舞台は12世紀のイギリス。でも歴史物にありがちな、難しーいとっつきにくい感じはありません。今回はちょっと犯人がバレバレでしたけど、それもご愛嬌。このシリーズで面白いのは、ミステリ部分だけじゃないですし♪(光文社文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「聖女の遺骨求む」「死体が多すぎる」「修道士の頭巾」...ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「聖ペテロ祭殺人事件」エリス・ピーターズ
「死を呼ぶ婚礼」エリス・ピーターズ
「氷のなかの処女」エリス・ピーターズ
「聖域の雀」「悪魔の見習い修道士」エリス・ピーターズ
「死者の身代金」「憎しみの巡礼」エリス・ピーターズ
「秘跡」「門前通りのカラス」エリス・ピーターズ
「代価はバラ一輪」エリス・ピーターズ
「アイトン・フォレストの隠者」エリス・ピーターズ
「ハルイン修道士の告白」エリス・ピーターズ
「異端の徒弟」エリス・ピーターズ
「陶工の畑」「デーン人の夏」エリス・ピーターズ
「聖なる泥棒」「背教者カドフェル」エリス・ピータース
「修道士カドフェルの出現」エリス・ピーターズ

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色んな方にオススメされたこの本、評判にたがわず面白かった! 読み終わりたくないーって思ったのは久しぶり。
主人公は、弱小茶道家元の18歳の跡取り息子。受験勉強をしてるはずが、いつの間にか教習所に通ってるし、京都の大学を受験する当日は横浜にライブ! それがバレて怒られて、結局家出することになってしまいます。京都なんて絶対近寄りたくないと思ってるのに、なぜか京都に行く羽目になるし、茶道なんて嫌いだと思ってるのに、なぜかお茶の先生の家に居候することになるし、しかも見るからにロック少年で髪の毛も青いのに、ひょんなことから育ちの良さが垣間見えてしまうこの主人公。お茶から逃げようとしてるのに、後から後から追いかけられてるのが可笑しい♪ でも、小さい頃からちゃんと躾けられてるのって、やっぱりいいですね。ちょっと羨ましくなっちゃうな。
茶道のことはいっぱい出てくるけど、全然知らなくても大丈夫。むしろ全然知らない方が、新しい世界が見えて楽しいかもしれないですね。という私も、久々にお茶室のあの空間を体験したくなりました。きりっとしたあの空気、大好きなのです。お正月に祖母の家に行ったら、久々にやってみようかしら。(うちの祖母もお茶の先生)
テンポが良くて軽快で、脇役陣も個性たっぷりで、とっても楽しい作品でした。松村栄子さんがこういう作品も書いてらっしゃるとは、びっくりです。以前「紫の砂漠」「詩人の夢」というファンタジーを読んだことがあるんですが、もう全然雰囲気が違うんですもん。もしかしてこっちが本来の松村さんなのかな。それに松村さんって、実は芥川賞作家さんだったんですね。それもびっくり。(マガジンハウス)

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映画の「フィールド・オブ・ドリームス」の原作。本の表紙の画像はなかったので、映画のDVDの方を使ってます。あ、でも右横のamazonとbk1は、本の方にリンクしています... ややこしいっすね(^^;。
ええと、普段は、映画の原作を読むことって滅多にしないんです。ノベライズは論外ですしね。でも何かの話の流れで、なんとなく買って、そのまま何年か積みっ放しだったのでした。いやあ、本も良かったです。とても。登場人物に多少の違いがあるとはいえ、かなり原作に忠実な映画化だったようで、読んでると映画の色んなシーンを思い出しちゃいました。特に印象に残ってるのは、野球場の向こう側のとうもろこし畑から選手たちが出入りするシーンとか、ムーンライト・グラハムが戻ってしまうシーン。「見えない」人たちがグラウンドに入り込んで、選手たちが礼儀正しく場所をあけるシーンも...。やっぱり読んで良かったなあ。純粋で爽やかで、すごく透明感のある作品でした。こんな作品をあそこまで映画化できたっていうのは、実は凄いことだったのかも。映画の方も、久しぶりに観たくなっちゃいました。
映画では架空の黒人作家になってたはずなんだけど、原作で主人公が呼んで来る作家ってサリンジャーだったんですね。これにはちょっとびっくりでした。(文春文庫)

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ウェストレイクの作品はドートマンダーシリーズしか読んだことがないので、これが初の単発物。生まれてこの方、ありとあらゆる詐欺師に騙されてきたフレッドは、会ったこともない叔父から30万ドルもの遺産を贈られると聞いてびっくり。てっきり新手の詐欺かと思いきや、それはれっきとした事実でした。でもあっという間に周囲は金の無心の人々でいっぱいになり、しかも命まで狙われる羽目になって... と、主人公がちょっぴり気の毒になっちゃうような、コミカルミステリ。面白かったことは面白かったんだけど、なんていうか、いかにもアメリカのコメディって感じで、今ひとつピンとこなかったかなあ。ドートマンダーシリーズの方が浪花節が入ってるし(?)、分かりやすい面白さなんですよね。(ハヤカワミステリアスプレス)


+既読のドナルド・E・ウェストレイク作品の感想+
「我輩はカモである」ドナルド・E・ウェストレイク
「バッド・ニュース」ドナルド・E・ウェストレイク
Livreにドートマンダーシリーズの感想があります)

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