Catégories:“2004年”

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吸血鬼物。英国幻想文学賞、ブラム・ストーカー賞受賞作。最初はすごいスピード感があっていい感じだったんだけど、回想シーンに入ったころから失速しちゃった。amazonの書評に「菊池秀行氏の著作が好きな人なら」ってあったんだけど、それも納得。バイオレンス部分なんて丁度そんな感じですね。あそこまで艶っぽくはないですけど、でもやっぱりエログロ。続編2つと外伝もあるらしいんですけど、とりあえずそっちはいいや...。(ハヤカワ文庫FT)

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小学校の時に、図書館で「霧のむこうのふしぎな町」の表紙に惹かれて思わず手に取って以来、大好きな柏葉幸子さん。でも作品は案外読んでなくて、これで4作目でした。「霧のむこうのふしぎな町」を何度も何度も読んでるから、沢山読んでるような気がしちゃった。(^^ゞ
懐かしい雰囲気の12の物語の入った短編集。どの物語にも「おばあちゃん」が出てきて、その「おばあちゃん」と一緒にいる子供たちは、ちょっぴり不思議な体験をすることになります。でも不思議なことを起こすのは、おばあちゃんというよりも、その場所だったり町だったりするんですけどね。読んでいると、どこかは分からないんだけど、田舎の鄙びた町の情景が浮かんできます。古さと新しさが同居していて、すごく暖かくて懐かしい雰囲気。これが柏葉さんの魅力なんだなあ。(講談社文庫)

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本当は海外物が絶好調なんですが、そっちは一休み。原りょうさんがほぼ10年ぶりに新作を出して、今度サイン会があるとのことで、行けるかどうかもまだ分からないっていうのに、本を買って整理券ももらってきてしまいましたー。ま、行けるかどうかはともかく、原さんの新作とくればやっぱり読まずにはいられないっしょ。
ということで、新・沢崎シリーズ第1弾。早速読みましたー。いやあ、この雰囲気ですよ。渋いなあ。なんだかもう、この雰囲気だけで酔えるって感じなんですよね。くうぅ。芳醇な香りと熟成したまろやかな味わい。今回の沢崎は完全に巻き込まれ型で... まあ、巻き込まれ型というのはいつものことなんですけど、今回は特にやる気がなかったようなのが、アレレ。で、その割にいつの間にか全て分かっちゃってるのはナゼ。...とか言いつつも、やっぱり良かったです。そうそう、この会話なんだよね、とか読みながら思っちゃいました。サイン会、行けるといいなー。(早川書房)


+シリーズ既刊の感想+
「そして夜は甦る」「私が殺した少女」「天使たちの探偵」「さらば長き眠り」......ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「愚か者死すべし」原りょう

+既読の原尞作品の感想+
「ミステリオーソ」「ハードボイルド」原りょう

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テキサスの田舎町の図書館長が、図書館で死体を発見。死亡推定時刻のアリバイもないし、被害者とは前日ひどい口論をしてたということで、警察に疑われちゃう。で、自分で犯人探しに乗り出す... という話なんですけど、いやー、面白かった。読んでる途中も、翻訳物らしいクセがなくてすごく読みやすくて良かったんだけど、止まらなくなるほどではなかったんですよね。でもラストスパートが凄かった! いやあ、びっくりびっくり。実は本筋とは関係ない主人公の人となりにちょっとひっかかってたんだけど(母親の介護に関してちょっと異議アリ)、それも忘れちゃったぐらい。とりあえずこの1冊だけのつもりだったんだけど、やっぱりもう1冊ぐらいは読まなくちゃだわ!(シリーズ物で、「図書館の美女」「図書館の親子」「図書館長の休暇」と続くそうです)(ハヤカワミステリアスプレス文庫)

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雑誌に載っている、光原百合さんの作品3つ。

「1-1=1」 小説推理1月号(双葉社)
「人気作家競作! モンキー・パンチの名作『ルパン三世』の世界に挑戦!」ということで、大沢在昌氏との競作。実はルパン三世って、あんまり良く知らないんですよね。もちろん名場面は見たことがあるし、山田康雄さんの声も印象に残ってるんですけど、ちゃんと通して観たことって1回もないかも...。元の話を全然知らないでこの作品を読むというのは、きっとすごく勿体無いんでしょうね。でもこれだけ読んでもすごく雰囲気があって楽しかったです。特にあの錠太郎の秘策ってば最高。思わず噴出しそうになりましたよ。確かにこれは有効だー。(喜)
で、ラストにかけては、しんみりしたりほのぼのとしたり。うわあ、いい話だなあ。


「クリスマスの夜に」 オール讀物12月号(文芸春秋)
「すばらしい赤ちゃん」と「森のクリスマスツリー」「森の郵便屋さん」の3編。可愛らしいクリスマスの童話は、この季節にぴったりですね。光原さんでクリスマスといえば、「ほしのおくりもの」という絵本もありますが、これもそのうちに絵本になったりしないのかな?(「ほしのおくりもの」は、表題作の、金色の星の咲く木のとこが大好きなのだ) 私はこの3作の中では「森の郵便屋さん」が一番好きだな。なんて可愛いの!木彫りというところが、またあったかくて素敵。


「オー・シャンゼリゼ」 星星峡(幻冬舎)
星星峡は、幻冬舎から出ているPR誌。大きな書店にしかないんですけど、カウンターに置いてあって、ただでもらえます。前回光原さんの作品が載ってた時は、なかなか書店に行く時間が作れなくて、その間になくなってしまったんですが、今回はちゃんともらえました♪
ということで、沢渡颯月先生の登場する短編。なんて爽やかで可愛い話なんでしょう。いやあ、若いっていいですなあ... なんておばさんくさいことを言いたくなったのですが(笑)、でも金管楽器ってなんだかエロティックなイメージですね。少女から大人の女へ... というこの時期に、ぴったりだなあって思っちゃった。


+既読の光原百合作品の感想+
「ありがと。 あのころの宝もの十二話」ダ・ヴィンチ編集部編(「届いた絵本」)
オール讀物11月号(文藝春秋)(「扉守」)
小説NON 11月号(祥伝社)(「希望の形」)
小説推理・オール讀物・星星峡(「1-1=1」「クリスマスの夜に」「オー・シャンゼリゼ」)
「最後の願い」光原百合
光原百合ベスト3@My Best Books!
「尾道草紙」尾道大学 創作民話の会
「銀の犬」「親切な海賊」光原百合
オール讀物 2007年10月号(「写想家」)
「嘘つき。 やさしい嘘十話」ダ・ヴィンチ編集部編(「木漏れ陽色の酒」)
オール讀物 2008年11月号(「旅の編み人」)
「新・本格推理 不可能犯罪の饗宴」二階堂黎人編・オール讀物 2009年8月号(「花散る夜に」「ピアニシモより小さな祈り」)
「イオニアの風」光原百合
「扉守 潮ノ道の旅人」光原百合
Livreに、これ以前の作品の感想があります)

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ステファニー・プラムシリーズ4作目。またしても今回、強烈なキャラクターが登場です。身長が2メーター近い、大きくて超ド派手なドラッグクイーン(でも一応ノーマル)のサリー。強烈なキャラで売ってるこのシリーズでも1、2を争う凄まじさ。(笑)
今回は、ステファニーが捕まえようとする女性が別れた男にいくつも暗号文を送りつけてきて、それをタイトル通り、このサリーに解いてもらうことになります。でも普通のミステリなら、ここで何らかの具体的な暗号が出てくるとこなんですけど、この本では全然登場しないんですよね。「支離滅裂なアルファベットが並んでいた」っていうだけ。これがちょっと物足りない... 読みながら解く努力をするかどうかはともかくとして(少なくとも私はしない←断言するなッ)、やっぱりちょっと見てみたくなるじゃないですかー。...とは言っても、そんな風に暗号なんか登場させちゃったら、作風が変わっちゃうから仕方ないんでしょうね。脳みそも筋肉でできてるような男に、こんな難しそうな暗号送りつけても仕方ないのに... というのも言いっこなしですな。(笑) あ、今回は、ステファニーの恋愛面も大発展。凄いですよ!相変わらずの賑やかで楽しい作品になってます(^^)。 (扶桑社文庫)


このシリーズは、全部で9作出てるみたいなんですが、私が持ってるのはここまで。タニス・リーに戻りたい気もするんだけど、せっかくだから、もうちょっと海外ミステリを続けてみよう。


+シリーズ既刊の感想+
「あたしにしかできない職業」ジャネット・イヴァノヴィッチ
「モーおじさんの失踪」ジャネット・イヴァノヴィッチ
「サリーは謎解き名人」ジャネット・イヴァノヴィッチ

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ステファニー・プラムシリーズ3作目。今回ステファニーは、街の人気者・モーおじさんを捕まえなくちゃいけなくなります。このモーおじさん、ほんとにものすごい人気なんですよね。聞く人聞く人みんな、口を揃えて「モーは絶対に間違ったことはしない」って言うし、そんなモーおじさんを捕まえようとするステファニーは総スカン状態。そんな風に万人に評判がいい人ってどうよ?って思っちゃうし、なんでみんなにそこまで信頼されてるのか、その辺りにもうちょっと説得力が欲しかったんですが、でもそんなのはこの展開の前には些細なことなのかな。やっぱり面白かったです。行く先々で死体を見つけちゃう暴走ステファニーと、その後始末をやらされる羽目になるモレリもいいコンビ。それに今回はメイザおばあちゃんはあまり前面に出てこなかったんですけど、その代わりに体重104キロの黒人の元娼婦・ルーラがいい味を出していました。
でもこの作品に出てくる人たちって、なんでこんなにカロリー高いものばっかり食べてるんだろう。ドーナッツも必ず12個単位で買ってるし。そんなのばっかり食べて、気持ち悪くならないのかしら。(笑)(扶桑社文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「あたしにしかできない職業」ジャネット・イヴァノヴィッチ
「モーおじさんの失踪」ジャネット・イヴァノヴィッチ
「サリーは謎解き名人」ジャネット・イヴァノヴィッチ

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