Catégories:“2004年”

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ファンタジーが続いてるので、ここらでちょっとミステリなど。ちょっとブレーキかけておかないと、手持ちのタニス・リーを全部読み終わってしまいそうだし。(笑)
ということで、「私が愛したリボルバー」に続く、ステファニー・プラムシリーズ2作目。どうも世間一般的には2作目の方が断然面白いという評判みたいなんですが、でも私は1作目の方が楽しめたような... な、なぜだろう(^^;。や、こっちも面白かったんですよ。でもね、1作目の方が、なんていうか、五里霧中の手探り状態の面白さがあったような気がするんですよねえ。誰が味方で誰が敵なのか分からない中を主人公が1人暴走する、みたいな。今回はちょっと安定感が出てきて、そんながむしゃらぶりがあまり感じられなかったような...。
とは言え、今回もステファニーの家族がいい味を出していました。特にメイザおばあちゃん、かっこいいよぅ。ダーティ・ハリーも真っ青だ!(扶桑社文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「あたしにしかできない職業」ジャネット・イヴァノヴィッチ
「モーおじさんの失踪」ジャネット・イヴァノヴィッチ
「サリーは謎解き名人」ジャネット・イヴァノヴィッチ

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久々に読破したい心を刺激しまくってくれてるタニス・リー。なかなか手に入らない本も多いので、固め読みはしたくないんですけど、今丁度ファンタジーモードに入ってることもあって、読みたくて読みたくて。もちろんミステリも大好きなんだけど、本質的には、実はファンタジー者なのかもしれないなあ。
ということで、タニス・リーの「白馬の王子」。気がついたら異世界にいた王子が、化け物退治しなくちゃいけない羽目になる話。魔女だの竜だの巨人だのがいて、思いっきりファンタジーの異世界なんですけど、この王子、とにかくやる気がないんです。あっちに危険があると聞けば、こっちに行きたくなるし、危険が近づいてきたら本気でボヤいちゃう。そんな人が、「待たれていた救世主」。普通なら、分からないなりにも、やってるうちにちょっとはその気になる人が多いでしょうに、この王子に限っては全然なんですよねえ。周囲の盛り上がりぶりに、ヤケクソになってるみたい。白馬とのやりとりなんて、まるで漫才だし、ほんと笑っちゃう。(やっぱりこの辺りは、ナルニアの「馬と少年」のシャスタとブレーが元になってるんでしょうね) 内容を知ってみると、この題名からして人を食ってるわ!(笑)(ハヤカワ文庫FT)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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実はちょっと前から読み始めてたんですけど、なかなか話に入れず、他の本に浮気ばかりしてました。(^^ゞ
というのも、一度ブラッドリーの「アヴァロンの霧」を読んでしまったら、もうそれが私の中でのアーサー王伝説の基本になってしまったみたいで、どうも他の作品は難しいんですよね。それにこの作品、なんていうか、すごいパロディ小説なんですよ! 最初のうちなんてまるっきりのドタバタ。一体これっていつの時代の話よ...?!って感じだし、一時はどうしようかと思いました...。蜂蜜酒を飲んでるなら、そう書いてくれた方が、私としてはありがたいのになあ。←今時の人にはこっちの方が分かりやすいだろうからって、ポートワインを飲んでることになってるんです。作者の注釈つきで。
でも、時間を逆に生きているというマーリンの設定は面白いし、その独特な教育ぶりもユニーク。この作品に現代的なユーモアが散りばめてあるのは、きっとアーサー王伝説に対する新しい解釈を打ち出すためなんですね。この作風に一旦慣れてしまいさえすれば、この意欲的な解釈はなかなか凄いです。ほんと斬新だし強烈。でも、いくらアーサーが現代的な思想で頑張ったとしても、最後の結末は変わらないわけで...。そこがとっても切ないところでした。(創元推理文庫)

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アーサー王ゆかりの地への旅行記。ちょっと作者の準備不足が目につくかなー。それにアーサー王伝説自体をあまり良く知らない人のためには、この程度の説明は必要なんでしょうけど、でも「紀行」と言うからには、やっぱもっと旅行記の部分に比重を置いて欲しかった。...とは言え、やっぱり読みやすかったし、面白かったです。読んでいると、実際にこの本を持ってイギリスに行きたくなっちゃいます。アヴァロンの湖と思しき場所の写真にはちょっとがっかりしたんですけど(これじゃあ、普通の川じゃん)、でもウィンチェスター城に置かれているという円卓は見てみたいぞ!!(中公新書)


右は、RoxyMusicの「Avalon」です。いやあ、懐かしいなー。(脈絡ナシ)

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「夢織り女」「月のリボン」「百番目の鳩」という3つの妖精物語集を1冊にまとめたという本。この1冊に、20の短編が収められています。ジェイン・ヨーレンは、「20世紀のアンデルセン」とも言われる作家さんなんだそうですが、それも納得、まるでヨーロッパに古く伝わる民話を読んでるみたいなんですよー。懐かしくて、ちょっと残酷なおとぎ話。でも苦いラストになっても、それが苦いだけで終わらないんですよね。この辺りは、タニス・リーと通じるような気が。でもヨーレンってアメリカ人だったんですね。この名前から、てっきり北欧系の人かと...。(^^ゞ (ハヤカワ文庫FT)

またしても画像がない本ばかり続いちゃった。...自分で撮ってみる?(笑)
と思ったら、bk1にあったのね。sa-kiっち、ありがとう!


+既読のジェイン・ヨーレン作品の感想+
「夢織り女」ジェイン・ヨーレン
「水晶の涙」ジェイン・ヨーレン
「三つの魔法」ジェイン・ヨーレン
「光と闇の姉妹」「白い女神」ジェイン・ヨーレン
「月夜のみみずく」ジェイン・ヨーレン ショーエンヘール

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誕生日の宴に招かれなかったことを魔女が、双子の王子と王女に魔法をかけてしまう... というまるで「眠り姫」のようなエピソードから始まるおとぎ話。「眠り姫」以外にも、「白雪姫」みたいだったり、アラビアン・ナイトみたいだったり、中心となる冒険は、まるでギリシャ神話のアルゴ号の話みたいだったり。色んな物語がミックスして、なんともユーモラスな物語になっています。耽美派タニス・リーが、こんな作品を書いていたとは...! これはタニス・リーの処女作なんだそうですが、それにしてもびっくり。
基本的には、王子がドラゴンの守っている宝を探しに行くという物語なんですが、そこに魔女があれやこれやと邪魔を入れるんです。口では勇ましそうなことを言いながら、王子たちが怪物退治をお互いに譲り合ってるところが面白かったな。魔女に入れ知恵された王女が、色々と難題をふっかけるところなんて、まるでおとぎ話の裏話をこっそり覗いてるような感覚もあったりして。でも意地悪な魔女も、どこか憎めないのがいいんですよねえ。(現代教養文庫)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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小泉喜美子さんによる、海外ミステリガイドブック。本格物、変格物、ハードボイルド、クライム・ストーリィ、警察小説、スパイ小説、ユーモア・ミステリー...と、様々なミステリ作品が紹介されていきます。
元々は雑誌の連載で、実に30年近く前に書かれた文章なんですが、今読んでも全然古くないどころか、歯切れが良ければテンポも良くって読んでいて楽しい本。で、小泉さんならではのミステリに対する美学というか拘りがふんだんに入っていて、それがとてもいいんですよね。なんせ初っ端から、「殺人をテーマに好んで扱うジャンルだけに、ミステリーは美しく、洗練されていなければならない」ですよー。小泉さんご自身の洒落たミステリ作品は、こういったとこから生まれてきたんでしょうね。で、読んでいると色々と「なるほど」と思う部分があったんですが、その中で一番「おお」と思ったのは、ミステリ作品が歌舞伎や浄瑠璃みたいな江戸文芸の「お約束ごと」と通じるという部分。これは小泉さんご自身も感じてらしたところに、都筑道夫さんが書いてらしたんだそうです。「マンネリズムを逆手にとることによって、成立する芸術形式」ですって。ほおぉ、なるほど。
それにしても、こういう本を読むと、読みたい本がどんどん増えちゃうのがコマリモノ。でも海外ミステリガイドブックとしても貴重な1冊でした。(既に絶版ですが...)(新潮文庫)


+既読の小泉喜美子作品の感想+
「殺人はお好き?」小泉喜美子
「メインディッシュはミステリー」小泉喜美子
「弁護側の証人」小泉喜美子

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