Catégories:“2005年”

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昨日に引き続きのスケルトン探偵シリーズ。7作目です。今回の舞台はエジプト。教育用ビデオのナレーターの仕事を引き受けて、ギデオンは撮影隊と共にエジプトへ。
エジプトも一度行ってみたいなあと思う場所なんですけど、そのエジプトが表から裏まで楽しめちゃう。やっぱり紀行ミステリですね、このシリーズは。自分もエジプトに行った気分になって楽しめちゃう。作者のアーロン・エルキンズは、ちゃんと取材旅行してたのかな? で、あーんなこととかこーんなこととか体験したのかしら? 羨ましーい。でもエジプトを旅行するのは、想像以上に大変そうです。「昨日は存在しなかったし、明日はもう存在しないであろう規則」だなんてねえ。その時々で役人に言いたいこと言われて、「規則ですから」なんてテキトーなこと言われても、反論できる語学力もないからなあ。
今回はいつも以上に事件が起きるのが遅くって、それがちょっと気になっちゃいました。もちろん事件が起きるまでにギデオンは骨の鑑定とかしてるし、その鑑定が後半に繋がって面白いことになるんですけどね。でも今回のギデオンの行動はちょっとなあ。それより、シリーズで何度か登場してた人が知らないうちに亡くなっててびっくりです。ショック。それと、エジプトでコーディネーター役をしているアメリカ人がいるんですけど、この彼が、エジプトにいる時とアメリカにいる時とでは能力の発揮され方が全然違うみたいで、その辺りがなんだかすごく面白かったです。妙に説得力がありました。(笑)(ハヤカワミステリアス・プレス文庫)


+既読のアーロン・エルキンズ作品の感想+
「古い骨」「暗い森」アーロン・エルキンズ
「断崖の骨」「呪い!」アーロン・エルキンズ
「氷の眠り」「遺骨」アーロン・エルキンズ
「死者の心臓」アーロン・エルキンズ
「楽園の骨」「洞窟の骨」アーロン・エルキンズ

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しばらくファンタジーばかりだったんですが、海外ミステリに戻って来ました。これはスケルトン探偵ことギデオン・オリヴァー博士のシリーズ、5作目と6作目。
「氷の眠り」は、30年前に氷河で雪崩に巻き込まれた植物調査チームの3人の骨が見つかって、丁度そこのロッジに居合わせたギデオンが骨を鑑定すると、そこには殺人の証拠が...?!という話。謎解き自体には、どこかすっきりしないものが残っちゃったんですが、骨が見つかったと聞いた時のギデオンが反応が可愛かった! あ、正確には反応そのものというより、それを見ていたジュリーの説明がですね。想像して笑っちゃった。それに氷河のしくみの説明も興味深かったです。ジュリーの説明から位置がぴたりと合うところなんて、なんだか理系ミステリみたい。こういうのはワクワクしちゃいます。
そして「遺骨」では、ギデオンとジュリーが司法人類学者たちの会議に出席。10年前に亡くなった教授の骨が博物館に展示されることになるんですけど、それが盗まれてしまったり、ギデオンが、死体が埋まっている場所を発見してしまったり、という事件。なんと土壌圧縮地というのがあって、見る人が見ればすぐ分かるし、そういう場所にはほぼ確実に死体が埋まってるんですって。地面を見ただけで、死体の埋まってる深さや姿勢まで分かってしまうなんてびっくり! そしてそこから掘り出された白骨死体の頭蓋骨を使って復顔法が実演されるんですけど、これがまた... や、この最後の一瞬は凄かった。いやー、面白かったです。でもって、専門家がいっぱいその辺りをうようよしてケンケンガクガクしてるっていうのが、またいいんですよねえ。(笑)(ハヤカワミステリアス・プレス文庫)


+既読のアーロン・エルキンズ作品の感想+
「古い骨」「暗い森」アーロン・エルキンズ
「断崖の骨」「呪い!」アーロン・エルキンズ
「氷の眠り」「遺骨」アーロン・エルキンズ
「死者の心臓」アーロン・エルキンズ
「楽園の骨」「洞窟の骨」アーロン・エルキンズ

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「大魔法使いクレストマンシー」シリーズ外伝。短編が4つ入っています。私が一番気に入ったのは、「魔女と暮らせば」と「トニーノの歌う魔法」の主役同士の共演となる「キャットとトニーノと魂泥棒」かな。男の子2人が可愛いんですよー。あと、夢見師という職業の女の子が出てくる「キャット・オニールの百番目の夢」も、なかなか面白かったです。しかもこの女の子のお父さんは、「クリストファーの魔法の旅」に出てきた、クリストファーの学校時代の親友なんですよー。こんな風に話がどんどん広がっていくのって大好き。でもこれでクレストマンシーシリーズはオシマイらしいです。次世代のクレストマンシーの話とかもちょっと読んでみたかったんだけどな... そういうのが全然なくてちょっと残念。でも十分面白かったです。それにこのシリーズは表紙がとっても可愛くて大好き。手元に本を置いてるだけでも楽しかったし、読んで良かった♪
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品は、手元にはあと「星空から来た犬」と「七人の魔法使い」があるんだけど、さすがに10冊続けて読むと疲れますね。(笑) ということで、ファンタジーは一休み。次は海外ミステリに戻る予定です。(徳間書店)


+シリーズ既刊の感想+
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

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「大魔法使いクレストマンシー」シリーズの3作目と4作目。でも本当はこの「魔女と暮らせば」が1番最初に、そして「トニーノの歌う魔法」が2番目に書かれたんだそうです。「魔女と暮らせば」は、かつて「魔女集会26番地」という題名で紹介されていた作品の新訳。時系列的には、「クリストファーの魔法の旅」が一番最初で約25年前、「魔女と暮らせば」が比較的最近に起きた話で、「トニーノの歌う魔法」はその半年後、そして「魔法使いはだれだ」が、「たった今起こっていること」とのこと。(結局どこから読んでもいいのね...)
「魔女と暮らせば」は、両親を船の事故で亡くしたグウェンドリンとキャットという姉弟が、クレストマンシーの城に引き取られる話。グウェンドリンは魔法が得意なんですけど、物凄い高慢ちきで自信過剰。クレストマンシーの関心を自分に向けるために、次から次へと悪戯の魔法を繰り返します。この彼女が見ててなんだか痛々しいし、しかも弟のキャットが姉の暴走を止めるどころかすっかり言いなりになってる不甲斐ない男の子。最後は一応ハッピーエンドなんですけど、結構ブラックかなあ。「クリストファーの魔法の旅」と登場人物が一部重なってるので、後日譚的な楽しみもありました。
そして「トニーノの歌う魔法」はイタリアが舞台。ロミオとジュリエットばりの、憎しみ合う2つの家が登場。でもイタリアが舞台のせいか、シリーズの他の作品と随分と雰囲気が違うような~。この2つの家は直接係わり合いのない時はどちらもいい家族だし、大家族でとても暖かいんです。たとえば、魔法使いの家系に生まれてても、魔法が得意じゃない子も当然出てくるわけですが、そういう子がいてもみんな気にしないどころか、失敗した魔法を明るく笑い飛ばしたり、落ち込んでる子を家族中で心配してなぐさめたり。家族の絆が強いんですよね。(だからこそ家同士で憎みあうようなことにもなるんだけど) そしてもう1つイタリアっぽいのが、魔法の呪文の唱え方。普通はまあ言ってみれば詩のように朗読するんだと思うんですけど、ここでは歌のメロディに乗せて呪文を唱えるんです。これが気に入っちゃった。もちろん音が外れたり呪文を間違えたりしたら、何が起こるか分からないのですが...(笑) でも綺麗な歌声がこちらまで響いてくるようで、読んでいてても気持ちの良い物語でした♪(徳間書店)


+シリーズ既刊の感想+
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

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「大魔法使いクレストマンシー」シリーズの2冊。このシリーズは4部作プラス外伝が1作あるんですが、普通の続き物ではなくて、「クレストマンシー」を巡る色々な物語といった感じなんですね。時系列も舞台もバラバラで、どこから先に読んでも大丈夫みたいです。しかも「クレストマンシー」というのは個人の名前ではなくて、力の強い大魔法使いが引き継いでいく1つの役職の名前なんですって。
まず1作目の「魔法使いはだれだ」は、魔法が法律で禁じられていて、魔法使いや魔女は、見つかり次第火あぶりになってしまうという物騒な世界(...でもその魔法以外の面では、この世界とそっくりな世界)が舞台。それなのに、先生が集めたワークブックに紛れ込んでいたのは、「このクラスに魔法使いがいる」というメモ。不思議な出来事もいくつか起きて、クラスの誰が魔法使いなのかという騒ぎが最高潮に達したところで、大魔法使いクレストマンシーが登場... つまりクレストマンシーは主役ではないわけですね。(笑) そして「クリストファーの魔法の旅」の方は、そのクレストマンシーの子供の頃の物語。幼い頃から魔力が強くて、夢の中から色々な別世界へと冒険に出かけていたクリストファーが、その能力を知った伯父に利用されるようになって... という物語です。
「魔法使いは誰だ」も、まあ普通に面白かったんですけど、なかなか学校の生徒たちの区別がつかなくて最初は話に入るのが大変だったんですよね。(登場人物紹介に挿絵までついてるのに...) それに比べて、「クリストファーの魔法の旅」は、最初から最後まで面白かった! クリストファーが学校に入る前の描写は、なんだか「メアリー・ポピンズ」を彷彿とさせるし、別世界に通じる場所の場面では、C.S.ルイスの「魔術師のおい」を思い出したりしてたんですけど(笑)、でもそこからどんどん発展していくし、テンポも良くて楽しかったです。もう一気に読んじゃった。これこれ、こういうのが読みたかったのよねえって感じ。色々な世界の存在の概念も面白かったし、ちょっと変わった魔法の使い方も楽しーい。(特に本が濡れないように、呪文を破りとって包む場面!) これは残りの3冊を読むのも楽しみです。(徳間書店)


+シリーズ既刊の感想+
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

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ふと気がつくと、幽霊になっていた?! ひっきりなしに頭に浮かぶのは「事故だ!」という言葉ばかりで、何も思い出せない「あたし」。でもドアを通り抜けて家に入り、3人の姉妹を見た途端、自分が誰なのかを思い出します。幽霊になってしまうだなんて、一体何があったのかしら...?

主人公が自分のことをまるで思い出せない状態なので、当然読んでる側にも何も分からず、序盤はちょっと話に入りづらかったんですけど、まずは「自分は誰なのか」、そしてその自分に「一体何が起きたのか」というミステリ的な展開。そして姉妹が登場し、幽霊の正体が分かった辺りから、どんどん面白くなります。もうこの姉妹の喧嘩が強烈で、読んでるだけでも圧倒されそうでした。同じ4人姉妹でも、「若草物語」とは何という違い!(笑) でもね、その両親がまた一枚上手なんですよー。寄宿学校の経営をしているんですけど、もうすっかり疲れ切っていて、娘たちにまるで無関心。4人のうちの1人がいなくても気付かないなんて!
でもまあ、この辺りまではまだ普通の日常生活の雰囲気なんです。中盤以降、その雰囲気が一変してしまってびっくりでした...。とにかく先が読めない展開で、実はまだまだ大きな謎も残されています。そしてラスト。なんと、そう来ますかーっ。いや、もうまるでスパッと包丁で切り落とされてしまったような感覚。でもこのラストこそが、ダイアナ・ウィン・ジョーンズなのかもしれないな。や、予想外に強烈な作品でした。もう、びっくりしたなー。(創元推理文庫)


+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
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「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
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「詩人(うたびと)たちの旅」「聖なる島々へ」「呪文の織り手」「時の彼方の王冠」という4作、デイルマークという架空の世界を舞台にした一大叙事詩です。文庫本の表紙も、タペストリーのように4冊続いてるイラストなんですよー。こういうのってなんか素敵。(だからぜひ並べてみたかったのでした) でも物語は1巻から4巻まで時代の流れと共に話が続いていくわけではなくて、1~3巻はそれぞれ完全に独立した物語。しかも1巻と2巻はほぼ同時代の話なんですけど、3巻なんていきなり時代が遡っちゃうんです。そしてそんな独立した3つの物語が4巻の「時の彼方の王冠」で、1つの大きな物語にまとまるという構成。こういう構成って大好き♪
日本では、この4冊が半年の間に次々に出版されたんですが、実際に完結するには20年近くかかったんだそうです。1巻~3巻は1975年、1977年、1979年に出てるんですけど(本国でね)、4巻が出たのは1993年なんですって。なんと14年も間があいてたとはー。本国のファンは堪らなかったでしょうね。で、1~3巻は比較的初期の作品だけあって、かなりシンプルでストレートな感じです。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ一流の捻りもほとんどなくて... や、実はあの捻りがそれほど得意ではない私にとっては、逆にとても読みやすかったんですけどね。(2巻の前半はあまり好みじゃなくてちょっとツラかったんだけど、でも終わってみるとこれもそんなに嫌いじゃなかったし) それに吸引力がなんだかとても強くって。1巻2巻それぞれのラストが意外とあっさりだったんで驚いたんですけど(あれはちょっと安易だったような...) 、でもこのデイルマークという架空の国の世界観にものすごく奥行きが感じられたのが良かったです。それに全部まとめて読んだら、やっぱりダイアナ・ウィン・ジョーンズらしい作品でしたしね。あれがこう来てそうなるのか!とか、えっ、あの人が...?! の驚きもいっぱい。あのエピソードが、こんなところに...?! とか。(笑) 何というかとても時の流れを感じさせる物語でした。今も昔も、そして未来までも続いていくんだなあ。(創元推理文庫)


+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
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「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
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