Catégories:“2005年”

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新潮文庫版にはどちらも安野光雅さんの絵が表紙に使われていて、さすが雰囲気を合わせてるんだなーと思ったんですが、どちらも画像が出てこなくて残念。

「明暗」は、新聞連載の途中で漱石が亡くなり未完のまま終わってしまった作品。ごくごく簡単にいってしまえば、津田という30男と、結婚して半年になる妻のお延、そして津田と結婚寸前までいきながら、津田を捨てて他の男のもとに走った清子という3人の物語。漱石にしては珍しく3人称で、登場する色々な人々の内面が描かれてます。大きな展開はなくて、むしろ細かい描写の積み重ねで読ませるという感じ。会話がすごいんです。夫婦間で、親子間で、はたまた友達(知り合い)同士での腹の探り合い。表面上は終始にこやかに応対していながらも、水面下では丁々発止の対決。こんな会話、毎日してたら絶対身が持たないよ... と思うんですが、そこからそれぞれの人物像や感情が克明に浮かび上がってくるのがすごいところ。その「明暗」のラストは、勤め先の社長夫人の口車に乗せられた津田が清子に会いに行って、再会するところまで。

そして水村さんが書かれたのはその後。一読して、「明暗」を相当読み込んでることが良く分かります。文体はそのまま。見た目にはまるで同じ。読んでいるとどこか印象が違うんですが、続けて読まなければ気づかなかった程度。どこに違いがあるんだろうと思っていたら、「あとがき」に、現代の読者に合わせて段落を増やしたとあったので、きっとその辺りなんでしょうね。確実に読みやすくなってます。そして「明暗」の煩雑な心理描写を減らして、筋の展開を劇的にしようとしたのだそう。確かに私にとっては、こちらの方がページをめくる手が止まらなかったです。
「明暗」では、津田の内面のずるさや弱さが、「好男子」という外面の良さに隠れていたようなところがあったんですが、こちらではその弱点が露呈されていて、それこそがこれまでの出来事の原因だった... というのがなかなかの説得力。そしてこれが今後のことにも大きく影響してくるわけですね。結局もう既に終わってることを、かき回しただけだった津田。お延の気持ちなんてまるで考えようともせず、ひたすら保身に走る津田の姿が情けない...。(こういう描写は女性作家さんらしいところかなと思ったんですけど、どうなんでしょう)

漱石が用意していた結末は、この続編とはまた違うのかもしれませんが、でも1つの結末としてすごく良かったと思います。「明暗」の伏線も見事に生かされていたし、「明暗」という作品の形を借りながらも、見事に水村さんの作品になっていたし。こうなってみると、他の方が書いた結末というのも読んでみたくなっちゃいます。他にはないのかな。「我こそは!」という作家さんはいらっしゃらなかったのかしら? でも水村さんの書かれたこの続編ほどの完成度を見せるのは、相当難しいことなんでしょうね、きっと...。(新潮文庫)


+既読の夏目漱石作品の感想+
「夢十夜」「冥途」「猫町」
「明暗」夏目漱石・「続明暗」水村美苗
「対訳 テニスン詩集」「倫敦塔・幻影の盾」夏目漱石

+既読の水村美苗作品の感想+
「本格小説」上下 水村美苗
「私小説 from left to right」水村美苗
「手紙、栞を添えて」辻邦生・水村美苗
「明暗」夏目漱石・「続明暗」水村美苗
「日本語が亡びるとき」水村美苗

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朝日新聞の読書欄に連載されていた、辻邦生さん・水村美苗さんの文学をめぐる往復書簡。水村さんの「できれば辻さんには一面識もないままに書いてみたい。新聞紙面でいただくお手紙から想像されるだけの辻さんに宛てて書いてみたい。また、新聞紙面でしか通じ合えないという状況のもとで書き、二人の手紙をより必然的なものにしたい」という言葉から、事前の顔合わせもなく進められたのだそうです。

まず、お2人の文学的素養の深さが素晴らしい! ここで話題に上る作品に対する考察や文学に対する思いなどを読んでいると、自分の読み方がいかに浅いか反省させられちゃいます。同じようにベッドに寝転がってお煎餅を齧りながら読んでいても(比喩です)、なんという違い! しかもお2人の語る文学は、自由自在に古今東西を駆け巡るのですね。水村さんの才気溢れる考察を、辻邦生さんが深い懐で受け止め、さらに発展させていくという感じ。自分が投げかけた話題を相手がどのように受け止めてくれるのか、そしてどのように発展させてくれるのか待ち構える緊張感があって、しかも想像以上の発展を見せてくれた相手に対する素直な感嘆があって、1つの仕事である以上に、楽しんでわくわくしているのが伝わってきます。しかも深く濃い「文学論」でありながら、書簡ということもあって読みやすく分かりやすいんです。その文章の美しいこと。ああ、こういう文章が書けるようになりたい...。
この中で一番印象に残ったのは、トルストイの「イワンのばか」についてでした。「イワンの国の価値は文学を通してしか解せないのに、その国には文学を解する人は入れないのです」という水村さんの言葉。うわあ、確かにその通りですね。これがそんな風に読める物語だったとは... 深いなあ。

本当は水村さんの「続明暗」を読むべく、漱石の「明暗」を読んでいたのですが、ふとこちらを開いてみると止まらなくなってしまって、ついつい先に読んでしまいました。ここに紹介されている本のうち既読は3分の1ほどしかなかったんですが、少しずつでも読んでいきます! 「文学を面白く読めるというのは、『幸福』を知るということと同じ」という水村さんの言葉が素敵です♪(朝日文庫)


+既読の辻邦生作品の感想+
「西行花伝」辻邦生
「手紙、栞を添えて」辻邦生・水村美苗

+既読の水村美苗作品の感想+
「本格小説」上下 水村美苗
「私小説 from left to right」水村美苗
「手紙、栞を添えて」辻邦生・水村美苗
「明暗」夏目漱石・「続明暗」水村美苗
「日本語が亡びるとき」水村美苗

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「ヒガン」の1ヶ月には、死者が戻ってくるというアナザー・ヒル。関係者以外なかなか立ち入ることのできないこの地に、ジュンは今年初めて、親戚のハナやマリコと共に参加することに。しかし今年は連続殺人犯の存在もあり、いつもの年とは違うヒガンが始まるのです。

今回の本の装幀も素敵ですねー。川を渡るとそこはアナザーワールド! 恩田さんらしい異世界が広がってます。
1ヶ月間の「ヒガン」の物語。でも「彼岸」と言うより、むしろお盆に近いかと。お盆では先祖の魂がこの世に戻って来ますが、この「ヒガン」では、主にこの1年に亡くなった人が戻ってくるんです。しかも霊魂だけではなくて、実体付き。生きていた時の姿のまま。だからうっかりしてると、死者とは気づかないこともあり得るんですね。そしてこの死者は「お客さん」と呼ばれていて、なぜか嘘をつけないのが特徴。だからお客さんの言葉は公式の記録として扱われる可能性があり、お客さんと遭遇した人は皆、ブラックダイヤリーと呼ばれる黒い手帳にその会話の記録を残すことになってるんです。殺人事件の被害者がお客さんとしてやって来たら、その犯人が分かっちゃうんですねー。(後ろからいきなりとか、本人も良く分かってない状態だと無理なんですが)

「死というものが残酷なのは、突然訪れ、別れを言う機会もなく全てが断ち切られてしまうからだ。せめて最後にひとこと言葉を交わせたら。きちんと挨拶できたら。そう思っている遺族がどれほどこの世にいることか。」
恩田さんがこの物語を書こうと思ったのは、ここが始まりだったのかもしれないですね。(朝日新聞社)

と、設定自体はとても魅力的だと思ったんですが、以下、あまり好意的じゃないことを書いてるので、折り畳み~。


+既読の恩田陸作品の感想+
「夏の名残りの薔薇」恩田陸
「小説以外」恩田陸
「ユージニア」恩田陸
「蒲公英草紙」「光の帝国」恩田陸
「酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記」恩田陸
「ネクロポリス」上下 恩田陸
「エンド・ゲーム」恩田陸
「チョコレートコスモス」恩田陸
「中庭の出来事」恩田陸
「朝日のようにさわやかに」恩田陸
「木洩れ日に泳ぐ魚」恩田陸
「いのちのパレード」恩田陸
「猫と針」恩田陸
Livreに、これ以前の全作品の感想があります)

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様々な媒体に発表されてきたホラー短編が、前後の会話を挟むことによって、数人のホームレスらしき人間の集まりで語られている物語として成立している作品。1つ話が終わるたびに、その語り手たちのことが少しずつ分っていくところが面白かったです。最初は「わたし」と「トヨさん」と「彼女」の3人。そこに「ヒゲ三」が加わって、「わたし」が「センセイ」であることが分かり、そして「サトーさん」が加わり... と、それほど大掛かりな仕掛けではありませんが、短編が苦手な私にはちょっと嬉しい趣向かも。
それぞれの作品はホラーと言うほど怖いわけではなく、あとがきで柴田よしきさんが書いてらっしゃるるように「夜」のイメージ。ごく普通の日常生活を送る「昼」に対して、それが歪み変化した「夜」。ほとんど怖くないんですけど、幻想的。何かの瞬間に歪んで変化してしまう女性の想いが様々な形で描かれているのが、柴田よしきさんらしかったです。...今、本の画像を見ていて気づいたんですけど、黒いのは女性の髪の毛だったんですね... 怖っ。(祥伝社)

で、本の感想とは関係ないんですけど、今朝、階段から落ちました... 上から下まで、ずどどどどーっと。
痛いやら情けないやらで、もう泣きそう。じっとしてる分には大丈夫なんですけど、身体を動かすと痛くって、結局今日は1日中寝てました。そしたら寝れること寝れること。ほんと信じられないぐらい1日中ぐっすりでしたよ。気がつかないうちに、ちょっと疲れが溜まってたのかもしれないですね。逆にいい休みになりましたー。
で、晩になって少し復活したんですが... 頭にできたたんこぶがやっぱり痛いです(^^;。


+既読の柴田よしき作品の感想+
「ワーキングガール・ウォーズ」柴田よしき
「シーセッド・ヒーセッド」柴田よしき
「窓際の死神(アンクー)」柴田よしき
「夜夢」柴田よしき
「激流」柴田よしき
Livreに、これ以前の全作品の感想があります)

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前の晩、一世一代の決心で3軒先に住む大学生・亨に誕生日カードを書いて出してしまったことを激しく後悔していた「つばめ」は、その日の午後、いつものように書道教室の後にビルの屋上へ。そして目に入ったのは、見慣れないキックボード。そして派手で意地悪そうな「星ばあ」。つばめは星ばあにキックボードを教える代わりに、亨へのカードを取り戻してもらうことに。

宙の本棚の小葉さんに教えて頂いた本です。
とっても可愛い作品でしたー。まず主人公の中学生のつばめの気持ちが1つずつすごくリアルに伝わってくるんですよね。外から見ると安定してるつばめも、その内心はそれほど安定しているわけではなくて、3 歳の時に自分を捨てた本当の母が書家だったことから書道を始めてみたり、自分の恋心を意識した途端に「亨くん」と話せなくなってしまったり(あるある)、実際には大したことを書いていないカードでも、出したことを1日中後悔してみたり。さらには隣の「いずみちゃん」が家を出た話で、「ママ」に苛ついたり。そんな1つ1つの気持ちがすごく伝わってくるんです。でもそれだけだと普通の話なんですが、この物語を引き締めているのが、意地悪な魔女のような星ばあの存在。言葉遣いが悪くて下品、ずけずけと意地悪なことばかり言うのに、どこか憎めないんですよねえ。空を飛べるなどという突飛な言葉も、このおばあさんなら本当に出来そう... なんて思っちゃう。つばめがついつい色々なことを話してしまうのも分かるんですよねえ。気づけば、2人の会話に引き込まれちゃってました。
星ばあの屋根に関する薀蓄も面白かったし、くらげのように夜空を飛んでいる夢のシーンが印象的。そして人のことには威勢が良くても、自分のことになると途端に意気地がなくなる星ばあが可愛く見えてくるラスト。優しさと暖かさが広がります。(ポプラ社)

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ポール・ギャリコ2冊。どちらも児童書。「ほんものの魔法使」の方は、ちくま文庫からも出ましたが、私が読んだのは単行本です。
「トンデモネズミ大活躍」は、ある陶器職人が作ったネズミが命を得て大冒険を繰り広げるという物語。モナコの故グレース・ケリー王妃が陶芸を始めた時に最初に作ったネズミの人形が、物語の生まれるきっかけになったのだそうです。ここに登場するトンデモネズミは、全身青色。小さな丸っこい体はフクロネズミみたいだし、後ろ足はカンガルー、前足はサルのよう。耳はウサギの耳そっくりで、内側は毒々しいオレンジ色。しかも尻尾もほとんどなく、という状態なんですけど... グレース・ケリー王妃が作ったネズミもそんな姿だったのでしょうか?(笑)
「ほんものの魔法使」は、魔法都市マジェイアを訪れた青年魔術師アダムの物語。最初は本物の魔法使いが沢山登場するファンタジーかと思ってたんですけど、実はこの魔術都市にいる魔法使いは本物の魔法使いじゃなくて、手品師とか奇術師なんですよね。最初はどこかにネタがあるはず... と、アダムの魔法を見ていた面々が、もしかしたらこれは本物?と思い始めたところから、だんだん中世の魔女裁判のような感じになってくるのが不気味。

「トンデモネズミ大活躍」の方は、あまりに子供用であんまり好みじゃなかったかも... 「ほんものの魔法使」の方が面白かったです。でもポール・ギャリコの作品の中では、まあまあってとこですね。(←なんかエラそう(^^;) (岩波書店・大和書房)


+既読のポール・ギャリコ作品の感想+
「トマシーナ」ポール・ギャリコ
「セシルの魔法の友だち」ポール・ギャリコ
「マチルダ ボクシング・カンガルーの冒険」ポール・ギャリコ
「われらが英雄スクラッフィ」ポール・ギャリコ
「幽霊が多すぎる」ポール・ギャリコ
「猫語の教科書」ポール・ギャリコ
「ハリスおばさんパリへ行く」「ハリスおばさんニューヨークへ行く」他2冊 ポール・ギャリコ
「七つの人形の恋物語」「スノーグース」ポール・ギャリコ
「トンデモネズミ大活躍」「ほんものの魔法使」ポール・ギャリコ
「ポセイドン」上下 ポール・ギャリコ
「ザ・ロンリー」ポール・ギャリコ
「「きよしこの夜」が生まれた日」ポール・ギャリコ
Livreに「ジェニィ」の感想があります)

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本格小説」(感想)がものすごーく良かった水村美苗さんの作品。これは筋らしい筋はほとんどなくて、ほとんどが2歳年上の姉との電話の会話です。両親に連れられて渡米して20年、それからあった様々な出来事が、電話での会話の合間に語られていくという形式。タイトルの"from left to right"というのは、日本語文学に特有の「縦書き」に対する「横書き」のことですね。日本語と英語、時にはフランス語も登場する「本邦初の横書きbilingual長編小説」。

日本語と英語が入り混じった会話、とは言っても所詮は日本語の本なので、英語の量は少ないんですけど、大学のゼミを思い出して懐かしかったです... 私の入ってたゼミ、先生は日本人だったんですが、当然のように英語を話してて(専門の授業自体、9割9分が英語で行われていたので)、生徒にも、母国語が日本語なのか英語なのか分からないような人たちが揃ってたんですよね。雑談は、その時に応じて日本語だったり英語だったり。彼らの会話が英語から日本語、日本語から英語と切り替わるのは、自分の言いたいことがその言葉では上手く伝えられなくなった時。英語と日本語でそれぞれ補完してるんです。
それ自体は全然構わないんですけど... 一見立派なバイリンガルな彼らの姿が、どうしようもなく中途半端に感じられてたんです。日本人の顔立ちで日本語を話していても、その日本語はちょっと怪しいし、日本人なら誰でも当たり前のように知ってること、子供の頃から当たり前のように体験してること、例えば「桃太郎」を聞いて育つ、みたいなことが、その根底に存在してるのかどうかも疑問だったし、だからといって西欧人として育っているのかといえば、それも疑問。この人たちの立ってる位置は、一体どこなんだろう、どちらにいても違和感を覚えるなんてことはないのかしら、なんてことを思ってて。子供を日本と海外2つの環境で育てるのって、親が余程しっかりしてないと難しいですよね。
そして読んでると、そんな彼らの姿が、水村美苗・奈苗という姉妹の姿にものすごく重なってきました。水村美苗さんは、中学から高校時代に何かに憑かれたように明治の文豪の文学作品を読み耽ったようですが、あの時の彼らにも、そういう拘りはあったのかしら。

この本から感じたのは、圧倒的な孤独感。どれだけアメリカにいて英語が上達しても、所詮は「アメリカにいるアジア人」に過ぎない2人。「帰国子女」として日本でもてはやされるには長くアメリカに居過ぎ、恋人のいない独身女性にとっては30代前半という不安定な年頃。既に帰るべき「HOME」はないのに、そこそこ良い家のお嬢さんとして生まれ育ってしまったプライドだけが今も彼らの根底にあって...
物語としての筋は特にないのに、これだけ読ませてしまうっていうのは、やっぱり凄いです。

水村美苗さんの作品は、次はデビュー作の「続明暗」を読む予定。なので先に本家の夏目漱石「明暗」を読もうと思ってます。「明暗」、読んだことあったかしら? それとも初めて? 読んだとしたら中学の頃だと思うんですけど、いわゆるその手の文豪の作品って、読んでるのか読んでないのか分からなくなっちゃったのが結構多いんですよね。水村さんの作品を読んでると、そろそろ初心に戻ってその辺りもぼつぼつと読み返していきたいなあって、そんな気になってきます。(新潮文庫)


+既読の水村美苗作品の感想+
「本格小説」上下 水村美苗
「私小説 from left to right」水村美苗
「手紙、栞を添えて」辻邦生・水村美苗
「明暗」夏目漱石・「続明暗」水村美苗
「日本語が亡びるとき」水村美苗

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