Catégories:“2008年”

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デヴィッド・ラウリーは、2度の離婚歴のある52歳の大学教授。性的欲望は人一倍強いものの、これまではかなり上手く処理してきたつもり。しかし週に1度会っていた娼婦と会えなくなったのがきっかけで、大学の20歳の教え子に強烈に惹かれ、半ば強引に肉体関係を持つことに。ところが彼女にはたちの悪いボーイフレンドがいたのです。デヴィッドはセクハラで告発されて、追われるように大学を去ることになります。そして、しばらく娘のルーシーが経営する農園に身を寄せるのですが...。

J.M.クッツェーという人は全然知らなかったんですが、ノーベル文学賞を受賞した作家だったんですね。そのクッツェーが2度目のブッカー賞を受賞したという作品。
大学での描写があんまり自然なので読み始めた時はうっかりしてたんですが、これはアパルトヘイト撤廃後の南アフリカが舞台の作品なんですよね。それがものすごく肝心要というか、それがなければ成り立たない作品。大学という、いわば白人社会の中でぬくぬくと過ごしてきた大学教授も、一歩外に出ればそこはアフリカ。大学では、ちょっとカッコをつけて、セクハラの査問会でも下手な言い訳なんて全然しないで自分の行動に自信を持ってるデヴィッドなんですが、その大学という砦から一歩外に出れば、そこは黒人社会なんです。娘のルーシーの農場に滞在している時に起きた事件や何かで、彼はそのことをイヤと言うほど思い知らされることになります。大学でのセクハラと農場での事件は一見違うものに見えるけれど、実は同じなんですね。強者と弱者の立場が入れ替わっただけ。結局、デヴィッドは徐々に黒人社会に隷属させられている自分に気づくことになるし、その結果、彼好みの「若くて美しい女との関係」とはまるで違う価値感の幸福を手に入れることになるし...
淡々と書いているようでいて、読後感は意外と濃厚な作品でした。そういえば、私が小学校の時の友達に、お父さんの仕事の関係で何年か南アにいたという子がいたんです。その頃のことだから、日本人は名誉白人という立場だったはずだし、彼女の家に遊びに行くと実際、欧米人の家みたいでカルチャーショックを受けたものですが(笑)、それでも色々なことがあったようです。その頃も色々な話を聞かせてくれたんですが... その後私も彼女も引越してしまって、今は音信不通になってしまってるんですよね。仲良かったのになあ。とても残念。(ハヤカワepi文庫)

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アダム・トラスクは、1862年、コネチカット州の農家の1人息子として生まれた少年。しかしコネチカット連隊に召集されていた父・サイラスが帰宅すると、トラスク夫人は夫から戦争から持ち帰った感染症にうつされ、それを苦に自殺。サイラスはすぐに近所に住む農夫の娘に目をとめて再婚し、アダムの1歳年下の弟となるチャールズが生まれます。軍隊を礼賛しているサイラスは、2人の息子に軍隊式の訓練を強要。弟のチャールズは力でも技でもアダムに勝り、軍隊式の訓練も受け入れていましたが、暴力や争いの嫌いなアダムにとって、それは苦痛でしかない習慣。しかし父は2人が成長した時、いかにも軍隊に向いていそうなチャールズではなく、アダムを騎兵隊に送り込んだのです。

ジェームス・ディーン主演で映画にもなってるこの作品なんですが、私は映画も観てなければストーリーも全然知らない状態。なんとこんな大河ドラマだったとはー。ええと、アダム・トラスクとその弟チャールズ、アダムの息子のキャルとアロンという、2世代の4人の男たちが中心となってる物語なんですけど、ジェームズ・ディーンがやってたのは、アダムの息子・キャル役だったみたいですね。話の最初から最後までちゃんと映画化してるかどうかは知りませんが。作中にはスタインベック自身もちらっと登場して、自伝的作品でもあったのか! と、またまたびっくり。

で、この作品で唯一事前の知識として知ってたのは、聖書の創世記のカインとアベルの話をなぞらえてるという部分だったんですが、アダムとアロンが「アベル」で、チャールズとキャルが「カイン」ということなんですね。ということはA(アベル...アダムとアロン)とC(カイン...チャールズとキャル)の対立ということなのか。羊飼いであるアベルの捧げ物は神に受け入れられたのに、農夫であるカインの捧げ物は受け入れられなかったのと同様に、アダムとアロンは父に愛され、チャールズとキャルは父の愛情を感じられなかったという図。
でもこの4人を見てて感じたのは、純粋すぎるアダムやアロンの弱さ。この世が既にエデンの園ではない以上、純粋すぎる人間は生き延びていくことができないってことなんですかねえ。アダムもアロンも万人に愛されるような人間だけど、悪に対する抵抗力が全然ないんです。だから悪そのもののキャシーという1人の女性に滅ぼされちゃう。それに比べて、キャルとチャールズは強いです。自分の中にある悪を持て余して苦しみながらも、生きぬく力は十分持っているんですよね。作中に効果的な嘘のつき方の話が出てきたけど、嘘の中に真実を少し混ぜるだけで、あるいは真実の中に嘘を少し混ぜるだけで、その嘘がすごく強くなるのと同じようなことなんだろうな。
読み始めた時はこんな大河小説とは知らなかったので、一体誰が主役なんだろう?って感じだったんですけど、いやあ、面白かったです。こんなに面白いとは思わなかった。随分前に読んだっきりなのですっかり記憶が薄れてるんだけど、パール・バックの「大地」を思い出しました。4人以外の登場人物もそれぞれ良かったですしね。私が断然気に入ったのは、アダムの家にコックとして雇われる中国人のリー。でも映画にはリーは登場しないんだそうです。勿体ないなー。(ハヤカワepi文庫)

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「いろいろ月記」は、バッグアーティストの中林ういさんが、4月は「草のみどり」、5月は「空のあお」というように月ごとのテーマカラーを決めて、その時々の自然の情景や、それらの情景に触発されて作った手作りの物を紹介したりしていく本。見慣れた聞き慣れた行事でも、ちょっとした思い付きのイベントでも、ほんの少しの手作りで一層楽しく素敵になるんですよね。こういうのは、毎日をただ「忙しい~」と慌しく過ごしているとできないワザだな。(「忙しい」っていう言葉は、一回口にするごとにテキメンに心をなくしていくように思えてイヤ) しかも中林ういさんが、ごく自然体のままで色んなことを楽しんでるって感じなのが素敵。(何事においても、どこか気負ってるのを感じさせる人って見ていて痛々しくなっちゃう) その時々に披露される中林家にまつわるエピソードも楽しいものばかりだし、読んでいると自分もゆったりとした気分で日本の四季を楽しみたくなります。
そして「サルビア歳時記」は、木村衣有子さんの文章、セキユリヲさんのイラスト、徐美姫さんの写真で、こちらも素敵なんですよ~。その月ごとの花や行事、料理、季語、その月に相応しいかさね色などが紹介されていく本です。かさね色では、その季節の花の美しい色そのものだけでなく、色あわせも楽しめるところがポイントですね。おお、こういう色合わせができるんだ、綺麗! と新鮮な気持ちで眺めたりなんかして。その月に忘れないようにしたい三箇条が書かれているところも楽しいし。ただ、見た目にも色彩を楽しめるように作られている本なのに、最後の3月の章だけは白黒なんですよね。予算の関係なのかもしれませんが、せっかくなのに残念。

以前読んだおーなり由子さんの「ひらがな暦 三六六日の絵ことば歳時記」(感想)も可愛かったけど、私の好みとしてはこんな風に月ごとになってる方が、心地よく季節のうつろいが感じられて好きかも。そしてこの2冊、表紙の色のトーンがとてもよく似ていて、まるで双子本みたいなんです。この画像からは分かりにくいんですが、「いろいろ月記」の表紙の実の色が「サルビア歳時記」の地の色とほとんど同じだし。同じ日にこの2冊を手に取るというのもすごいなあ、なんて並べて眺めながらほけほけと感じていたり。(PHP研究所・ピエ・ブックス)

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年老いたオーギュストとユージェニー夫婦の住む漁師小屋に一夜の宿を求めてを訪れたのは、1人の遍歴の騎士。ハンスという名のその騎士は話好きで、老夫婦に自分のことや婚約者のベルタのことを物語ります。しかし丁度夕食を食べようとしたところに帰ってきたのは、老夫婦が娘同然に育てている15歳のオンディーヌ。2人はあっという間に恋に落ち、結婚することを決めてしまうのです。

以前フーケーの「ウンディーネ」を読んだ時から、読みたいと思っていた「オンディーヌ」。昔読んだ翻訳に愛着があることも多いし、世の新訳ブームにはあまり興味がない私ですけど、この作品はずっと入手が難しかったので、そういう場合は素直に嬉しい♪
ということで、これは19世紀前半の作家・フーケーの「ウンディーネ」を下敷きに、フランス人のジロドゥが書き上げた戯曲。でもこの2作を読み比べてみると、あらすじこそそっくりなのに、細かい部分ではかなり違ってるんですね。まず、ウンディーネとオンディーヌの造形がまるで違います。ウンディーネは騎士・フルトブラントと結婚することによって魂を得て、水の精から貞淑な人間の妻へと変貌を遂げるんですが、オンディーヌは結婚しても依然として水の精のまま、魂がないまま。無邪気な発言を繰り返してはハンスを困らせています。あと目につくのは、「ウンディーネ」ではウンディーネの叔父のキューレボルンがすごく不気味な存在として描かれいて、人間となったウンディーネとは対照的なんですが、オンディーヌの叔父である水の精の王は、オンディーヌ自身にも責任があったことを指摘するような理性的な存在。筋書きだけを見るとそっくりなのに、描き出そうとしたことは正反対みたい。

さすが新訳、とても読みやすかったです。でも読みやすい訳もいいんだけど、私の好みよりもかなり口語寄り...。こういう作品はもっと格調高い訳で読みたかったなあ、というのが正直なところでした。(光文社古典新訳文庫)


+関連作品の感想+
「水妖記(ウンディーネ)」フーケー
「シンデレラ」「不思議の国のアリス」「ウンディーネ」「リップ・ヴァン・ウィンクル」「ピーター・パン」アーサー・ラッカム
「オンディーヌ」ジロドゥ

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憧れの彼との初デートの日。待ち合わせ場所のコーヒーショップに入ったケイティを待ち構えていたのは、フェアリーゴッドマザーのエセリンダでした。見るからにトップクラスとは言いがたい彼女の外見に、思わず見ず知らずのシンデレラに同情してしまったケイティでしたが、なんとシンデレラはケイティ自身! 手助けはいらないとはっきり言うものの、それ以来ケイティは何かとエセリンダに付きまとわれることになってしまいます。そして、その日のデートは結局お預け。会社の警備部隊に身柄を拘束されていた妖精のアリが逃げだしたというのです。

(株)魔法製作所のシリーズ3作目。私も色々読んでますけど、今一番好きで、続きを一番楽しみにしてるシリーズがコレ!
新刊をとっとと読んでしまうのも勿体ないな~と思いつつ、これ以上我慢できませんでした。(笑)

ケイティにもようやく彼が出来て、ロマンス的などきどきは半減しちゃうのかなとちょっと心配してたんですが、全くの杞憂でした。いや、組み合わせが組み合わせだけに、よく考えたら心配する必要もなかったぐらいなんですけどね。ほんと亀々~な進展ぶり。しかも各方面から容赦なく邪魔が入るし... まだまだ始まったばかりなんだから、もうちょっと楽しい思いをさせてあげてもいいのではと思ってしまうほど。でも、前作で判明した敵は新たな資金源を得てパワーアップしてるし、そのせいで会社の方も大変だし、どう考えても時代錯誤なフェアリーゴッドマザーの活躍ぶりは痛々しく...。どこからどこまでが誰の仕業なのか分からないところもポイントですね。んん~、やっぱり面白い~。このシリーズ、ケイティ自身はもちろんのこと、その周囲の人たちの話もそれぞれに楽しくて大好きです。今回特に気になったのは、ケイティの同僚のロッドかな。彼に一体何があったんでしょう??
最後の展開はとてもケイティらしくて、彼女の立場からいえばこれも仕方ないのだろうなと思いつつ... うーん、やっぱり寂しいぞ。でもこれがケイティなんですねえ。...いや、続きが気になります。本国では新作が4月末に出るんだそうで、ただ今予約受付中。(右の画像です) うわー、思いっきり予約してしまいそうな予感...。(創元推理文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「ニューヨークの魔法使い」シャンナ・スウェンドソン
「赤い靴の誘惑」シャンナ・スウェンドソン
「おせっかいなゴッドマザー」シャンナ・スウェンドソン
「Don't Hex with Texas」Shanna Swendson
「コブの怪しい魔法使い」シャンナ・スウェンドソン

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メアリー・フィールズが久々の家族旅行から帰ってみると、隣の空き地にはいつの間にか真新しい家が。引っ越してきたのは、トゥックトゥイックという細身長身の若い青年でした。丈の短い変わったローブを着た彼は、外国の風習を真似てみたと「引越しパスタ」を持ってメアリーの家を訪れます。そして翌日、ママ特製のサンドイッチを持たされたメアリーは、引越しの手伝いをしにお隣の家へ。しかし片付けも一通り終わり、ウッドデッキで美味しい紅茶をご馳走になりながらサンドイッチを食べていると、なんとティーポットから電話の呼び出し音が...。

風待屋のsa-ki さんに教えて頂いた本です。トゥックトゥイックさんという青年(通称ツクツクさん)と、お隣の家に住むメアリーのシリーズ。
いやあ、可愛かった! 普通ならあり得ないような不思議な出来事はいっぱいあるし、魔法の匂いはぷんぷんしてるんだけど、決定的な魔法の場面はないんですね。ツクツクさんが魔法を使ったという証拠はどこにもないし、問い詰めようにも、メアリーはいつもうまくかわされてしまうし。この辺り、ちょっと「メアリー・ポピンズ」を思い出します。ジェインやマイケルも、あんなに不思議な時間をメアリー・ポピンズと共有してても、そのことをメアリー・ポピンズが後から認めることなんて絶対ないですし。とは言っても、ツクツクさんはあんな不機嫌なタイプじゃないし、いつもしどろもどろと自分のせいじゃないと主張してるんですが。(笑) 本人が特別魔法を使わなくても、面白い知り合いがいっぱいいるというところも、そういえば「メアリー・ポピンズ」と同じですね。でも最初こそ、そういった不思議な出来事がただの偶然なのか本当に魔法か突き止めようと意気込むメアリーなんですが、そのうちにそういった出来事を自然と受け入れるようになるのが、またいいんですよね~。
そして「メアリー・ポピンズ」以上に色濃く感じられたのが、ルイス・キャロルのアリスの世界。こちらはもう、白ウサギとかチェスの駒とか、アリスを連想しない方が無理というぐらいなんですが、それもそのはず、篠崎砂美さんの原点はあのアリスの世界なんだそうです。道理で! でもアリスに寄りかかりすぎてるわけでもなく、丁度いい距離感。

3冊で3年間の話になってるんですけど、ツクツクさんのメアリーに対する呼び方なんかで、2人の距離が少しずつ近くなってるのが分かるというのもいい感じ。3冊とも一応四季ごとの4章に分かれてるんですが、4つの連作短編集というより、もっと小さなエピソードがいっぱい集まってできてる感じです。sa-ki さんが3冊目の感想で、春の風物詩の「渡り猫」とか、春を数える単位にやられたと書いてらして、それで興味をそそられたんですが、これがもう本当に可愛くて! ノックアウトされてしまいました。午後の明るい日差しの中で美味しい紅茶の香りと一緒に楽しみたい、ほんのり和める暖かい作品。4巻も早く出ないかな~。(GA文庫)

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ギリシャ編とトルコ編に分かれている旅行記。ギリシャで訪れているのは、女人禁制のギリシャ正教の聖なる地・アトス。かつては異教徒に支配されていたというアトスですが、聖母マリアが海岸に足を下ろした瞬間に全ての偶像は砕け散り、それ以来聖母マリアはこの地を聖なる庭と定め、女性の立ち入りを永遠に禁じたのだそうです。最盛期には40の修道院に約2万人の修道僧たちがいたそうですが、今も20の修道院で約2千人の僧たちが質素な自給自足生活を送りながら厳しい修行を積んでいるのだそう。そしてトルコ編は、最初は普通にイスタンブールに始まるんですが、もっぱら三菱パジェロに乗って、トルコの国境付近を時計回りに一周したという旅行記。どちらの旅行も、同行者はカメラマンの松村映三さん。(文庫にはほとんど写真は載ってないのだけど)

旅行記もいくつか読みましたけど、これほど体感温度の低い旅行記って初めてかも... 温度も低ければ内容も薄いように思えちゃうんですけど、どうなんでしょう。特にトルコでの旅行に関しては、村上春樹さんは終始疲れているようで愚痴だらけ。不愉快になったというエピソードばかり。トルコ料理も全然合わなかったようだし、そもそも一体なんでトルコに、それも辺境地帯になんて行こうと思ったの?と不思議になってしまうほどでした。態度の悪い従業員のいたホテルの名前を全部出しているところなんかも、もし名前を出しておかなかったらきっと後で何度も聞かれることになって鬱陶しいんでしょうけど、情報を正しく伝えるというよりも、まるで仕返しをしているように感じられてしまうー。観光客があまり訪れない「辺境」に敢えて「行った」という行動自体に、満足して終わっているように思えます。意地悪な見方をすれば、単なる辺境コレクターみたい。
ギリシャのアトスに関しても、それぞれの修道院でもらったパンが美味しかったとか不味かったとか、そんなのばかり。そもそも宗教的な知識も関心もないんだったら、なんでアトスに行きたかったんでしょう? 一応説明らしき文章はあったんだけど、もっと納得させて欲しかったし、そうでなければ単なる覗き見趣味みたいに感じられちゃう。それに特別に許可を取ってそういう場所を訪れるからには、事前にもう少し勉強してから臨むのが礼儀なのではないかと...。まあ、こちらの方は私自身まるで知らない場所だったこともあって、まだ興味深く読めたんですけどね。(新潮文庫)


+既読の村上春樹作品の感想+
「海辺のカフカ」上下 村上春樹
「雨天炎天」村上春樹
Livreに「村上ラヂオ」の感想があります)

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Note


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