Catégories:“2008年”

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アラブのとある豊かな首長の家に生まれたのは、待望の男の子・カイス。美しく賢く成長したカイスは、名門の子弟が集まる学舎に送り出され、そこでも優秀な成績を収めます。そんなある日出会ったのは、新しくこの仲間に加わった優しく美しい乙女・ライラでした。ライラとカイスはすぐにお互いのことを愛するようになります。なるべく目立たないように心がける2人。しかし2人のことは次第に噂となり、そんなある日、恋の重荷に耐え切れなくなったカイスの心は崩れ去ってしまうのです。それ以来、カイスは「マジュヌーン(狂気)」と呼ばれることに。

これも昨日の「ホスローとシーリーン」同様、先日読んだ「ペルシアの四つの物語」(感想)に収められていた話。
アラビアを舞台にした悲恋物語。カイスというのは8世紀に実在していた人物なんだそうで、この物語はアラブ各地はもちろんのこと、トルコ、イラン、アフガニスタンなどに伝説や民謡、物語詩などの形で広まったんだそうです。読んでいてあれっと思ったのは、同じニザーミーの作品でも、「ホスローとシーリーン」に比べて美辞麗句が少ないこと。もちろんライラのことは月のように美しいとか書いてるんですけど、勢いが全然違ーう。と思ったら、解説に書かれていました。アーリア系のイラン人が幻想的で繊細な情緒を好むのに対して、セム系のアラブ人は現実的で簡明直裁の理を尊ぶからなのだそう。

それにしても、失恋して気が狂うんならともかく、カイスとライラは両想い。まだ若いから大っぴらにするわけにはいかないにしても、そんな誰に邪魔されたわけでもないんです。カイスは両親の晩年の子で、しかも一人っ子。かなり大切に育てられたみたいだけど、別に甘やかされて弱くなったってわけでもないのに...。この狂気って、ライラと結婚できたら、果たして直っていたのかしら? それとももし結婚して念願のライラを手に入れたら、さらに壊れてしまっていたのかしら? カイスもライラも一生お互いのことを想い続けて、ライラは結婚しても自分の夫に一度も手を触れさせないほど。それほど愛し合っているんだから、既に悲恋とは言えないような気もするのだけど。
...結局のところ、これは12世紀頃からペルシャで文学に影響を及ぼし始めた「神秘主義思想(スーフィズム)」がポイントみたいです。これは粗衣粗食に甘んじて、俗世への念を絶って忘我の境地に到ろうとするもの。気が狂って砂漠に暮らすカイスの姿って、そのまんま神秘主義思想を実践してるようなものなんですもん。でも。ということは。ペルシャではなく、アラブやトルコではどんな話になってるんだろう? ちょっと読み比べてみたくなっちゃいます。(東洋文庫)


+既読のニザーミー作品の感想+
「ペルシアの四つの物語」岡田恵美子編訳
「ホスローとシーリーン」ニザーミー
「ライラとマジュヌーン」ニザーミー

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年ごとに美しく賢く、そして強く育っていく、ホルムズド王の1人息子・ホスロー。ある晩、ホスローは不思議な夢を見ます。その夢で彼は、甘美なことこの上なき美女とシャブディーズ(闇夜)という俊足の黒馬、順正なる王座、そしてバールバドなる楽士を与えられることを約束されていました。お気に入りの側近・シャープールから、アルメニア女王の姪で月をも凌ぐ美しさをもつ乙女・シーリーンのことを聞いたホスローは、いても立ってもいられなくなり、シャープールにその美女を手に入れてくるよう命じることに。

先日「ペルシアの四つの物語」(感想)でも読んだ「ホスローとシーリーン」。あちらは抜粋版だったので、完全版も読んでみました。ペルシャのロマンス叙事詩人・ニザーミーの2作目に当たる作品。この物語のホスローは、6世紀末から7世紀初にかけて実在していたササン朝ペルシャのホスロー2世のことで、物語の前半はかなり史実に基づいているのだそう。この作品でアルメニアの王女とされているシーリーンに関しては、ギリシャの女奴隷であったとか侍女であったとか色んな説があるようですが。
大筋としては、この2人の恋物語。会う前からお互いに気になる存在で、初めて会った時から恋に落ちる2人なので、特に問題はないはずなんですが、シーリーンがホスローに王位についてくれなくちゃイヤと言ったり(その頃ペルシャでは反乱があって、ホスローはしばらく王位を追われていた)、結婚してくれなくちゃ深い関係にはならないわとか色々あって、すったもんだの紆余曲折となってます。ホスローは自国の反乱を収めるためにビザンチン帝国の皇帝の力を借りたものだから、その娘を正妃にしなくちゃいけなくなったり。

で、この作品、とにかく描写が凄いんです。美辞麗句のテンコモリ。たとえば、側近のシャープールが初めてシーリーンの話をした時。彼女が「月をも凌ぐ美しさ」というのはいいんですけど、それに続いて

ヴェールの下に冠をいただき、新月のように夜に映え、黒い瞳は闇の底にある生命の水さながら。なよやかな姿は白銀の棗の木、その木の頂で二人の黒人(下げ髪)が棗を摘んでおります。
この甘き唇の女人ーー棗の実さながらの彼女を思い出すだけで口には甘いつゆが満ちるほど。まばゆく輝く彼女の歯は真珠とも紛うばかり。その鮮かさは真珠貝を遥かに凌駕しますが、この歯をくるみこむ唇は艶やかな紅玉髄の色をしております。
両の捲髪はさながら円を描く輪縄で、それが、人という人の心を惹きつけます。緑なす黒髪は、バラの頬にうちかかり、捲髪から立ち上る芳香に、その水仙の瞳は夢見るように悩ましげ。彼女の眼は魔術師をも邪視をも呪文で封じてしまいましょう。
蜜のように甘い百の言葉を秘めているのか、彼女の唇は、魔術で人々の胸の火をさらに燃え立たせますが、爽やかに微笑むときの唇もまた魅力的で、塩は甘くないのに彼女の塩(魅力)は甘美なのです。

実際に抜き出してしまうと、ここはそれほどでもなかったような気もしてきますが...(汗)
この後も鼻が「銀の小刀」だとか(?)、「林檎を二つに割ったようなまろやかな頬」とか、「林檎の頤」、「レモンのような二重顎」(相当ふくよかなのか?)、「ルビーの唇」だとか、彼女の美しいうなじを見て「羚羊も恥らって首を垂れ、鹿は嘆きの涙で裳裾をぬらすほど」だとか、手を変え品を変え褒めまくり。作者のニザーミーがシーリーンを描く時のモデルとなったのは、彼自身の最初の妻だったそうで... きっと熱愛しすぎていて、いくら褒めても褒めたりなかったんですね。(笑)
しかもこの作品の訳は散文訳なんですけど、さすが元は叙事詩と思わせる言葉遊びも盛ん。引用した最後の部分も「爽やかに微笑むときの唇もまた魅力的(ナマック)で、塩(ナマック)は甘く(シーリーン)ないのに彼女の塩(ナマック)は甘美(シーリーン)なのです」といった具合。

話としては紆余曲折の末のハッピーエンドということで、特になんてことはないんですけど、そういった細部が面白いし、紆余曲折の過程で盛大な口喧嘩があったり(シーリーンの舌鋒は相当鋭いです)、ホスローの若い頃の行いが因果応報的に返ってきちゃったり、楽しめるポイントは色々ありました。一度結婚してしまえば、それまでの喧嘩は嘘みたいに、シーリーンはホスローの良き妻・良き理解者となっちゃうんですけどね。(東洋文庫)


+既読のニザーミー作品の感想+
「ペルシアの四つの物語」岡田恵美子編訳
「ホスローとシーリーン」ニザーミー
「ライラとマジュヌーン」ニザーミー

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2月ももうすぐ終わりだというのに、真冬のように寒い日。勤めていた旅行会社をやめてきたばかりの「わたし」が見たのは、1枚のちらし。それは骨董通りにあるシャーリマールという古い絨毯の専門店が、春にインドへの買い付けに行く人材を募集しているという知らせでした。数週間前にも、ショーウインドーに飾られた高価な絨毯に引き寄せられるような思いをしたばかりの「わたし」は、早速店を訪ねることに。店の中は壁にかけられた絨毯でまるで庭園のよう。出てきた白いターバンを巻いた老人は、これらの絨毯は全てインドのカシミールで織られたものだと言い、インドで若草の中にひなげしを織り込んだ春の絨毯を探してきて欲しいのだと説明します。

こみねゆらさんの絵に惹かれて、何の気なしに借りてきた本なんですけど、なんと絨毯の話だったとは! 最近続けざまに読んでるトルコ絨毯ではなくて、こちらの絨毯はインドのものなんですけどね。それでもちょっと運命を感じてみたりして。(笑)
「わたし」が老人に頼まれてインドに探しに行ったのは3つ。若草の中にひなげしを織り込んだ絨毯と、ジャイプールの壷と、アグラの宝石箱。たった1週間の旅行で全てを探さなくちゃいけないので、全てが順調で、あんまり都合が良すぎるともいえるんですけど... それに若干あっさりしすぎているような気もするんですけど... でもそれがまた運命的でもあり、夢物語のようでもあり、この作品のいいところなのかも。3つの品物を見つけた時に、それぞれを持っていた人が語る物語もいいんですよねえ。とても美しいし幻想的。YA寄りの児童書として書かれているようなんですが、とても素敵な話なので、もっと大人向けにしっかりと書かれていても良かったのではないかと思ってしまうほどです。(講談社)


+既読の茂市久美子作品の感想+
「つるばら村のパン屋さん」「つるばら村の三日月屋さん」「つるばら村のくるみさん」茂市久美子
「つるばら村の家具屋さん」「つるばら村のはちみつ屋さん」「つるばら村の理容師さん」茂市久美子
「こもれび村のあんぺい先生」「にこりん村のふしぎな郵便」「トチノキ村の雑貨屋さん」「ゆうすげ村の小さな旅館」茂市久美子
「風の誘い」茂市久美子

+既読のこみねゆら関連作品の感想+
「妖精王の月」「歌う石」「ドルイドの歌」O.R.メリング
「夏の王」「光をはこぶ娘」O.R.メリング
「夢の書」上下 O.R.メリング
「空とぶじゅうたん」1・2 新藤悦子・こみねゆら
「こもれび村のあんぺい先生」「にこりん村のふしぎな郵便 」「トチノキ村の雑貨屋さん」「ゆうすげ村の小さな旅館」茂市久美子
「風の誘い」茂市久美子
「仏蘭西おもちゃ箱」こみねゆら

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トルコに関するフォトエッセイ2冊。「トルコ 風の旅」は、トルコを訪れ始めて10年、行った町や村を西の端から東の端まで紹介していくというもの。そして「イスタンブールの目」は、もっとイスタンブールに特化した本。これまで何度もイスタンブールに滞在しながらも、雑踏の喧騒に疲れ、いつまで経っても観光客扱いにされることにも不満を感じて、実はイスタンブールがなかなか好きになれなかったという新藤悦子さん。カッパドキアの村に居ついてからは、尚更イスタンブールに戻る気がしなくなったのだそうです。しかしそんな時に知り合ったのは、ガイドの仕事をしているイスタンブールっ子の女性。イスタンブールに行った時に彼女のアパートに居候するようになり、美しさも醜さもひっくるめたイスタンブールの混沌を愛しているという彼女の影響を受けるうちに、徐々にイスタンブールの魅力に開眼していったようです。

「イスタンブールの目」は、元々持っている本なので再読。どちらの本も新藤悦子さんが自分で撮った写真を使っていて、自分の足で歩いた場所を紹介しているという実感があるし、旅行者というより滞在者としての視点がとても貴重。トルコのガイドブックは見たことがないんですが、イスタンブールの夏の風物詩だというピクルスのジュースの屋台や、イスタンブールのファーストフードだという鯖サンドについても載ってるのかな? でももしそういうのが載ってたとしても、こんな風に現地の人の声までは伝わって来ないだろうし、見た目も重視して綺麗にコーディネートされながら干された洗濯物のことや、これまた綺麗にディスプレイされた市場の野菜のこと、ソフラと呼ばれるトルコのちゃぶ台のこと、お洒落のセンスと手芸の腕前の見せ所だというスカーフの縁飾り「オヤ」のことのような、トルコの人々の生活が見えてくるような話なんかについてはまず載ってないでしょうね。トルコ式古本屋利用法も! そしてあとはやっぱり雰囲気たっぷりの雑貨。トルコ絨毯やキリム。そしてトルコ料理。「イスタンブールの目」には色んなトルコ料理が可愛いイラストで紹介されて、しかも簡単なレシピもあったりするのです。美味しそう! 

「トルコ 風の旅」のあとがきにあった、トルコのどこに惹かれているのかは上手く説明できないけれど「アナトリアの大地を渡っていく風のなかに立つだけで、こころもからだも深く満たされていく」とあって、その言葉がとても印象的でした。私にとってみれば、西と東の文化が出会うところというだけで十分魅力的に感じられるのだけど。
行きたいなあ、トルコ。トルコといえば何となく夏のイメージなんだけど、冬もいいかも。特に雪のカッパドキア。雪のカッパドキアを見るには、雪が降る前からカッパドキアにいなくちゃいけないらしいです。雪が降ったら中にいる人はカッパドキアに閉じ込められてしまうし、外からはもう入れないから。ツアーやパック旅行だと、なかなか味わえない楽しみでしょうね。こういう贅沢っていいな。(東京書籍・主婦の友社)


+既読の新藤悦子作品の感想+
「空とぶじゅうたん」1・2 新藤悦子・こみねゆら
「青いチューリップ」「青いチューリップ、永遠に」新藤悦子
「エツコとハリメ」新藤悦子
「トルコ 風の旅」「イスタンブールの目」新藤悦子
「時をわたるキャラバン」新藤悦子
「羊飼いの口笛が聴こえる」新藤悦子
「チャドルの下から見たホメイニの国」新藤悦子

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会社を辞めて、学生時代に行ったトルコに再び渡った新藤悦子さん。男性がいない時のイスラムの女性の大らかで人懐こい素顔、魅力的な笑顔に惹かれた新藤さんは、彼女たちの日常が知りたくなります。村に長く滞在するためには、カモフラージュのために絨毯の織り方を習うことだと考えた新藤さんは、カッパドキアのギョレメ村のハリメという女性を紹介してもらうことに。

絨毯を織ることを教えてくれる女性がようやく見つかったかと思えば、あくまでも草木染めがやりたい新藤悦子さんに対してハリメの言葉は「知るもんかい。草木染めだなんて」というもの。彼女たちも一応自分の手で糸を染めてはいるんですけど、安価でよく染まって綺麗な化学染料しか使ってないんですね。しかも羊毛を自分の手で紡ぐことを考えていた新藤さんに対して、ハリメは町の糸屋で工場産の糸を買うことを主張。ピュア・ウールを主張する新藤さんに対して、村中の女性たちが、経糸には毛よりも綿の方が安いし織るのも簡単だと説得しようとする始末。何とか糸を用意して、草木染めをする準備をしても、新藤さんは何度もハリメに約束をすっぽかされるし、絨毯を織る作業に入る前から問題だらけ。
49歳のハリメは、13歳、7歳、5歳の3人の娘と一緒に暮らしている未亡人。長女は既に嫁いでいて、長男は町に働きに出ているんですけど、長男の仕送りではとても食べていける状態じゃないので、現金収入がどうしても必要なんですね。だから貴重な現金収入になる畑仕事やパン焼きを頼まれると朝から出かけてしまう。そんなことが徐々に分かってくるにつれて、新藤さんは徐々に村に馴染んでいきます。
絨毯を織るということがまず中心にあるんですけど、トルコの女性の日常、特に恋愛・結婚事情についての話も面白かったです。とても印象的だったのは、フランス人の女性観光客にせっかくあげた梨を食べてもらえずにがっかりしたハリメの娘たちが、それでも外国人観光客は「綺麗だから」好きだと言う場面。新藤さんにとってみれば、そんな少女たちこそが「綺麗」なのですが...。それとアルファベットやカタカナの文字を見た時の「コーランの文字(アラビア文字)と違ってデザインみたい」というのもハリメの言葉も。私にしてみたら、アラビア文字の方が余程装飾的に見えるのに! 確かにカタカナは絨毯に織り込みやすいと思いますけどね。文字が読めないハリメにとってもそうなんじゃないかと勝手に思ってたんですけど、そうでもないんですねえ。
右のは絵本。今回私は読んでないんですけど、基本的には同じみたいですね。絵や写真があるんなら、あわせて読むのもいいかも~。(情報センター出版局)


+既読の新藤悦子作品の感想+
「空とぶじゅうたん」1・2 新藤悦子・こみねゆら
「青いチューリップ」「青いチューリップ、永遠に」新藤悦子
「エツコとハリメ」新藤悦子
「トルコ 風の旅」「イスタンブールの目」新藤悦子
「時をわたるキャラバン」新藤悦子
「羊飼いの口笛が聴こえる」新藤悦子
「チャドルの下から見たホメイニの国」新藤悦子

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つるばら村のシリーズはこれまでに読んだ6冊だけなんですけど、茂市久美子さんの本には「○○村の△△さん」というタイトルが多くって、しかも「ゆうすげ村」といえばつるばら村のお隣の村なので、どこからどこまで関係してるのか分からなくて結局全部借りてしまいました。でもどうやら全然関係なかったみたい。ゆうすげ村の話にもつるばら村のことは全然出てこなかったし、他の3冊も同様。「にこりん村のふしぎな郵便」は、つるばら村シリーズよりも先に書かれてるし、他の3冊もつるばら村の1冊目と2冊目が書かれる間に書かれているので、まだつるばら村の話がシリーズになるなんて全然思ってなかったのかもしれないけど.、なんか勿体ないなー。
この中で一番好きだったのは、こみねゆらさんが挿絵を描いてらっしゃる「こもれび村のあんぺい先生」。これは、都会の大学病院に勤めていたあんぺい先生が、過疎化でお医者さんがいなくなってしまった「こもれび村」のお医者さんになりに行くという物語。絵も綺麗だし、つるばら村の最初の3冊に一番雰囲気が近くて好きでした。「にこりん村」と「トチノキ村」はぐっと対象年齢が下がる感じだし、「ゆうすげ村」はまあいいんだけど、つるばら村の後半3冊と同じような感じ。もちろん元々児童書なので、そんなところに文句を言っても仕方ないんですが(笑)、つるばら村の最初の3冊は大人が読んでも楽しいファンタジーだと思うので、どうしてもそういうのを期待しちゃうんですよね。(あかね書房・ポプラ社・あすなろ書房・講談社)


+既読の茂市久美子作品の感想+
「つるばら村のパン屋さん」「つるばら村の三日月屋さん」「つるばら村のくるみさん」茂市久美子
「つるばら村の家具屋さん」「つるばら村のはちみつ屋さん」「つるばら村の理容師さん」茂市久美子
「こもれび村のあんぺい先生」「にこりん村のふしぎな郵便」「トチノキ村の雑貨屋さん」「ゆうすげ村の小さな旅館」茂市久美子
「風の誘い」茂市久美子

+既読のこみねゆら関連作品の感想+
「妖精王の月」「歌う石」「ドルイドの歌」O.R.メリング
「夏の王」「光をはこぶ娘」O.R.メリング
「夢の書」上下 O.R.メリング
「空とぶじゅうたん」1・2 新藤悦子・こみねゆら
「こもれび村のあんぺい先生」「にこりん村のふしぎな郵便 」「トチノキ村の雑貨屋さん」「ゆうすげ村の小さな旅館」茂市久美子
「風の誘い」茂市久美子
「仏蘭西おもちゃ箱」こみねゆら

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昨日と同じくつるばら村のシリーズなんだけど、こちらの主人公は、それぞれ青木家具店の林太郎さん一家と、養蜂家のナオシさんと、理容店の「このは」さん。同じ村の話だというのに、くるみさんはほとんど登場しなくて、かなり残念。くるみさんが登場しないので、当然美味しそうなパンの香りもなし。挿絵も中村悦子さんから柿田ゆかりさんという方に代わっていました。こちらの方の絵も可愛いんだけど、なんだかぐっと対象年齢が下がったような気がしてしまうー。それぞれに不思議なことが起きたり、美味しそうな場面があったりするんですけどね。(講談社)


+シリーズ既刊の感想+
「つるばら村のパン屋さん」「つるばら村の三日月屋さん」「つるばら村のくるみさん」茂市久美子
「つるばら村の家具屋さん」「つるばら村のはちみつ屋さん」「つるばら村の理容師さん」茂市久美子

+既読の茂市久美子作品の感想+
「こもれび村のあんぺい先生」「にこりん村のふしぎな郵便」「トチノキ村の雑貨屋さん」「ゆうすげ村の小さな旅館」茂市久美子
「風の誘い」茂市久美子

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