Catégories:“ファンタジー(翻訳)”

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バレエで有名な「くるみ割り人形」の原作。子供の頃にも読んだことがあるはずなんですが、改めて読んでみるとバレエとはかなり雰囲気が違っていてびっくり。バレエでは、クリスマスプレゼントに貰ったくるみ割り人形がネズミを戦っているのを見たクララが、思わず加勢に入ってくるみ割り人形側が大勝利。人形の国に連れて行ってもらえる... というストーリーですよね。で、全てが終わってみると、クリスマスの夢だった... って感じだったかと。
原作も確かに大筋ではそうなんですが... でも終始「夢の世界~」なバレエとは違って、もっと生々しく現実が迫ってくる感じなんです。最初にネズミとくるみ割り人形が戦う場面なんて、マリー(原作ではクララじゃなくてマリー。クララはマリーの持ってる人形の名前)も実際に怪我をして血を流して倒れてたりするし、親はマリーの再三の話を聞いて、そのたびに「夢をみたのね」と言うんだけど、実は夢オチではなく... なんだか思ってた以上に不気味な話でした。えっ、こんな終わりでいいの?! 状態。
あ、でも人形の国の描写はとっても素敵です。氷砂糖の牧場、アーモンド・干しぶどうの門、麦芽糖の回廊、大理石のように見えるクッキーの敷き詰められた道、オレンジ川にレモネード川、ハチミツクッキーの村、キャンデーの町、コンポートの里、お菓子の都... もう読んでいるだけでも、いい香りが漂ってきそう。美味しそうです~。(岩波少年文庫)


+既読のホフマン作品の感想+
「クルミわりとネズミの王さま」ホフマン
「悪魔の霊酒」上下 ホフマン
「黄金の壷」「スキュデリー嬢」 ホフマン
「ホフマン短篇集」ホフマン
「黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ」ホフマン

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去年の復活祭の日、ホーゲルマン家に突然現れたのは、50cmぐらいの、きゅうりのようなかぼちゃのようなものに顔や手足がついて、金の冠をかぶっている王さま、トレッペリーデ2世。これまでずっと家の地下室に住んでいたのですが、反乱がおきて家来たちに見捨てられたため、台所に避難してきたというのです...

岩波少年文庫再読計画第10弾。現代ドイツのファンタジーです。
ドイツ児童文学賞を受賞したという作品なんですけど、肝心のきゅうりの王さまがあまりに可愛げがなくてどうにも...(^^;。
でもきゅうりの王さまなんて奇妙奇天烈な存在が登場するんで、一見ファンタジーっぽいんですけど、これはものすごーくリアリティのある話でした。いかにも家長っぽく、家族のことは全て仕切りたがる父親だけが、きゅうりの王さまの世話を甲斐甲斐しく焼くんですけど、他の面々はそういう父親をすごく冷めた目で見てて、むしろ追い出そうと頑張ってるんですよね。きゅうりの王さまというのが、父権を象徴しているんでしょう。なんだか、お父さんの姿が哀れでもあり可笑しくもあり... でした。
こういう作品は子供の頃に読んだ方がいいんだろうな。(岩波少年文庫)

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ナショナル・トラストが管理するメイン館に住んでいるヘザーは、観光客のせいで一番のお気に入りの場所に行けずイライラ。仕方なく、敷地内にある妙な築山へと向かいます。これは友達によると、昔魔法を使って処刑された<いたずらロバート>の墓だという場所。そしてなんとヘザーは、本当にロバートを呼び出してしまったのです...。

長編揃いのダイアナ・ウィン・ジョーンズですが、これはかなり短くて、しかも対象年齢がかなり低そうな作品。
幽霊といえば夜なんですけど、いたずらロバートが出てきたのは昼間。明るい昼間の光を浴びても大丈夫だし、きちんと実体があってヘザーと腕を組むこともできるし、服装がやや古いのを除けば、ごく普通の素敵な青年。でもそのロバートの中身が子供っぽい! 自分がかつて住んでいた館で騒ぎまわっていた高校生や感じの悪い庭師、アイスキャンデーの包み紙をその辺りに投げ捨ててしまう小学生に次から次へと魔法をかけていっちゃいます。日頃から観光客や庭師を苦々しく思ってたヘザーもびっくりの魔法のかけっぷり。...なんだかダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品に登場する魔法使い(男)って、ハウルといいクレストマンシーといい、みんななんだか子供っぽっくて可笑しい。(笑)
その後、なんでロバートがそんなに子供っぽいのかも分って、最後はすっきり。でもその後どうするつもりなのかしら?? と気になるエンディングでした。(ブッキング)


+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

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多元世界が舞台のファンタジー。同じく多元世界が舞台のクレストマンシーシリーズも面白かったし、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品は、こういうのが一番好きかも♪ イギリスそっくりの異世界の<ブレスト>での魔法使いマーリンを巻き込んだ陰謀を、ブレストのロディという女の子と、地球のニックという青年が2人が暴いていくという物語です。
やっぱりアーサー王伝説やケルト伝説は、こういったファンタジーの作品に良く似合いますね。一見突拍子がなく感じられるダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー世界に、落ち着きと奥行きを出すのに一役買っているような気がします。そしてお話の方は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズらしく、物事や人々が複雑に絡み合ってて、なかなか先が見えてこない展開です。でも、「花の魔法、白いドラゴン」という題名はとても綺麗なんだけど、「花の魔法」も「白いドラゴン」も本筋とはちょっと違うから違和感... 特に「白いドラゴン」は、題名で期待させる割に、最後にほんの少し出てくる程度なのでちょっと残念。

この作品の主役の片割れのニックは、未訳の「Deep Secret」という作品に登場したキャラクターなのだそう。そちらは大人向けの作品で、特にシリーズ物ではなく、独立して楽しめるように描かれている... と訳者あとがきに書かれてたんですけど、もう訳されないのかな? 関連作品があって、しかもそちらが先と聞くと、やっぱり順番通りに読みたかったなあって思っちゃいます。いくらそれぞれ独立して楽しめる作品とはいっても、やっぱりそっちの作品の言動をかなり踏まえてるのが読んでいて分かりますもん。きっと「魔法使いハウルと火の悪魔」(感想)と「アブダラと空飛ぶ絨毯」(感想)みたいな関係なんでしょうね。大人向けだなんて言わずに、ぜひとも翻訳して欲しいものです。(徳間書店)


+シリーズ既刊の感想+
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

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<湿地>を舞台にした人間とドリグ、そして巨人の物語。いつもの畳み掛けるような勢いのあるダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品とは、また全然違う雰囲気でびっくり。
水の中に住み、変身が得意なドリグ、嵐のような音を立てる巨人、そして人間。いざ話してみると、話す言葉はお互いに共通しているのに、お互いに相手のことを良く知らないまま、昔からそうだからというだけで対立してるんですよね。なんだか現代の人種差別みたい。でもドリグの呪われた首環が人間の手に渡り、色んな状況がどんどん悪くなっていったのがきっかけで、3つの種族がお互いをきちんと認識して、呪いを解くために協力し合うことになります。<太陽>、<月>、<大地>の力とは? 呪いを解くために必要な<古き力>、<今の力>、<新しき力>とは? そんなところもワクワクしちゃうし、主人公の男の子の成長物語としても面白いです。
冒頭の雰囲気が好きだったので、途中で実態が分かった時は(ある程度予想していただけに)がっかりしたんですけど、でも最後まで読むとやっぱり良かった。ここに登場する首環は、ケルトのトルクにそっくり。ケルト独特の神秘的な雰囲気もあって素敵でした。(徳間書店)


+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

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南フランスに住む8歳の女の子・セシルと、てんじくねずみのジャン=ピエールの4つの物語。
セシルとジャン=ピエールはまるで恋人同士のよう。一目合ったその日から、ってヤツですね。もうこの2人の心が通じ合ってる場面は、傍で見ててもドキドキしちゃうぐらい。でもそんな風に心が通じ合っている場面があるのは、1話目だけなんですよね。この1話目はとっても素敵なファンタジーなんですが、それ以降は、比較的普通の話になっちゃうんですよ。それがちょっと残念。まあ、普通とは言っても、世界中を旅することになってしまったり、サーカスに入ってしまったりとワクワクの冒険話なんですが。
そしてジャン=ピエールの視点が減った代わりに、ぐんと増えるのは大人たちの存在。セシルの両親やジャン=ピエールを巡って知り合う人々。セシルの両親を始めとして、ほんと良い人たちばっかりなんですが、4話目で登場するフィリポだけはかなり異色でびっくり。すごい大人の身勝手さを前面に出してきてます。「セシル、ちょっといい子すぎるよ...!」と、読んでいてちょっと辛かったんですが、それでも最後の展開には「ほっ」。あのままいくはずはないと思ったけど、心配しちゃったわ。...1話目が書かれてから4話目まで7年かけて執筆されてるそうなんですが、これはポール・ギャリコの意識の変化ではなく、セシルの年齢に作風を合わせてるってことなんでしょうね。きっと。
ちなみにてんじくねずみは英語で「guinea-pig」。原題で「Kidnapped(誘拐)」という単語が「Pignapped」と変えられているのも楽しいです。(福音館書店)


+既読のポール・ギャリコ作品の感想+
「トマシーナ」ポール・ギャリコ
「セシルの魔法の友だち」ポール・ギャリコ
「マチルダ ボクシング・カンガルーの冒険」ポール・ギャリコ
「われらが英雄スクラッフィ」ポール・ギャリコ
「幽霊が多すぎる」ポール・ギャリコ
「猫語の教科書」ポール・ギャリコ
「ハリスおばさんパリへ行く」「ハリスおばさんニューヨークへ行く」他2冊 ポール・ギャリコ
「七つの人形の恋物語」「スノーグース」ポール・ギャリコ
「トンデモネズミ大活躍」「ほんものの魔法使」ポール・ギャリコ
「ポセイドン」上下 ポール・ギャリコ
「ザ・ロンリー」ポール・ギャリコ
「「きよしこの夜」が生まれた日」ポール・ギャリコ
Livreに「ジェニィ」の感想があります)

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以前「ジェニィ」を読んで以来、読もう読もうと思っていて、鴻唯さんにもいいと言われていた「トマシーナ」、ようやく読めました。
この物語に登場するのは、獣医のマクデューイと、その娘のメアリ・ルー、そして猫のトマシーナ。本当は人間の医者になりたかったのに、父親に無理矢理獣医にさせられてしまったマクデューイは、腕はいいけど動物にはまるで愛情がないんですよね。もう先が長くはないと見れば、すぐに安楽死を勧めるような医者。飼い主の「1日でも長く一緒にいたい」なんて気持ちはまるで理解できないんです。だからトマシーナの具合が悪くなった時も、あっさりと安楽死させちゃう。で、娘との間に深い亀裂が入ってしまいます。

いや、ほんと良かったです。外側は「トマシーナ可愛い~」って読めるようなお話なんですが、その奥にはすごく厳しい現実があるんですね。色んなことが、この1冊の中にぎゅっと濃縮されてるような感じ。娘を溺愛してるようで、結局自分のことしか考えてなかったマクデューイも、そんな父親に気付いてしまうメアリ・ルーも、もうほんと痛々しくて見てられないほどだし、そんな2人を助けることになる赤毛の魔女・ローリやペディ牧師、ストロージ老医師という人々もそれぞれに良くって、特にメアリ・ルーとペディ牧師が話す場面が凄いんです。お葬式やジプシーの場面などもそれぞれにとても印象的。しかもトマシーナの語りは可愛らしいし、古代エジプトに君臨していた猫の女神、バスト・ラーの語りも面白かったし... もう硬くも柔らかくも自由自在って感じ。正直、ここまで読み応えのある作品とは思いませんでした。ポール・ギャリコ、凄い!
ジェニィはトマシーナの大叔母さんなんですって。血縁関係だけで、物語同士に直接の繋がりはないようですね。(笑) (創元推理文庫)


+既読のポール・ギャリコ作品の感想+
「トマシーナ」ポール・ギャリコ
「セシルの魔法の友だち」ポール・ギャリコ
「マチルダ ボクシング・カンガルーの冒険」ポール・ギャリコ
「われらが英雄スクラッフィ」ポール・ギャリコ
「幽霊が多すぎる」ポール・ギャリコ
「猫語の教科書」ポール・ギャリコ
「ハリスおばさんパリへ行く」「ハリスおばさんニューヨークへ行く」他2冊 ポール・ギャリコ
「七つの人形の恋物語」「スノーグース」ポール・ギャリコ
「トンデモネズミ大活躍」「ほんものの魔法使」ポール・ギャリコ
「ポセイドン」上下 ポール・ギャリコ
「ザ・ロンリー」ポール・ギャリコ
「「きよしこの夜」が生まれた日」ポール・ギャリコ
Livreに「ジェニィ」の感想があります)

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