Catégories:“ファンタジー(翻訳)”

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久々に読破したい心を刺激しまくってくれてるタニス・リー。なかなか手に入らない本も多いので、固め読みはしたくないんですけど、今丁度ファンタジーモードに入ってることもあって、読みたくて読みたくて。もちろんミステリも大好きなんだけど、本質的には、実はファンタジー者なのかもしれないなあ。
ということで、タニス・リーの「白馬の王子」。気がついたら異世界にいた王子が、化け物退治しなくちゃいけない羽目になる話。魔女だの竜だの巨人だのがいて、思いっきりファンタジーの異世界なんですけど、この王子、とにかくやる気がないんです。あっちに危険があると聞けば、こっちに行きたくなるし、危険が近づいてきたら本気でボヤいちゃう。そんな人が、「待たれていた救世主」。普通なら、分からないなりにも、やってるうちにちょっとはその気になる人が多いでしょうに、この王子に限っては全然なんですよねえ。周囲の盛り上がりぶりに、ヤケクソになってるみたい。白馬とのやりとりなんて、まるで漫才だし、ほんと笑っちゃう。(やっぱりこの辺りは、ナルニアの「馬と少年」のシャスタとブレーが元になってるんでしょうね) 内容を知ってみると、この題名からして人を食ってるわ!(笑)(ハヤカワ文庫FT)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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実はちょっと前から読み始めてたんですけど、なかなか話に入れず、他の本に浮気ばかりしてました。(^^ゞ
というのも、一度ブラッドリーの「アヴァロンの霧」を読んでしまったら、もうそれが私の中でのアーサー王伝説の基本になってしまったみたいで、どうも他の作品は難しいんですよね。それにこの作品、なんていうか、すごいパロディ小説なんですよ! 最初のうちなんてまるっきりのドタバタ。一体これっていつの時代の話よ...?!って感じだし、一時はどうしようかと思いました...。蜂蜜酒を飲んでるなら、そう書いてくれた方が、私としてはありがたいのになあ。←今時の人にはこっちの方が分かりやすいだろうからって、ポートワインを飲んでることになってるんです。作者の注釈つきで。
でも、時間を逆に生きているというマーリンの設定は面白いし、その独特な教育ぶりもユニーク。この作品に現代的なユーモアが散りばめてあるのは、きっとアーサー王伝説に対する新しい解釈を打ち出すためなんですね。この作風に一旦慣れてしまいさえすれば、この意欲的な解釈はなかなか凄いです。ほんと斬新だし強烈。でも、いくらアーサーが現代的な思想で頑張ったとしても、最後の結末は変わらないわけで...。そこがとっても切ないところでした。(創元推理文庫)

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「夢織り女」「月のリボン」「百番目の鳩」という3つの妖精物語集を1冊にまとめたという本。この1冊に、20の短編が収められています。ジェイン・ヨーレンは、「20世紀のアンデルセン」とも言われる作家さんなんだそうですが、それも納得、まるでヨーロッパに古く伝わる民話を読んでるみたいなんですよー。懐かしくて、ちょっと残酷なおとぎ話。でも苦いラストになっても、それが苦いだけで終わらないんですよね。この辺りは、タニス・リーと通じるような気が。でもヨーレンってアメリカ人だったんですね。この名前から、てっきり北欧系の人かと...。(^^ゞ (ハヤカワ文庫FT)

またしても画像がない本ばかり続いちゃった。...自分で撮ってみる?(笑)
と思ったら、bk1にあったのね。sa-kiっち、ありがとう!


+既読のジェイン・ヨーレン作品の感想+
「夢織り女」ジェイン・ヨーレン
「水晶の涙」ジェイン・ヨーレン
「三つの魔法」ジェイン・ヨーレン
「光と闇の姉妹」「白い女神」ジェイン・ヨーレン
「月夜のみみずく」ジェイン・ヨーレン ショーエンヘール

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誕生日の宴に招かれなかったことを魔女が、双子の王子と王女に魔法をかけてしまう... というまるで「眠り姫」のようなエピソードから始まるおとぎ話。「眠り姫」以外にも、「白雪姫」みたいだったり、アラビアン・ナイトみたいだったり、中心となる冒険は、まるでギリシャ神話のアルゴ号の話みたいだったり。色んな物語がミックスして、なんともユーモラスな物語になっています。耽美派タニス・リーが、こんな作品を書いていたとは...! これはタニス・リーの処女作なんだそうですが、それにしてもびっくり。
基本的には、王子がドラゴンの守っている宝を探しに行くという物語なんですが、そこに魔女があれやこれやと邪魔を入れるんです。口では勇ましそうなことを言いながら、王子たちが怪物退治をお互いに譲り合ってるところが面白かったな。魔女に入れ知恵された王女が、色々と難題をふっかけるところなんて、まるでおとぎ話の裏話をこっそり覗いてるような感覚もあったりして。でも意地悪な魔女も、どこか憎めないのがいいんですよねえ。(現代教養文庫)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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魔法の国ザンスシリーズの1作目。前々から名前は知ってたんですけど、ようやく読みました。いやあ、この世界は凄いなあ。普通ファンタジーに出てくる魔法使いといえば、1人で色んな魔法が使えるのが普通ですよね。でもこの作品にはそういう万能な魔法使いはいなくて、基本的に1人につき1種類。でも住人全員が魔法の力を持ってるんです。しかも人間だけでなく、ザンスに住んでいる動物や昆虫、木や草といった植物から、岩や水といった無生物に至るまで魔法の力を持ってるんですよー。迂闊に行動できません。うっかり腰を下ろした草むらが、肉食草だったりするんですもん。怖い怖い。
基本的には、主人公の成長物語なんですけど、善悪がそんなに単純には分けられないというのもいいし、明るくて楽しい雰囲気も良かったです。これは続きも読んでみたくなりました。...んー、でもまだ絶版でもないのに、amazonでもbk1でも画像が出ませんね... もしかして、入手ができなくなる日も近いのかしら?(ハヤカワ文庫FT)


+シリーズ既刊の感想+
「カメレオンの呪文 魔法の国ザンス1」ピアズ・アンソニイ
「カメレオンの呪文」「魔王の聖域」「ルーグナ城の秘密」ピアズ・アンソニイ
「魔法の通廊」「人喰い鬼の探索」ピアズ・アンソニイ
「夢馬の使命」「王女とドラゴン」ピアズ・アンソニイ

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インドを舞台にした短編集。古い時代のインドから未来のインドまで、舞台となる時代は様々なんですが、でもどれもインドならではのエキゾチックで妖しい雰囲気がたっぷり。こういうのやっぱり好きだなあ。タニス・リーの耽美な作風にもぴったり。
「龍(ナーガ)の都」「炎の虎」「月の詩(チャーンド・ヴェーダ)」「運命の手」「象牙の職人」「輝く星」「タマスターラー」という7編が収められているのですが、この中で私が特に好きだったのは、幻想的な「龍の都」と、意外なほど暖かいラストが待っていた「月の詩」。まだタニス・リーは3冊目だけど、タニス・リーってもっと何ていうか、救いがない話を書く人だと思ってたんですよね。なので、この「月の詩」の暖かさにはびっくりしちゃいました。こういうのもいいなあ。...でも救いがない話って本当は苦手な私なのに、タニス・リーだと全然大丈夫で、むしろ逆にその世界にくらくらしてしまうというのがまた凄いところなんですよね。(ハヤカワ文庫FT)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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平らな地球シリーズの第2弾。平たい地球シリーズ第2弾。こちらは「闇の公子」のようなオムニバス形式ではなく、普通の長編でした。まあ、それはそれでいいんですけど、やっぱり訳者さんが違うという違和感がありますねー。室住信子さんの訳も決して悪くないんだけど、やっぱり1作目の浅羽莢子さんの訳のインパクトが強かったし。
物語の中心となるのは、人間の永遠のテーマでもある「不死」。この「不死」をめぐって、地上の人間が、死の王・ウールムと闇の公子・アズュラーンの争いに巻き込まれていきます。ある意味、「闇の公子」以上に夢のような情景が繰り広げられるんですけど、いざ手に入れてしまった「不死」は、それまで思い描いていたような素敵なものではなくて...。夢のような情景は、所詮虚像。甘さの中にほんのり苦味のある話でした。それでも、例え虚像だと分かってても、それでもやっぱりこの世界には憧れてしまうのね。(ハヤカワ文庫FT)


+シリーズ既刊の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー

+既読のタニス・リー作品の感想+
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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