Catégories:“児童書・YA(翻訳)”

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片目の野良猫のフレデリックは、その晩はネズミの王・マードックが現れないのを確かめ、ひどい悪臭のする番犬・シーザーの小屋の前を忍び足で通り過ぎ、パン屋の裏口へ。いつもパン屋の奥さん「でぶのムー」が温かいミルクの皿を階段の下に置いてくれるのです。ミルクを飲んだフレデリックは、パン屋の見習いのエントンが出した熱い灰の入ったバケツのふたで丸くなり、ネズミたちのたてる音に耳を傾け、大熊座の上に小さく光っている星を不思議に思い、その星の夢、銀色の毛とアクアマリンのように青い目、金色の爪を持ち、水晶でできた鈴がついたリボンつけた美しい猫の夢をみます。そんなフレデリックを訪ねて来たのは、しっぽをなくしたカストロ。フレデリックとカストロ、そして肩を痛めたリンゴは、三銃士ならぬ三銃猫なのです。

ドイツのファンタジー。物語には2つの流れがあって、1つはフレデリックとカストロとリンゴという3匹の猫と犬のシーザー、そしてネズミの王・マードックが率いるネズミたちの物語。もう1つは、フレデリックたちの物語や夜空に輝くちび星の物語を雪フクロウのメスランテアが銀色猫のエンリルに語って聞かせる物語。フレデリックたちの場面は冒険物語のようで楽しいし、メスランテアとエンリルの場面はそれとは対照的にとても美しいもの。帯には「魂の成長を描いた、感動のファンタジー!」とあるし、確かに3匹の猫たちが、自分にとって一番大切なものとは何なのかを知るという成長物語になってるんですが... でも、どこかしっくりと来ないんですよね。詰めが甘いというか何というか。この本の単行本版の紹介で「ふたつの物語が並行して進み、一気に感動の結末へ!」とあったんですが、ラストは言うほど盛り上がらなくて「感動の結末」という感じではなかったし。せっかくの猫の話なのに、イマイチ楽しめなくてちょっと残念。(白水uブックス)

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とある山村に住んでいたおばあさん。3人の子供たちは既に独立しており、おばあさんはばあやと2人で小さな家に何不自由なく暮らしていました。おばあさんにとって村人たちはみな兄弟姉妹であり、村人たちにとっておばあさんは、お母さんであり相談相手。全然寂しくなどなかったのです。ところがそんなある日、ウィーンにいる娘から手紙が舞い込みます。それは、娘の夫が仕える公爵夫人の領地に一家で移ることになったので、ぜひ一緒に住んでくれないかというもの。おばあさんは迷った挙句、結局そこに移ることを決意します。

amazonのリンク先は岩波文庫ですが、私が読んだのは岩波少年文庫版。岩波少年文庫版、amazonにはないんですー。1956年出版という本だから無理もないですが。岩波文庫版も1971年なので、いずれにせよ古いですね。岩波文庫では作者名がニェムツォヴァー。同じ方が訳してらっしゃるので、きっと中身は同じだと思いますが。

あとがきによると、ニェムツォヴァーはチェコの近代小説の基礎を作ったと言われる作家。この「おばあさん」はチェコでは最も愛読されている作品で、チェコ人でこの本を知らない人はいないとまで言われるほどの作品なんだそうです。という私がこの本を知ったのは、45回目のたら本「ご老体本。」のkyokyomさんの記事から。カフカやカレル・チャペックにも影響を与えたらしい、なんて聞いたら読まずにはいられませんとも! でも実際に読んだ感触としては、むしろ思い出したのはシュティフター。この淡々とした語り口、淡々と流れていく日常。調べてみると同時代の人だし! しかもシュティフターはオーストリアの作家だと思ってたんですけど、どうやら生まれはチェコみたい。そうなんだ!(その頃のチェコはオーストリアの属国だったんですね)

そしてこの作品は、ニェムツォヴァーが本当に自分のおばあさんのことを書いた作品なんだそうです。細かい部分は色々と変えられてるし、おばあさん像も実際よりもさらに理想化されているようですが♪
嫁いだ娘の家に住むようになり、忙しい娘に代わって家の中をやりくりするようになるおばあさん。孫たちには自分の若い頃の話や沢山の物語を語って聞かせ、孫たちはその物語の中から自然と人間として生きていく上で大切なことを学んでいくんですね。特別なことが書かれているのではなくて、ごく平凡な日々の描写の方が断然多いです。チェコの農村風景がまた良くて~。でも一番印象に残ったのは、戦争中におばあさんが夫を失った後の話。プロシア王に留まることを勧められ、子供たちに立派な教育を約束されながらも、おばあさんは故郷に帰ることを選ぶんです。そして本当に苦労して故郷に帰るんですけど、それは子供たちがチェコ語を失わないようにするため。...たとえばアゴタ・クリストフの作品を読んでいても、母国語というのはとてもポイントとなる部分ですよね。一度ヨーロッパが戦乱の渦に巻き込まれたら、いつ国も言葉も失ってしまうか分からないんですものね...。そして先日読んだ「カモ少年の謎のペンフレンド」のお母さんのように、10ヶ国語を操るようになったりするわけで。この辺りは、いくら日本人の私が分かったつもりになってても、本当に実感として感じるのは難しい部分なんでしょうけれど。

あー、なんだか無性にシュティフターが読みたくなってきた! シュティフターは3冊か4冊読んだんだけど、あと何冊あるんだろう? 全部読みたい! シュティフターの作品はそれこそ普通の人々の普通の日々の話ばかりなので、その時代にはつまらないと評判悪かったそうですが~。自然描写が本当に美しくて、大好きなんです。(岩波少年文庫)

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カモの英語の成績は20点満点の3点。ロシア移民の祖母を持ち、自分でも10ヶ国語ぐら話せるお母さんは通信簿を見て怒りだし、カモに3ヶ月で英語を完璧にマスターしろと言いつけます。3ヶ月で外国語を1つ丸々覚えるなんて絶対無理、と抗議するカモにお母さんが渡したのは、英語っぽい響きの名前がずらりと並んだメモ用紙。それはペンフレンドの名前のリスト。カモがフランス語で手紙を書くと英語で返事が来るという仕組みで、3ヶ月も経てばバイリンガルになるというのです。そしてカモが15の名前の中から選ぶことになったのは「キャサリン・アーンショー」でした。

カモ少年のシリーズは、日本ではまだこの1作しか訳されていないんですが、4部作。フランスの小中学生に人気のシリーズなんだそうです。
いやね、カモ少年の文通相手の名前が「キャサリン・アーンショー」だという時点でオカシイとは思ったんですよ。「まさかね」とも思ったんだけど。でもそのキャサリン・アーンショーからの返事の内容が、まさにそのキャサリン・アーンショーならではの手紙で! うひゃーっ。(嬉)
こうなるとある程度展開が予想できたりもするんですけど、いやあ、楽しかったです。伏線がちゃんと生かされてて、それもなんだか粋な感じ。いいなあ。
後の方で「テッラルバ子爵」の甥、なんて人の話も出てきたりして、それもまたニマニマでした。でも「メイジー・ファランジュ」と「ゲイロード・ペンティコスト」は分からなかったな。これは何だったんだろう。気になるー。(白水uブックス)


+既読のダニエル・ぺナック作品の感想+
「人喰い鬼のお愉しみ」D.ぺナック
「人喰い鬼のお愉しみ」「カービン銃の妖精」ダニエル・ぺナック
「散文売りの少女」ダニエル・ぺナック
「ムッシュ・マロセーヌ」ダニエル・ペナック
「片目のオオカミ」ダニエル・ペナック
「カモ少年と謎のペンフレンド」ダニエル・ペナック
「奔放な読書」ダニエル・ぺナック

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東京創元社で復刊中のラング童話集の6冊目。
こういう童話や昔話は、突っ込みたくなることもままあるものですが、それはしないお約束です。(笑)
それでも今回ものすごーーく突っ込みたくなってしまった作品がありました。それは「小さな灰色の男」という話。まず冒頭から。

むかしむかし、修道女と農夫と鍛冶屋の三人が、そろってほうぼうを流れあるいていた。

いや、農夫と鍛冶屋が一緒に旅をするのはいいんだけど、修道女って...?!
と、軽く突っ込みつつも続きを読むと。
この3人、旅の途中で古いお城を見つけて住み着くことになるんですね。毎日順番に1人が残って家事をして、あとの2人は外に「幸せになる道」を探しに行くという取り決め。「幸せになる道」ってナニ? というのもあるんですが、まあこれはいいとして。(笑)
留守番をしてる人の前に、「小さな灰色の男」が出てきます。

「うーっ! 腹がすいてかなわん!」「かまどに食べ物がはいってるから、お好きにどうぞ」

昔話では、見知らぬ人にも親切にするのが幸せになるための鉄則ですね。
親切にされる側は、普通なら遠慮のひとつもするところ。でも時々遠慮をしない人が出てきます。(だからといって悪いヤツだと決め付けられないのが、童話や昔話の難しいところ)この灰色の男も、作ってあった夕食を全部食べちゃう。しかもたしなめられると逆切れして暴れだし、修道女も農夫も半殺しの目に遭うことに...。でも3番目に家事のために残った鍛冶屋はこの灰色の男をやっつけるんですね。
ま、そこまではいいんです。灰色の男が死んだおかげで、お姫さまが2人と王子さまが1人魔法から解けるというのも、よくあるパターン。でも、大抵はお姫さまが3人。王子が1人混ざってるというのはものすごくレアなのではないかと思いますが。

王女たちは、助けてもらったことをたいへんありがたく思い、片方は鍛冶屋と、もう片方は農夫と結婚した。

これは順当な成り行きです。でも

そして王子は修道女を妻にし、みんないっしょに、死ぬまで幸せにくらした。

これはどうなんでしょうか! いくらいい相手が見つかったからといって、修道女が王子さまと結婚?! 魔法が解けた3人の中に王子さまがいた時点で、うすうす予想はしていたとはいえ、もうほんとひっくり返りそうになりました。
これはドイツの昔話。この「修道女」は本当に最初から「修道女」だったのでしょうか。もしそうだとしたら、ドイツ人はおかしいと思わなかったのかしら? これで3人がきょうだいだったら分かるんだけど、そうとは書いてないし。でもまともな家の女性なら、家族でもない男性2人と旅するなんてあり得ないですよね。となると、百歩譲って修道女でも構わないとしても、結婚ですよ、結婚! となると極端な話、修道女じゃなくて実は売春婦か何かだったんじゃ...? なんて考えてしまうんですが...?(東京創元社)


+シリーズ既刊の感想+(東京創元社版)
「あおいろの童話集」「あかいろの童話集」アンドルー・ラング編
「みどりいろの童話集」アンドルー・ラング編
「きいろの童話集」アンドルー・ラング編
「ももいろの童話集」アンドルー・ラング編
「はいいろの童話集」アンドルー・ラング編
「むらさきいろの童話集」アンドルー・ラング編
「べにいろの童話集」アンドルー・ラング編
「ちゃいろの童話集」アンドルー・ラング編
「だいだいいろの童話集」アンドルー・ラング編
「くさいろの童話集」アンドルー・ラング編

+シリーズ既刊の感想+(偕成社文庫版)
「みどりいろの童話集」「ばらいろの童話集」アンドルー・ラング

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パンドルフォじいさんが作ったかかしは、その夜のうちに怠け者の農夫に盗まれ、そして次の晩はまた別の誰かに盗まれ、だんだんとじいさんの小麦畑から遠ざかっていってしまいます。そしてある嵐の晩、かかしは稲妻に直撃され、そのショックでかかしの体の中の分子や原子や素粒子が活発に働き出したのです。翌朝、畑の脇で小麦のつぶとカブの葉としなびたニンジンを食べていた少年・ジャックは、かかしに呼びかけられてびっくり。しかし、かかしに頼まれて足をもう一本探してくると、かかしに提案されるまま、かかしの召し使いとなって一緒に世界を回ることを決めることに。

「ライラの冒険」のフィリップ・プルマンの作品。この表紙が可愛くて、以前から気になってたんですよねえ。「ライラの冒険」は、ミルトンの「失楽園」を読んでて良かったと思うような宗教観まである作品でしたが、こちらは表紙そのまんまの雰囲気の楽しい冒険物語。山賊をやっつけたかと思えばお芝居に出演、軍隊に入って突撃していたかと思えば無人島に漂流したりと、なかなか盛り沢山。
まずこのかかしが動いてる理由付けが楽しいんですよね。稲妻に打たれたせいで、体内の分子や原子、素粒子が活発に動き始めただなんて! かかしが動いたり話したりしているといえば「オズの魔法使い」や、その影響を受けていそうな「魔法使いハウルと火の悪魔」が印象的なんですが、きっとフィリップ・プルマンは、これらの作品を読んだ時に、かかしが動き出した理由が特に書かれてなかったのが不満だったに違いない。(笑)
でもこのかかし、かかしという仕事柄(?)鳥には詳しいし、生まれた時にパンドルフォじいさんに「礼儀正しく、勇ましく、誇りをもて。思いやりを忘れるな。精一杯がんばれ」と言われた通りの生き方をしているんですが、そんな理想だけでこの世間が渡れるはずものなく... しかもカブ頭のせいか脳みその豆が途中で飛び出してしまったせいか、かなりピントがズレてるんですよね。その点、召し使いとなったジャックの方が、よっぽど現状を把握してるし、さりげなくフォローしてるんですが... そのジャックにしたところで、かかしの召し使いになる前はただの貧しい少年。それほど世間を知っているわけではありません。2人で大真面目に行動していても、いつの間にかどんどんずれていっちゃう。まるでドン・キホーテとサンチョ・パンサ。
児童書だし、最初はやっぱりちょっと物足りないかな~なんて思いながら読んでたんですけど、宿敵(?)ブッファローニ家との最後のやりとりも爽やかで良かったし!(いや、あの会話には実は含みがあって全然爽やかじゃなかったのかしら...) 読み終えてみれば、なかなか可愛いお話でした。(理論社)


+既読のフィリップ・プルマン作品の感想+
「黄金の羅針盤」上下「神秘の剣」上下 フィリップ・プルマン
「琥珀の望遠鏡」上下 フィリップ・プルマン
「かかしと召し使い」フィリップ・プルマン
「マハラジャのルビー サリー・ロックハートの冒険1」フィリップ・プルマン
「仮面の大富豪 サリー・ロックハートの冒険2」上下 フィリップ・プルマン

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小人が住んでいたのは、古いお屋敷の屋根裏に仕舞われているドール・ハウスの中。その屋敷には年をとったおばあさんが1人で暮らしており、小人は屋敷の中がきちんとなっているか見回りをするのが毎晩の日課でした。そして小人とおばあさんの他にいたのは、地下室に住むドブネズミとヒキガエル。小人とドブネズミとヒキガエルは毎週土曜日になるとトランプ遊びをする習慣なのです。秋も深まったある晩、小人の家のドアを叩いていたのは、嵐に打たれてずぶ濡れになり、羽もぼろぼろになった1人の妖精。小人は妖精の魔法が怖いながらも、一晩だけ妖精を家に泊めることになります。そして妖精の語る物語を聞いた小人は、その話にすっかり夢中になってしまうことに...。

オランダの最も優れた子供の本に贈られるという「金の石筆賞」を受賞した作品なんだそうです。永遠の命を持ち、緑色のお城で毎日楽しく暮らしていたはずの妖精が、マルハナバチの死に立ち会ったことで、妖精に足りない「死」や「子孫」の存在に気付いて、それらを求めて旅をするという物語。そしてその物語を小人が毎晩のように聞くという「千夜一夜物語」のような枠物語です。
「物語が進むにつれ、『エルフや小鬼、水の精や巨人の活躍する不思議な妖精の世界』と『小人の住むお屋敷の話』が、しだいにまざりあい...」という紹介で興味を持った本なんですけど、そういう意味では期待したほどではなかったかな。確かに話を聞いてる小人は話が進むに連れてその情景を現実のことのように感じ始めるし、妖精の物語がじきに現実の出来事に連なっていくんですけど、私はもっとファンタジーのようなSFのような展開を期待してしまったので...。それに妖精の話が私にはそれほど魅力的に感じられなかったんですよね。あまりに能天気に「わたしと結婚しない? そうすれば子どもも生まれるし、死ぬこともできるわ」なんて会話が繰り返されるんですもん。しかも妖精と同じく「死」のことをまるで理解してない種族との間で。その軽さはきっと意図的だったとは思うのだけど... まあ、最後はいい感じでまとまるんですが。
一番おおっと思ったのは、ナーンジャ、カーンジャ、フキゲン・ジャーという3人の魔法使いの名前。こういうのいいなあ。エルフの2人の王子もアルサーとナイサーという名前。元の言葉はオランダ語でしょうから聞いても分からないですけど、元の言葉が知りたくなっちゃう。こういう翻訳センスっていいですねえ。(徳間書店)

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ハリー・ポッターシリーズの最終巻。私が読むのはもっと先になるかと思ってたんですけど、思いがけず手元に回ってきたので、早速読んでしまいましたー。
いやあ、シリーズが進むにつれて話は暗くなるし、ハリーはヒステリックになるし、読み続けるのがかなりツラくなってたんですけど、最後はなかなか良かったですね。読んでて楽しかったし、予定通りとはいえ、きちんと大団円になってくれて「ほっ」。特に良かったのは、前巻のあの出来事の裏にあったことや、あの人がどんな気持ちを秘めてたのかちゃんと分かったこと。これは良かったなあ。まあ、逆に言いたいこともいくつかあるんですけどね... ちょっと殺しすぎでしょ、とかね。それだけ大変だったっていうのは分かるんだけど、なんだか無駄に死にすぎたような気がすごく。あとは、クリーチャーやダーズリー一家のその後が知りたかったので、何も触れられてなかったのがちょっと残念だったり。特にダーズリー一家。あの後何もなかったのかしら。でもいきなりあんな説明聞かされても、理解できない方が普通ですよね。いくら嫌な人たちでも、そんなヒステリー起こしちゃダメだってば。>ハリー
よくよく考えてみると、魔法界の人たちってマグルと共存してるわけでもなく、ひたすら秘密にしてるわけでもなく(うちに魔女が生まれた!って喜ぶ人もいるわけだし←普通なら最初はパニックになると思うんだけど)、何をやってるんだ?何がしたいんだ?とか思ったりもするのだけど... 最初のうちにそういう説明ってありましたっけ。それとも、それは言わないお約束?(笑)
このシリーズで何が好きだったかって言ったら、魔法的な小道具ですね。これは楽しかったな。「アズカバンの囚人」でハーマイオニーが使ってた道具のように、時には、ちょっと都合良すぎるでしょ!って物もありましたが、組分け帽子とか可愛いですしね。今回は杖。杖の薀蓄をオリバンダー氏に嫌ってほど聞きたいかも、私。(静山社)


+シリーズ既刊の感想+
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」上下 J.K.ローリング
「ハリー・ポッターと死の秘宝」上下 J.K.ローリング
(それ以前の感想は残っていません)

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