Catégories:“児童書・YA(翻訳)”

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スカリーのお父さんは魔法使いで、お母さんには千里眼の持ち主。スカリー自身、魔法使いの卵で、近々「魔法紳士団」の認定試験を受ける予定。でも一家が魔法使いだなんてことは周囲には内緒。対外的にはお父さんは市場の店で時計を売り、お母さんは占星術師で、スカリーは普通の人間の学校に通っています。ところが欠席が多く授業中もぼーっとしていることの多いスカリーは、「お守り」をつけられることになってしまうのです。「お守り」としてやって来たのは、赤毛の若い女性・モニカでした。

田中薫子さんが翻訳で佐竹美保さんが挿絵。まるでDWJ作品じゃないですか。こちらも同じく「ダイアナ」さんだし、DWJの本も多い徳間書店だし、読んでいて妙な気分になってしまうー。でも同じようにテンポの良い展開ながらも、DWJに比べると物語があっさりして読みやすいですね。あっさりとした中編。こういう作品は大人からは切り捨てられやすいと思うんですけど、私はなんだか妙に好き。どこが好きかといえば、物語には書かれていない世界の奥行きが感じられるところかな。登場人物も楽しいですしね。スカリーのお父さんなんて、過去の時代を旅して帰ってくるたびに話し方が古めかしくなるんです。終盤のお母さんとの会話にはほんと笑ってしまいます。
それに、ちょっとドキッとさせてくれるところもいいのかも。スカリーと同じクラスにリジーという女の子がいるんですが、この子のおうちには車が5台あって、イタリアに別荘があるし、週末にちょっとニューヨークなんて生活を送ってるんですね。(イギリスのお話です)とてもお金持ちなのに、普通の家の子供たちが集まる学校にいるので結構苦労しています。そんなことぺらぺら喋るわけにもいかないし、服装も周囲に合わせようと苦労しているみたい。スカリーはそんなリジーにこそ、気にかけてくれる「お守り」が必要なのではないかと考えているんです。

いっぱいいろんなものを「持ちすぎてる」女の子に、そのうえなにかをつけようなんて、だれも思わないんだ。「持ちすぎてる」人も、「まるでたりない」人と同じくらいこまってるのかもしれないってことに、みんな気がつかない。こまってることの中身はちがうし、まるでたりない人にくらべたら切実じゃないかもしれないけど、でもこまってるにはちがいないのに。

あと好きだったのは、人間はみんな魔法遺伝子を持ってるという話。一生それに気づかなかったり、気づかないふりをし通す人もいるとのことなんですが、スカリーのお母さんによると、人の感性が豊かかそうでないかは、魔法遺伝子によって決まるんだそうです。「魔法遺伝子が活発な人はね、上等なグラスみたいに、打てばきれいな音で響くの。でも魔法遺伝子が働いてない人は、鈍い音しかしないのよ」(徳間書店)


+既読のダイアナ・ヘンドリー作品の感想+
「屋根裏部屋のエンジェルさん」
「魔法使いの卵」ダイアナ・ヘンドリー

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裏庭のブランコがいたずらされて、二階建てバス状態になっていた日、ローラがみつけたのはさかさまになってブランコに乗っている魔女。下の席には猫のチャーリーが座り、上の席には魔女のおばあさんが座っていたのです。なぜ突然さかさまになってしまったのか思い出せない魔女のサリーを、ローラは自分の部屋のクローゼットに連れて行きます。そして魔女を元に戻すためには冷たい「魔女のせんじ薬」を作ればいいと聞いて、ローラは友達のジェインと一緒に薬に必要な材料を探しに行くことに。

魔女の本棚シリーズの3作目。2作目かと思ったら、間違えちゃいました。続き物ではないので全然大丈夫なんだけど。
今回楽しいのは、さかさま魔女のさかさまぶり。ブランコにさかさまに乗っていたサリーは、ブランコからリンゴの木に移って空に「すべり落ち」そうになったり、ローラの家に入った途端天井にドサッと倒れこんでるんです。2階のローラの部屋に行くためには、階段を1階から2階にジャンプして降りなければならないし、しかもクローゼットの中ではコウモリのようにぶら下がって寝てるんですよね。マットのピンキーに乗る時も下側! これには、「なるほど~」でした。
そしてさかさまなのは、そういった身体的なことばかりではありません。魔女が食べるのは肉ではなくて骨、パイナップルの身ではなくてパイナップルの皮。大好きなのはコーヒーの出し殻。壊れたガラスのかけらをアメのように美味しそうに舐め、沼の水を飲んで... んん? これは元々の魔女の好みなのかな?
物語としてはかなり単純なので、「魔女とふしぎな指輪」の方が私は好みだったんですが、こちらも描写の楽しさで読ませてくれる物語です。(フレーベル館)


+シリーズ既刊の感想+
「魔女とふしぎな指輪」ルース・チュウ
「さかさま魔女」ルース・チュウ

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街中でにわとりの鳴声を聞きつけたシャーロットと弟のウォルトは、大きな黄色いプラスチックの箱を見つけます。鳴声はその中のプラスチックのにわとりから聞こえていたのです。その箱は、硬貨を入れると景品が入った卵が出てくるという「おたのしみチキン」。金色のラッキーエッグには腕時計が入っているとあり、ウォルトは早速挑戦します。しかし出てきた卵に入っていたのは、小さな青い指輪が1つだけ。それでも小さすぎて指に入らないと思った指輪がウォルトの指にもシャーロットの指にもすんなりはまって、2人は驚きます。しかも銀色の粒々が光る濃い青色の指輪は、なにやら不思議な物みたい。そして気がついたらそこには小さな灰色の猫がいて、2人の家までついて来たのです。

ルース・チュウという作家さんは知らなかったんですが、1970~80年代にアメリカでとても流行ったという児童書なんだそうです。「魔女の本棚」シリーズの1冊目。黒地にキラキラしてる表紙が魔女っぽくてとっても可愛い♪
読んでてびっくりしたのは、子供たちが気持ちの良いほど素直なこと。こんな子今時なかなかいないんじゃ...特にアメリカでは... と思ってしまうんですが、やっぱり70~80年代という時代だからなのかしら。きちんとしてるし正直だし、見ていて微笑ましくなってしまいます。そしてお話の方は、普通のファンタジー作品のように見えて、どこか微妙に予想を外してくれるんですね。灰色猫のアラベルに関しては、出てきてすぐに分かってしまったほどの素直な展開だったんですが、不思議な魔法の指輪が魅力的。これが持ち主も気づかないうちに勝手に魔法をかけてしまうという指輪なんです。その指輪は一体何なのか、次に何をしてくれるのか、わくわくしてしまいます。
ただ、後半ちょっと物足りなかったかな...。指輪に関してもう少しきちんとした説明が欲しかったし、敵役に関しても一体何者なのかよく分からないままで終わってしまったんですよね。あとほんの少し説明があればそれで良かったのに... それだけがちょっと残念です。(フレーベル館)


+シリーズ既刊の感想+
「魔女とふしぎな指輪」ルース・チュウ
「さかさま魔女」ルース・チュウ

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ラング世界童話集が復刊になって喜んだのもつかの間、東京創元社から刊行された本は新訳になっていてがっかりしたという方も多いはず。私も昔の川端康成訳はすごく好きだったので、新訳になってしまったことを残念に思った1人です。とはいえ、子供の頃に愛読していた偕成社文庫版をそれほど鮮明に覚えているわけでもなく... だから東京創元社版を読んでも「ここが違う!」とは言えない状態。全12巻のうち半分ぐらいは今でも持ってるんですけど、手元には置いてないので、おいそれと比べてみるわけにもいかなくて。
読み比べてみたいなあと思いつつもそのままになってたんですが、ふと気がついたら、偕成社からも改訂版が出てるじゃないですか! 「みどりいろ」と「ばらいろ」が今年の6月に刊行されてました。しかも巻末には他の10冊のリストも載っていたので、これから順次刊行されることになるんでしょう。なんとなんとびっくりです。

実際に読んでみて分かったのは、現在新たに東京創元社から刊行中の本の方が原書に近いということ。
原書ではBlue、Red、Green、Yellow、Pink、Grey、Crimson、Brown、Orange、Olive、Lilacの順に刊行されていて、その最初の「The Blue Fairy Book」にはラングが子供たちにぜひ読んで欲しいと思った主要な物語が、2冊目の「Red」には「それほど有名ではないけれどよいお話」が収められてるんだそうです。そして巻が進むにつれて、徐々に物語の採取範囲が広がっていきます。それにつれて巻ごとの趣きも少しずつ変化したりして。
それに対して、日本で最初に刊行されたのは今と同じく東京創元社からで1958~59年のこと。(ややこしいので当時の版を旧版、今刊行中の版を新版と書きますね)「みどりいろ」「ばらいろ」「そらいろ」「きいろ」「くさいろ」「ちゃいろ」「ねずみいろ」「あかいろ」「みずいろ」「むらさきいろ」「さくらいろ」「くじゃくいろ」の12色で、色の名前も微妙に対応してないんですけど(笑)、収録されてるお話も実は全然対応してません。原書の全438編の中から、日本にまだそれほど知られていないものを中心に165編の物語が選ばれて、12冊に満遍なく振り分けられたのだそう。
だけど東京創元社新版は、色の名前も作品もちゃんと対応しているんです。訳出されている物語は、増えてるとはいえ原書の半分ほどしかないんですが。(それでも十分分厚い本なんだけど)

そうか、だから巻ごとの雰囲気が違うのか... 単純に「みどりいろ」同士を読み比べるなんてことはできないんですね。

ちなみに東京創元社旧版の次はポプラ社から刊行されて、「ちゃいろ」「みずいろ」「むらさきいろ」「さくらいろ」「くじゃくいろ」の代わりに「きんいろ」「ぎんいろ」「あかねいろ」「こはくいろ」「みかんいろ」「すみれいろ」「ふじいろ」「とびいろ」が加わった全15色で刊行。その後偕成社文庫旧版(私が読んでいたのはコレ)が出るようになった時は、東京創元社旧版と同じ12色で刊行されてます。(訳は全て同じはず)

今刊行されている2つの版を比べると、東京創元社新版の方が表紙や挿絵は断然好き。原書にも使われていたというラファエル前派的な挿絵が素敵ですしね。偕成社文庫版のはいかにも児童書っぽいんです。まあ本が立派な分、東京創元社新版は値段が高いんですが... 偕成社文庫版840円に比べて、東京創元社新版は1995円。文章を比べると、偕成社文庫は字が大きくて平仮名が多いのに比べて、東京創元新社は硬くて大人向きという感じ。でもこの辺りのことは、もう少し読み進めてから。同じ話を読み比べてみたいんですけど、今はまだないみたいですしね。(あるのかもしれないんですが、よく分からなかったので)(偕成社文庫)


+シリーズ既刊の感想+(偕成社文庫版)
「みどりいろの童話集」「ばらいろの童話集」アンドルー・ラング

+シリーズ既刊の感想+(東京創元社版)
「あおいろの童話集」「あかいろの童話集」アンドルー・ラング編
「みどりいろの童話集」アンドルー・ラング編
「きいろの童話集」アンドルー・ラング編
「ももいろの童話集」アンドルー・ラング編
「はいいろの童話集」アンドルー・ラング編
「むらさきいろの童話集」アンドルー・ラング編
「べにいろの童話集」アンドルー・ラング編
「ちゃいろの童話集」アンドルー・ラング編
「だいだいいろの童話集」アンドルー・ラング編
「くさいろの童話集」アンドルー・ラング編

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ダイアナ・ウィン・ジョーンズの短編集。18編の作品が収められています。

いかにもダイアナ・ウィン・ジョーンズらしい作品がいっぱい。ファンタジーはもちろんのこと、ホラーだったりSFだったり神話風だったりとテイストは様々なんですが、基本的に物凄く嫌な人間に振り回される話が多いですね。そして作品内にあまりに普通に魔法が存在してるんで、逆にちょっとびっくりしたり。最初の「ビー伯母さんとお出かけ」からしてそれだったので、ぐぐっと掴まれてしまいました。これはとーっても嫌なビー伯母さんに無理矢理海水浴に連れて行かれることになった3人きょうだいがうんざりする話なんですけど、観光客立ち入り禁止の海岸の岩場に入り込んだことから、とんでもない事態が巻き起こるんですよね。もう全然予想してなかったので、びっくりしたし楽しかったです。思いっきり想像してしまうー。あと「魔法ネコから聞いたお話」「ちびネコ姫トゥーランドット」と猫視点の話が2つもあったのがちょっと嬉しかったな。
これまで日本に紹介されているDWJ作品は圧倒的に長編が多いんですけど、短編も案外いけますね。ただ私の場合、短編集は基本的にそれほど得意じゃないので、途中でちょっと疲れてしまいましたが...。この1冊でおなかいっぱい、もうしばらくいいや、って感じです。(徳間書店)


+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

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[bk1]
ロシアの詩人・プーシキンが、子供の頃に聞いたロシアの昔話を元に詩として書き上げた作品。ここに収められているのは「サルタン王のものがたり」「漁師と魚」「死んだ王女と七人の勇士」「勇士ルスランとリュドミーラ姫」の4編で、それぞれ散文の形に訳されています。
昨日の「ハンガリー民話集」を読んでいたら、無性に読みたくなっちゃいました。子供の頃、気がついたら本棚に入ってた本です。昭和33年発行の本なので、きっと父の本だったんでしょうね。古すぎて、アマゾンには本のデータもありませんでしたよー。すっかり古びてページの色も茶色味を帯びてるんですけど、ずっと大好きで大切にしてる本です。

「サルタン王のものがたり」は、2人の姉の悪だくみのために、樽に入れられて海に流されたお妃さまと王子の話。2人は何もない島に流れ着くんですけど、トビと争っていた白鳥を助けたことから、王子は白鳥に助けられてその島の領主・グビドン公となります。で、時々こっそりお父さんの顔を見に行くんです。このグビドン公が聞いてきた不思議な話を白鳥が実現してくれるところが好き。
「漁師と魚」は、願い事を叶えてくれる金の魚の話。でも昔話にありがちな「3回」ではないのが特徴ですね。
「死んだ王女と七人の勇士」は、ロシア版白雪姫。本家の白雪姫と違うのは、姫が入り込んだ家に住んでいたのは7人の小人ではなく勇士ということ、そして姫を助けるのが許婚の王子さまだということ。
「勇士ルスランとリュドミーラ姫」は、結婚式の夜に攫われてしまったリュドミーラ姫を、ルスランと他の3人の騎士たちが探しに行く物語。とても好きなのは、「フィンのおきな」が死んだ勇士ルスランに死の水と命の水をそそぐ場面。「死の水をふりかけると、みるみる傷はかがやきはじめ、しかばねはうつくしいふしぎな色につつまれました。」というところ。いきなり命の水をかけるのではなくて、まず死の水をかけるというのが、子供心にすごく印象的だったんですよね。そして「サルタン王のものがたり」にも出てきた魔法使いの「チェルノモールじいさん」が、あちらと同一人物のはずなのに全然雰囲気が違うのが面白いです。きっとこっちの方が本来の姿なんだろうな。

他の地方の童話に似ていても、4つの物語はそれぞれにロシアらしさを持っていて、それが他の地方の民話には全然見ない部分で、そういうところがとても好き。「勇士ルスランとリュドミーラ姫」はオペラにもなってるんですけど、元々はプーシキンの叙事詩なんですよね。子供用の本ではなくてきちんとした叙事詩の形に訳されたものがあればぜひ読みたいところなんですが... やっぱりないのかなあ。時々思い出しては探してみてるんですけどね。(岩波少年文庫)


+既読のプーシキン作品の感想+
「勇士ルスランとリュドミーラ姫」プーシキン
「プーシキン全集1 抒情詩・物語詩」プーシキン

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「あおいろの童話集」「あおいろの童話集」「みどりいろの童話集」に続く第4巻。
北欧系の話の多かった「あおいろ」「あかいろ」に比べて、フランス系の話が多かった「みどりいろ」はなぜかあまり楽しめなかったんですが、今回の「きいろ」は東欧やロシアの話が結構入っていて、また十分楽しめました。
東欧の童話というのはあまり知らないんですけど、ロシアと合わせてスラブ系ということになるのでしょうか。ロシアの民話は、子供の頃から大好きなんですよね。「イワンのばか」とか「せむしの小馬」とか「火の鳥」とか。あ、でも以前スーザン・プライスの「ゴースト・ドラム」を読んだ時に、ババ・ヤガーというスラブ民話の魔女が出てきたんですけど、この作品を読むまで全然知らなかったんですよね。まだまだ知らない話がいっぱいありそうだし、東欧の話も併せてもっと色々読みたいなあ。あとスラブ系の神話もほとんど知らない... これもぜひとも読んでみたいな。(東京創元社)


+シリーズ既刊の感想+(東京創元社版)
「あおいろの童話集」「あかいろの童話集」アンドルー・ラング編
「みどりいろの童話集」アンドルー・ラング編
「きいろの童話集」アンドルー・ラング編
「ももいろの童話集」アンドルー・ラング編
「はいいろの童話集」アンドルー・ラング編
「むらさきいろの童話集」アンドルー・ラング編
「べにいろの童話集」アンドルー・ラング編
「ちゃいろの童話集」アンドルー・ラング編
「だいだいいろの童話集」アンドルー・ラング編
「くさいろの童話集」アンドルー・ラング編

+シリーズ既刊の感想+(偕成社文庫版)
「みどりいろの童話集」「ばらいろの童話集」アンドルー・ラング

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