Catégories:“神話・伝承”

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先日「アイスランドサガ」に入っている「ヴォルスンガサガ」を読んだところなので、この2冊が目についたのは、私の中ではとってもタイムリー。ジークフリート伝説に関しては「エッダ」(感想)「ヴォルスンガサガ」(感想)「ニーベルンゲンの歌」(感想)「ニーベルングの指環」(感想)と読んできたわけなんですが、その4つの作品、大きな流れは同じでも、細かい部分ではかなりの相違点があるんです。ジークフリートの設定からして、孤児だったり王子だったりと様々。この4作の中ではワーグナーの「ニーベルングの指環」だけ成立年代がかなり離れているし、これに関してはワーグナーの創作ということで構わないんですが... 他のものに関しては、どれが原型がどんな風に変化していったのかとか全然知らなかったんですよね。でもこの2冊を読んですごーくよく分かりましたよ。「ニーベルングの歌」の前半と後半ではクリエムヒルトとハゲネの造形があまりに違うのも以前から気になってたんですが、そのわけも分かりました。そもそも「ブリュンヒルト伝説」と「ブルグンド伝説」という2つの伝説があって、それが合わさって前編と後編となってたんですね。2つの違う伝説が合体させられてしまったのなら、雰囲気が変わってしまったわけもよく分かります。しかも「ティードレクス・サガ」だなんて、まだ私が読んでないシグルズ伝説のサガがあったようで!
この本を読むと、元となったジークフリート絡みの伝説やその内容、その伝説が広がって変化していき、「ニーベルンゲンの歌」ができ、他の作品ができていく様子がよく分かります。そしてそれらを土台にして書かれることになった沢山の戯曲のことも。
2冊続けて読んでしまって、しかもすぐに感想を書かなかったので、どちらがどうだったか分からなくなってしまったんですけど... 重複してる箇所も結構ありますしね。でも全体的には「『ニーベルンゲンの歌』を読む」の方が良かったかな。「ジークフリート伝説」には北欧のエッダやサガが取り上げられているところが、私にとってはポイントが高かったんですが、「『ニーベルンゲンの歌』を読む」の方が、「ニーベルンゲンの歌」や「ニーベルングの指環」について詳細なんです。作品の構造や解釈について色々と新しい発見があったし、より理解が深まったような気がします。(講談社学術文庫)

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グリム童話集に匹敵するものを、とカルヴィーノが3年かけて採取し編纂したイタリアの民話集。原書では200話が収められているようですが、この岩波文庫版には75編が収録されています。上巻が北イタリア、下巻が南イタリアのもの。

本当は、先日overQさんが紹介してらした「ペンタローネ」を読もうと思ってたんですけど...(記事
「ペンタローネ」はイタリアの詩人・バジーレが17世紀に編纂したもので、ペローやグリムにも影響を与えたそうなので、そちらから読むのが筋なんだろうとは思うんですけど、書店にあったのがこちらだけだったので...。なぜか下巻の書影しかありませんが。
さてこの「イタリア民話集」、ヨーロッパやアジアに流布しているような物語も沢山ありましたが、イタリアらしさが感じられるものも色々ありました。たとえば「皇帝ネーロとベルタ」なんて、まさにイタリアならではの登場人物ですしね。ペルセウスとアンドロメダの物語のような「七頭の竜」も、まあモチーフ的には他の地方にも見られるパターンなんですけど、ギリシャ神話を感じさせる辺りがとてもイタリアらしいです。「眠り姫」もイタリアに来ると、王子さまが来てもお姫さまは眠り続けていて、その間に子供ができてしまったり... 目が覚めてから、傍らに赤ん坊がいるのを見てびっくりするお姫さまには、私の方がびっくり。あと、地理的に近いせいか、先日読んだ「スペイン民話集」(感想)と結構近い話もいくつか目につきました。そっちを読んでいなければ、今頃「おー、こういうのがイタリアっぽいのか」なんて思ってたでしょうから、その辺りが難しいところなんですが...
私が好きだったのは「賢女カテリーナ」というシチリアの物語。パレルモの王子が、大評判の賢女カテリーナの学校に通い始めるのですが、質問に答えられなくて、ぴしゃりと平手打ちをされてしまうんですね。で、平手打ちなんてしたことを後悔させるために、王子は父王に頼んで賢女カテリーナと結婚するんです。(そんな後ろ向きな理由で結婚してどうするって感じなんですが、このパターンはスペイン民話にもありました) で、どうやっても後悔しそうにない賢女カテリーナを地下に閉じ込めておいて、自分はナポリに旅に出ちゃう。そしてナポリでカテリーナそっくりの女性を見つけて結婚して子供を作ってしまうのです。2年ほど暮らすと飽きてジェノヴァへ、そしてヴェネツィアへ。どちらでも同じようなことが起こります。そしてパレルモに帰った時...。次々に女性を見初めて結婚する割には、結局同じ女性を選んでしまっているところが情けなくも可愛らしい物語です。
包丁で身体をまっぷたつにされた男の子の話「まっぷたつの男の子」は、カルヴィーノの「まっぷたつの子爵」の元になっているのかな? なんて部分もあって、なかなか面白かったです。巻末にはカルヴィーノによる詳細な原注もあって、そっちも読み応えがあるんですよね。訳者あとがきにあるように「注を主体として読み、本文を従属的に読む」という読み方も良さそうです。(岩波文庫)


+既読のイタロ・カルヴィーノ作品の感想+
「宿命の交わる城」イタロ・カルヴィーノ
「不在の騎士」イタロ・カルヴィーノ
「レ・コスミコミケ」イタロ・カルヴィーノ
「なぜ古典を読むのか」イタロ・カルヴィーノ
「まっぷたつの子爵」「木のぼり男爵」イタロ・カルヴィーノ
「イタリア民話集」上下 カルヴィーノ
「魔法の庭」イタロ・カルヴィーノ
「見えない都市」イタロ・カルヴィーノ
「マルコヴァルドさんの四季」カルヴィーノ
「冬の夜ひとりの旅人が」イタロ・カルヴィーノ
「柔かい月」イタロ・カルヴィーノ
「カルヴィーノの文学講義」イタロ・カルヴィーノ
「パロマー」カルヴィーノ
「くもの巣の小道」イタロ・カルヴィーノ
「むずかしい愛」カルヴィーノ

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アイスランドの人々の歴史な出来事や英雄を伝える散文物語・サガ。数あるサガの中から「エギルのサガ」「グレティルのサガ」「ラックサー谷の人びとのサガ」「エイルの人びとのサガ」「ヴォルスンガサガ」「ニャールのサガ」という、五大サガ+1(ヴォルスンガサガ)を完訳したもの。

ああー、長かった。じゃなくて(笑)、読み応えのある本でした。なんせ862ページ2段組み! 市外の図書館から取り寄せてもらったんですけど、こんなに分厚い本とは知らなかったので、届いた時ちょっと引きましたよ。京極本レベルですね。しかも現代作家さんの、導入部から徐々に盛り上がってクライマックスへ、そして終幕、といったよく整理された話じゃないし、人名がものすごく沢山出てくるので覚えられなくて大変... こういうのを読んでると、今どきの小説、特にジェットコースター的なものが恋しくなります。(笑)

この5つのサガの中で1つだけ異色なのは、やはり「ヴォルスンガサガ」。これは1260年頃の作品だそうで。「エッダ」(感想)に収められているシグルズ伝説と基本的に同じもの。要するに「ニーベルンゲンの歌」(感想)とも同じ。そしてワーグナーの「ニーベルングの指環」(感想)とも。というか、ワーグナーはこちらの作品を元にしてあのオペラを作り上げたらしいです。現存する「エッダ」には欠落している部分があるんですが、それが失われる前のエッダから作り上げられているので、逆にエッダの欠落を埋めてくれるという貴重な作品でもあるのだとか。
そしてあとの5つのサガはハロルド美髪王がノルウェーを統一しつつある頃から、その子や孫が王となる時代の話。こちらはアイスランドに植民した人々の話なので、「ヴォルスンガサガ」に比べるともっと現実感のある作品です。「グレティルのサガ」はちょっと違うんですけど、他の4つは登場人物も起きる出来事も共通してたりするので、全部読むと特定の出来事の裏事情が分かるような場面もあります。でもね、とにかく登場人物が多いし、今どきの小説みたいに整理されてるわけじゃないので、読むのがほんと大変で... 主人公の一生を描くにしても、その誕生から死までではなくて、その祖父母の時代辺りから話が始まるんですもん。面白いのは確かなんですけどね。特に「ラックサー谷の人びとのサガ」で結果的に4人の夫を持つことになったグズルーンの話なんて面白かったなあ。
でもやっぱり好みからいえば、「ヴォルスンガサガ」が一番かな。普通のアイスランドサガは、私の好みからすると現実味がありすぎて... もうちょっと神話の世界に近い方が好きなのです。(新潮社)

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題名の通り、「エッダ」と「サガ」の2章に分かれています。「エッダ」の章で取り上げられているのは、神話と、「鍛冶屋ヴォルンド」「フンディング殺しのヘルギ」「シグルス」というエッダに収められている3編の英雄伝説。「サガ」の方には、「宗教的学問的サガ」「王のサガ」「アイスランド人のサガ」「伝説的サガ」の4つの分類で、文学的な価値の高い20数編のサガが紹介されています。

エッダは北ゲルマン人の間に伝えられた韻文の歌謡形式による神話と英雄伝説。とても分かりやすくまとめられてるんですけど、エッダに関しては、同じく谷口幸男氏による「エッダ 北欧歌謡集」という完訳本を持ってるので、あんまり意味がなかったかも... というより、本当はこっちを先に読んでおくべきだったのかな。まあエッダは好きなので、何度読んでもいいんですが♪ 
一方サガは、アイスランド人の12~13世紀頃からの歴史的な出来事を描いた散文物語。英雄伝説はもちろん、ノルウェーからアイスランドへの植民のこと、アイスランド定住後の生活ぶり、ヴァイキングとしての略奪行為、首長たちの争い、アイスランドにどんな風にキリスト教が伝わり広がっていったかなどが書かれていて、歴史的な資料ともなるものなんです。もちろんサガに書かれていることは脚色もされてるし、事実そのままというわけではないんですけどね。サガに関しては、色々読んでみたいと思いつつ「アイスランド・サガ スールの子ギースリの物語」(感想)、「エッダ・グレティルのサガ」(感想)ぐらいしか読めてないので、知らないのがいっぱい。本の数自体元々少ないし、しかも絶版になってるのも多いし... それがここで20編以上紹介されてるだなんて、それだけでもこの本を読んだ甲斐があったというものです。
この本に載ってるエッダもサガも、本文そのものの訳ではなくて谷口氏がまとめた梗概だけ。でも逆に基本的なことがとても分かりやすくまとまっているので、北欧神話に初めて触れようとする人にはすごくいいかもしれません~。(新潮選書)

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スコットランドを「幽霊伝説」「妖精伝説」「魔女伝説」「文学・歴史ミステリー」「パワースポット」の5章から紹介していく本。

んんー、悪くはなかったんだけど... なんだかちょっと微妙でした。面白い部分と面白くない部分が混在してるんですよね。「幽霊伝説」はまずまず、「妖精伝説」はいい感じ、「魔女伝説」はイマイチ、「文学・歴史ミステリー」は面白いんだけど物足りない、「パワースポット」は案外いける... といった感じでしょうか。もちろんそれは私の興味の方向性によるものなんでしょうけど。
一番面白かったのは、シェイクスピアのマクベスが実在の人物だったという辺りかな。いや、本当にいたとは知りませんでした。11世紀に17年間スコットランドを治めた王だったんだそうです。でも本当のマクベスは、シェイクスピアの悲劇に描かれてる人物とは全然違う人物だったんですって。シェイクスピアの悲劇で史実に沿ってるのは、国王ダンカンを殺して王位についたこと、そしてダンカンの子・マルコムによって殺されたということだけ。野心に目がくらんで謀反を起こしたという下克上的な描かれ方をしてるんですけど、本当はマクベスは王家の血筋の生まれで、ダンカンとは同年代の王位継承者同士の争いだったようです。しかも戦いを仕掛けたのはダンカンの側だったんだとか。本当のマクベスは、有能で寛大な君主でスコットランドを大いに繁栄させた王なのだそう。しかもマクベス夫人もそんな夫に主君殺しをけしかけるような悪女ではなくて、こちらも王家の血筋、しかも本家筋の貴婦人。演劇界では「マクベス」が呪われた芝居とされているというのも知らなかったんですけど、その呪いが事実とは随分違う人物に描かれてしまったマクベス夫妻の怒りのせいかもという筆者の意見も、いかにもありそうです。(笑)
スコットランドといえば、ウォルター・スコットやその作品に関しても何か言及があるのではないかと期待したんですが、それは全然ありませんでした。ああー、この本が物足りなかったのは、その辺りが全然載ってなかったせいというのが一番大きかったのかも。ロンドンが舞台のジキルハイドなんかより、「湖上の美人」を取り上げて欲しかった。でも「ミステリー」「ファンタジー」の括りに引っかからなければ仕方ないんですよね。残念。(新紀元社)

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ある朝フェイリムが起きると家の中がぐちゃぐちゃ。重いオーブンは壁から動いているし、玄関のドアの前には家具が積み重ねられ、テーブルも窓をふさいでいました。驚くフェイリムに話しかけたのは、油まみれの小人。小人の他にもフェイリムの腰ほどの背丈の全身毛むくじゃらの男女が沢山いました。小人は家を守る精霊ドモボーイで、毛むくじゃらの男女は畑を守るグラッシャン。そして自分たちを「生まれくるもの」から救えるのはジャッコ・グリーンだけなのだと言います。どうやらフェイリムがジャッコ・グリーンと思われているようなのですが...。

石が孵り、ワームが目覚めるのを阻止しなければならないと言われたフェイリムの仲間となるのは、木から木へと飛び移る「愚者」マッド・スウィーニーと、影をなくしてしまった「乙女」アレクシア、丸いカフェテーブルのような不思議な姿の「馬」オビー・オース。
水辺の洗濯女やバンシー、小麦畑の鬼婆などイギリス土着の妖精が多く登場します。イギリスやスコットランド、アイルランド辺りの土着の妖精がディズニーの可愛い妖精とは全然違うというのは知ってますけど、この本に登場する妖精たちは今まで読んだ本に登場していた以上に迫力があって、「妖精」というより「妖怪」と呼んだ方が相応しい感じ。でも設定としては好みの系統のはずなんだけど、訳文のせいなのかそもそもの話のせいなのか、なんだかとても読みにくかったです...。「生まれくるもの」とか「ワーム」とか言われても全然イメージが湧かなかったですし。しかも情けない主人公の成長物語でもあるんですが、主人公自体もイマイチ。逃げ惑いながら嫌々続ける旅の話なんて読んでてあまり楽しくないですしね。
途中でちょっと面白くなりそうな感じだったのに、ラストの詰めはやっぱり甘いような... 訳者あとがきに書かれているほど深みも味わい深さも感じられなくて残念。以前読んだ「不思議を売る男」は面白かったと思うのになあ。(偕成社)


+既読のジェラルディン・マコーリアン作品の感想+
「ジャッコ・グリーンの伝説」ジェラルディン・マコーリアン
Livreに「不思議を売る男」の感想があります)

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先日「勇士ルスランとリュドミーラ姫」を読んだ時に、きちんとした叙事詩の形に訳されたものが読みたーいと書いていたら、信兵衛さんに、プーシキン全集の1巻に入ってますよと教えて頂いちゃいました! 早速図書館で借りてきましたよー。分厚い1冊の中に抒情詩と物語詩が収められていて、割合としては半々ぐらい。抒情詩が想像してたよりも沢山あってびっくりです。そして物語詩の方には「ルスラーンとリュドミーラ」「コーカサスの捕虜」「天使ガブリエルの歌」が収められていました。

「ルスラーンとリュドミーラ」は借りてすぐに真っ先に読んでたんですけど、読めるのが嬉しくて、返したくなくて、じっくり読み返してしまいました。やっぱりきちんとした詩の形式に訳されてるのはいいですねえ。省略されていた部分もこちらではちゃんと訳されてるし、ほんと読めて良かったです。でも訳そのものは、岩波少年文庫版の「勇士ルスラーンとリュドミーラ姫」の方が好きかも。たとえば岩波少年文庫版で「幸なき姫は、さびしさを胸にいだいて」となってるところは、全集の方では「哀れな公女は退屈して」だし、「そして、ふしぎなねむりが幸うすいリュドミーラをつつみました」というところは「すると不思議な眠りが不幸な女をその翼で包んだ」なんですよね。きっと全集の方が原文に忠実なんでしょうけど、岩波少年文庫版はいかにも物語といった雰囲気があって好き。ちなみに昔から一番好きな場面は、岩波少年文庫版では「フィンのおきなが、勇士のそばに、立ち止まり、死の水をふりかけると、みるみる傷はかがやきはじめ、しかばねはうつくしいふしぎな色につつまれました。」で、全集では「そして老人は騎士の上に立ち 死の水を注ぎかけるのだった。すると傷はまたたく間に輝き始め 屍は驚くべき花のような美しさになった」でした。花のように美しい屍って... 一体?(笑)
この物語のプロローグに、入り江のそばの樫の木に金の鎖で繋がれた物知りの猫が登場するんですが(岩波少年文庫版にもあります)、これはスーザン・プライスが「ゴースト・ドラム」(感想)に使っていたモチーフ。きっと元々はロシアの民話から来てるんだと思うんですけど、先日読んだ「ロシア民話集」(感想)にも「ロシアの神話」(感想)にもトルストイの民話集(感想)にも確かなかったんですよね。でも元になる話がきっとどこかにあるはず。読みたいなあ。

他の作品でびっくりしたのは、「天使ガブリエルの歌」。後に聖母となる16歳のマリアの美しさに、神様と天使ガブリエルと悪魔が同時に目をつけてしまうというトンでもない詩なんです。でもトンでもなさすぎて逆に笑っちゃう。神様をこんな風に描いてしまって大丈夫だったのかしら?と思ったら、解説に「その反宗教的な内容からしても当時は出版を許されるはずもなく」とありました。そりゃそうだー。「手から手へと筆写されて拡められて行ったがプーシキンは後難を恐れて自筆原稿を廃棄した」のだそうです。そして今でもこの本の訳者さんが知る限りでは何語にも翻訳されていないんだとか。邦訳も、この本が出た時点ではこの全集だけだったようだし。もしそれ以降全然出てなくても驚かないなー。(河出書房新社)


+既読のプーシキン作品の感想+
「勇士ルスランとリュドミーラ姫」プーシキン
「プーシキン全集1 抒情詩・物語詩」プーシキン

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