Catégories:“ミステリ”

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 笛吹き男とサクセス塾の秘密 [amazon] [amazon]
はやみねかおるさん2冊。
「虹北恭助のハイスクール・アドベンチャー」は、その名の通り虹北恭助シリーズで、これが4冊目。先行していた漫画(未読)の原作として書かれたそうで、いかにも漫画~という演出も。(笑) 小学校の時から不登校、中学ではふらっと外国に出てしまった恭助なので、本当に「ハイスクール」なのかどうかは...なんですけど(笑)、野村響子ちゃんは高校2年生。もう高校2年生ですかー。ついこの間まで小学生だったのに!(←近所のオバサン感覚) 彼女、週に2通ぐらいずつラブレターを貰ってるんですって。すごっ。今回は恭助がちょっとハッキリとしたとこを見せてくれたのが収穫かな。それに私の中では「新冒険」「新・新冒険」がちょっと低調だったので、復調してくれた感のあるこの作品はなかなか良かったです。でも新登場の人物(へんてこなフランス人!)もいて楽しかったのに、次の作品でシリーズとしては修了なんですって。残念。
「笛吹き男とサクセス塾の秘密」は、夢水清志郎シリーズの12冊目。このシリーズももう10周年とのこと。でも、作中の時間経過は2年8ヶ月。(笑) 3つ子の岩崎姉妹やレーチも中学3年生。高校受験を控えて一応大変そうなんですが、でも受験よりもむしろらぶらぶ~な雰囲気だったかも。(笑) そういえばこのシリーズ、去年テレビでやってるのを見ちゃったんですよね。岩崎姉妹をやってたのは三倉茉奈・佳奈の双子で、タイトルも「双子探偵」。亜衣と真衣だけで、美衣がいなくてさびしいの。本来1人2役だってできるんだから、2人3役ぐらいやって欲しかったなー。(講談社ノベルス・講談社青い鳥文庫)


+シリーズ既刊の感想+
ブログにはこれ以前のシリーズ作品の感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「虹北恭助のハイスクール・アドベンチャー」「笛吹き男とサクセス塾の秘密」はやみねかおる
「オリエント急行とパンドラの匣」はやみねかおる
「卒業 開かずの教室を開けるとき」はやみねかおる

+既読のはやみねかおる作品の感想+
「都会のトム&ソーヤ2 乱!RUN!ラン!」はやみねかおる
「都会のトム&ソーヤ3 いつになったら作戦(ミッション)終了?」はやみねかおる
「都会のトム&ソーヤ4 四重奏(カルテット)」はやみねかおる
「都会のトム&ソーヤ5 IN塀戸(VADE)」はやみねかおる
「都会のトム&ソーヤ6 ぼくの家へおいで」はやみねかおる
Livreに、これ以前の全作品の感想があります)

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中学時代の自分たちの姿を反省し、高校進学を機に「小市民」になることを決意している小鳩常悟郎と小山内ゆき。しかしなるべくひっそりと過ごそうとする2人ですが、謎の方が彼らを放っておいてくれず... という話。同じ米澤さんの古典部シリーズと同じく、高校を舞台にした日常の謎系の青春小説。題名もインパクトあるけど、この表紙も可愛いなあ。
常悟郎は中学時代名探偵として目立ってたらしいのがすぐに分かるんだけど、小山内さんは一体何があったんだ...?!と、日常の謎よりも、そっちに興味津々な私。(笑) んんー、日常の謎の方は、古典部シリーズに比べるとちょっと色褪せて感じられちゃったかな... あ、でもそれが小市民の小市民たる所以なのか?? それでも最後の幕引きは鮮やかで、まさに「春期限定いちごタルト事件」でした。ただ気になったのは、2人の過去を知る人間がなんでこんなに少ないのかということですね。常悟郎の小学校時代の級友が1人出てくるだけなんですもん。同じ中学の人間はことごとく入試に落ちてしまったの? あと、小山内さんの小学校時代の友達とかは...??
爪を隠したこの2人を見ていると、なんとなく西尾維新さんの「魔法少女りすか」を思い出しました。常悟郎と創貴って、ちょっぴり似てません? あ、似てないかなー...(^^;。(創元推理文庫)


これでちょっとは勢いがついたかな? ということで、次は長~いのを行きます。全13巻なんですけど、ぼちぼちと古本屋で集めてたら12巻まで揃ったので。んんー、一気に読めるかしら。これで一気に波に乗りたいところですが♪
さて、私は何を読むのでしょう。...答は明日分かります。(笑)


+シリーズ既刊の感想+
「春期限定いちごタルト事件」米澤穂信
「夏期限定トロピカルパフェ事件」米澤穂信

+既読の米澤穂信作品の感想+
「犬はどこだ」米澤穂信
「クドリャフカの順番 『十文字』事件」米澤穂信
「ボトルネック」米澤穂信
「遠まわりする雛」米澤穂信
「インシテミル」米澤穂信
Livreに「氷菓」「愚者のエンドロール」「さよなら妖精」の感想があります)

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サラ金の借金が膨れ上がって取立屋に追われるようになり、勤め先の親方を殴って金と車を持ち出した主人公。最早自分に残されているのは自殺しかないと思いつめるのですが、ことごとく失敗。そして、知らない間に車に乗り込んでいた少年の家が金持ちらしいと知って、突発的に誘拐を企てるのですが、実はその子供の親は... という話。自殺をしようとしながら失敗ばかりしてるところは、なんだか吉本新喜劇的な面白さ。これは楽しくなりそうだー、と期待したのですが... うーん、期待したほどではなかったなあ。きっと主人公と少年のほのぼのぶりや、ドタバタ劇が魅力なんでしょうけどね。主人公と少年の2人よりも、やくざの場面の方が面白かったし。「仲良し小鳩組」もそうだったけど、この人の書くやくざっていい味出してますね。(双葉文庫)


+既読の荻原浩作品の感想+
「誘拐ラプソディー」荻原浩
「母恋旅烏」荻原浩
「神様からのひと言」荻原浩
Livreに「オロロ畑でつかまえて」「なかよし小鳩組」「ハードボイルド・エッグ」の感想があります)

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時効が迫った夜間銀行詐欺で奪われた1億円を巡るコン・ゲーム。いかにもドナルド・E・ウェストレイクのドートマンダーシリーズに触発されているというピカレスク小説。同じようにドートマンダーシリーズに触発されているという、伊坂幸太郎さんの「陽気なギャングが地球を回す」の同系の作品ですね。
でも、テンポはいいし、それぞれのキャラクターは立っているはずなのに、前半は何とも言えず読みにくかったです...。登場人物が、かつての泥棒3人組、婆さん3人組、そして現在の宝石強盗3兄弟と、3つの3人組があるんですけど、そういう情報がロクに説明されないまま、視点がどんどん入れ替わるんですもん。もう、何が何やら...。その辺りをもっと整理して書いてくれれば、きっともっと楽しめたのに残念。でもほんとテンポがいいので、前半さえクリアできれば後半はすごく楽しいです。
それにしても浅暮さんって、本当に釣りがお好きな方なんですね。釣りのシーンになると、いきなり力が入ってるし! 釣り(フライフィッシング)好きの人にはいいかも。(笑)(創元推理文庫)


+既読の浅暮三文作品の感想+
「ラストホープ」浅暮三文
「嘘猫」浅暮三文
「実験小説 ぬ」「石の中の蜘蛛」浅暮三文
「夜聖の少年」浅暮三文
Livreに「ダブ(エ)ストン街道」の感想があります)

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「闇から来た少女」「闇から覗く顔」に続く、ドールズシリーズ3作目。今回は冒頭から血塗れのバラバラ死体が登場、かなりのスプラッタぶりです。駆けつけた警官は、その血の海の中で転んでしまうし、その拍子に、切り取られてた耳が口に入っちゃったり、首が膝の上に落ちてきたりとお気の毒...。そういうのに弱い人は、最初の3ページで既にアウトかも? (でも逆にスプラッタ好きだからといって、シリーズ1作目2作目を飛ばして読んじゃダメですよー)
で、今回の犯人とその正体はかなり早めに想像がついてしまったので、「まさか、そんなことありえない」という登場人物の言葉が空々しく響いたんですけど(今回は次から次へと新しい推理が登場して、そのほとんどに「まさか」「ありえない」という反応があったんですけどね・笑)、でもやっぱり面白かった。目吉センセー、好きだわあ。(角川文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「闇から来た少女」「闇から覗く顔」......ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「闇から招く声」高橋克彦

+既読の高橋克彦作品の感想+
「白妖鬼」高橋克彦
「鬼」高橋克彦
「火怨 北の燿星アテルイ」上下 高橋克彦
「空中鬼」高橋克彦
「天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男・九戸政実」1~3 高橋克彦
「炎立つ」1~5 高橋克彦
「風の陣」1~3 高橋克彦
Livreに、これ以前の作品の感想があります)

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1963年発表ということで、なんと40年以上前の作品。元はストリッパー、しかし見初められて現在は富豪夫人に納まっている主人公の一人称で語られていきます。作中でも引き合いに出されてるんだけど、まるでダフネ・デュ・モーリアの「レベッカ」みたいな舞台設定。でもこの彼女の語り口があまり好きじゃなくて、ちょっと読みにくくて、で、そっちに気を取られてたら、すっかり騙されてました...。
いや、もう、上手すぎ。何かあるんだろうとは思ってたんですけど、途中で一瞬、ワケが分からなくなりましたもん。これがデビュー作だなんて凄いなあ。名作といわれるのも納得です。...でも見事に騙されたんだけど、個人的なの好みとしては、「殺人はお好き?」みたいなユーモアタッチの作風の方が好きかな。あっちは予想がつく結末なんですけどね。でもやっぱり楽しいんですもん♪(集英社文庫)


+既読の小泉喜美子作品の感想+
「殺人はお好き?」小泉喜美子
「メインディッシュはミステリー」小泉喜美子
「弁護側の証人」小泉喜美子

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本当は海外物が絶好調なんですが、そっちは一休み。原りょうさんがほぼ10年ぶりに新作を出して、今度サイン会があるとのことで、行けるかどうかもまだ分からないっていうのに、本を買って整理券ももらってきてしまいましたー。ま、行けるかどうかはともかく、原さんの新作とくればやっぱり読まずにはいられないっしょ。
ということで、新・沢崎シリーズ第1弾。早速読みましたー。いやあ、この雰囲気ですよ。渋いなあ。なんだかもう、この雰囲気だけで酔えるって感じなんですよね。くうぅ。芳醇な香りと熟成したまろやかな味わい。今回の沢崎は完全に巻き込まれ型で... まあ、巻き込まれ型というのはいつものことなんですけど、今回は特にやる気がなかったようなのが、アレレ。で、その割にいつの間にか全て分かっちゃってるのはナゼ。...とか言いつつも、やっぱり良かったです。そうそう、この会話なんだよね、とか読みながら思っちゃいました。サイン会、行けるといいなー。(早川書房)


+シリーズ既刊の感想+
「そして夜は甦る」「私が殺した少女」「天使たちの探偵」「さらば長き眠り」......ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「愚か者死すべし」原りょう

+既読の原尞作品の感想+
「ミステリオーソ」「ハードボイルド」原りょう

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