Catégories:“SF”

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舞台は近未来の日本。経済がすっかり破綻してしまって、日本はボロボロの内戦状態。大陸からの難民もどんどん流れ込んできてます。そんな時代の戦争孤児たちが主人公。この近未来という設定をまるで知らずに読み始めたので、最初はちょっと戸惑ったんですけど、でも勢いのある展開がすごいですねー。あまりにも「人の死」が瑣末に扱われてるので、どこかゲームを眺めているような感覚でもあるんですけどね。これって、「バトル・ロワイアル」を読んだ時とちょっと似た感覚かも。でもこのあまりにも悲惨な世界では、生きていくだけで精一杯で、死者にまで構ってられないということなんですね、きっと。
上巻と下巻では視点が変わるんですけど、大きな流れは一緒。でも上巻の「母」に対して、下巻の「父」というのが対照的なところ。登場人物たちがそれぞれにいい味を出してるのが良かったです。特に女の子がカッコ良くて。この作品、アニメにしたらヒットしそうだなあ。ええ、実写よりもアニメですね、なんとなくですが。(角川書店)

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実はちょっと前から読み始めてたんですけど、なかなか話に入れず、他の本に浮気ばかりしてました。(^^ゞ
というのも、一度ブラッドリーの「アヴァロンの霧」を読んでしまったら、もうそれが私の中でのアーサー王伝説の基本になってしまったみたいで、どうも他の作品は難しいんですよね。それにこの作品、なんていうか、すごいパロディ小説なんですよ! 最初のうちなんてまるっきりのドタバタ。一体これっていつの時代の話よ...?!って感じだし、一時はどうしようかと思いました...。蜂蜜酒を飲んでるなら、そう書いてくれた方が、私としてはありがたいのになあ。←今時の人にはこっちの方が分かりやすいだろうからって、ポートワインを飲んでることになってるんです。作者の注釈つきで。
でも、時間を逆に生きているというマーリンの設定は面白いし、その独特な教育ぶりもユニーク。この作品に現代的なユーモアが散りばめてあるのは、きっとアーサー王伝説に対する新しい解釈を打ち出すためなんですね。この作風に一旦慣れてしまいさえすれば、この意欲的な解釈はなかなか凄いです。ほんと斬新だし強烈。でも、いくらアーサーが現代的な思想で頑張ったとしても、最後の結末は変わらないわけで...。そこがとっても切ないところでした。(創元推理文庫)

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