Catégories:“幻想文学1500”

Catégories: / / /

 [amazon]
辣腕弁護士のベンは、2年前に妻を亡くして以来、自分の殻に閉じこもりがち。そんなある日、亡き妻宛てに有名デパートのクリスマスカタログが届きます。何とはなしに見ていたベンの目に飛びこんできたのは、「魔法の王国売ります」の文字でした。値段は100万ドル。

ということで、ランドオーヴァーシリーズの1作目。思いっきりファンタジーなんですけど、これが結構現実的なんです。まず、主人公が中年の弁護士。でもって「魔法の王国」が通販のカタログでが買えてしまう。それも10日以内ならクーリングオフが適用が!(笑)
こんなの児童書のファンタジーではまず見られない展開ですよね。しかも主人公は自分の仕事とか顧客とか同僚とか、自分で全部ケリをつけてから、自分の意志で魔法の世界に飛び込むんですよ。異世界物ファンタジーで、巻き込まれ型じゃなくて、こんな風に自ら飛び込んでいくのって珍しいかもー。まあ、こんな風に100万ドルがポンと出せる金持ちぶりがちょっとイヤ~ンな感じなんだけど、腐っても「辣腕」弁護士だしね...。(腐ってません!) でも、いざ着いてみると、その魔法の王国はボロボロのヨレヨレ。魔法の力は失われかけてるし、お城はオバケ屋敷みたいだし、家来はたったの4人。戴冠式を見に来た国民もほんの数人。誰もベンのことを本当に王様だなんて思ってないわけです。そんな中で、法律の知識と法廷で鍛えた話術でなんとか道を切り拓いていこうとする主人公。1つイベントをこなしたらまた1つ次のイベントに向かう辺り、RPGみたい。いわゆる「勇者」からはほど遠い主人公なんですけどね。
このシリーズは、全部で5冊出ているようですね。次も次も!ってとこまではいかなかったんだけど、でもやっぱり面白かったし、この後どうなるのか気になるなー。キャラクターも個性的だしね。手持ちの本がもうちょっと減ったら探しに行こう。(ハヤカワ文庫FT)


+シリーズ既刊の感想+
「魔法の王国売ります!」テリー・ブルックス
「魔法の王国売ります!」「黒いユニコーン」「魔術師の大失敗」テリー・ブルックス
「大魔王の逆襲」「見習い魔女にご用心」テリー・ブルックス

| | commentaire(0) | trackback(1)
Catégories: / /

   [amazon]
兄の家に行ったら、姪の本棚にこの3冊が! 丁度掲示板で話題になってたこともあり、思わず読んでしまいましたよー。
いえ、今までにも読んだことはあったんですけど、この3冊は自分では持ってなかったので、図書館で読んだっきりだったんですよね。それにこの本、読む時期をすっかり逸してしまって勿体ないことしちゃったんです。これはやっぱり小学校の1~2年には読んでおいた方がいいですね。平仮名ばかりの本だから、漢字の本を読むようになってから読むのはちょっとツライものが...。やっぱりどんな本でも、読む時期って重要ですね。一番楽しめる時期に読まないと勿体ない!(特に児童書は。)
...とはいえ、今読んでもやっぱり面白かったです。絵も可愛いし、地図を見てるだけでもワクワクするし♪
で、さっきamazonで画像を探しがてらレビューを読んでたんですけど、世の中のお母さんがたは、小さなお子さんにこういう本を読み聞かせしてあげてるんですね。うちの母親、本の読み聞かせなんてほとんどしてくれなかったんです。こんな本を読んでもらえるなんて、羨ましいぞー!(福音館書店)

| | commentaire(0) | trackback(0)
Catégories: / / /

4150201218.jpg 4150201226.jpg [amazon] [amazon]
平たい地球のシリーズの4作目。昨日読んだ「惑乱の公子」の直後の話。
読み始めた時は、「なんかこれまでと雰囲気がちょっと違う...?」と、なかなか話の中に入れず、冒頭50ページを3回ほど読み返してしまいましたが(笑)、やっぱり煌びやかな世界は相変わらずでした~。これまでの3作に登場した人物が沢山登場して、オールキャスト的な楽しみもあるし、新しく登場する人たちがまた凄いんです。でもこの作品の主人公はあくまでも、闇の公子・アズュラーンの娘、アズュリアズ。このアズュリアズの変遷を描く大河ドラマのような作品でした。後半のこの展開も、やっぱりいつもとちょっぴり雰囲気が違う? でも最後のアズュラーンのシーンも良かったなあ。闇の公子も、こうなっちゃあ形無しだなあとも思いましたが。(笑)(ハヤカワ文庫FT)

この本が読めたのは七生子さんのおかげ。七生子さん、ありがとう!!


+シリーズ既刊の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー

+既読のタニス・リー作品の感想+
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

| | commentaire(0) | trackback(0)
Catégories: / / /

[amazon]
平たい地球3作目。これまで、闇の公子・アズュラーン、死の王・ウールムときて、今度は惑乱の公子・チャズが主人公なのね... と読み始めたんですけど、あれれチャズって意外と出番が少ない... むしろ全編に渡って登場しているのはアズュラーンのような。いえ、アズュラーンはとても好きなので、それもまた嬉しいんですけどね♪ でも、そうかといって、チャズの存在感があまりなかったわけではないのです。むしろこれだけの登場で、ここまでインパクトが強いというのも結構凄いかも。...ということで今回は、なんだかアズュラーンとチャズの対決といった感じでした。でもアズュラーンはチャズのこと嫌ってるんだけど、チャズはアズュラーンに対して、なんだか屈折した愛情を持ってるみたいなんですよねえ。
以前にも増して麗しい作品で、すっかり堪能しちゃいました。やっぱり浅羽莢子さんの訳は最高だわー。さて、次はどうなるんでしょう! 続けて「熱夢の女王」にいきまーす。(ハヤカワ文庫FT)


+シリーズ既刊の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー

+既読のタニス・リー作品の感想+
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

| | commentaire(2) | trackback(0)
Catégories: / / /

4150200319.jpg [amazon]
魔法の国ザンスシリーズの1作目。前々から名前は知ってたんですけど、ようやく読みました。いやあ、この世界は凄いなあ。普通ファンタジーに出てくる魔法使いといえば、1人で色んな魔法が使えるのが普通ですよね。でもこの作品にはそういう万能な魔法使いはいなくて、基本的に1人につき1種類。でも住人全員が魔法の力を持ってるんです。しかも人間だけでなく、ザンスに住んでいる動物や昆虫、木や草といった植物から、岩や水といった無生物に至るまで魔法の力を持ってるんですよー。迂闊に行動できません。うっかり腰を下ろした草むらが、肉食草だったりするんですもん。怖い怖い。
基本的には、主人公の成長物語なんですけど、善悪がそんなに単純には分けられないというのもいいし、明るくて楽しい雰囲気も良かったです。これは続きも読んでみたくなりました。...んー、でもまだ絶版でもないのに、amazonでもbk1でも画像が出ませんね... もしかして、入手ができなくなる日も近いのかしら?(ハヤカワ文庫FT)


+シリーズ既刊の感想+
「カメレオンの呪文 魔法の国ザンス1」ピアズ・アンソニイ
「カメレオンの呪文」「魔王の聖域」「ルーグナ城の秘密」ピアズ・アンソニイ
「魔法の通廊」「人喰い鬼の探索」ピアズ・アンソニイ
「夢馬の使命」「王女とドラゴン」ピアズ・アンソニイ

| | commentaire(0) | trackback(0)
Catégories: / / /

 [amazon]
インドを舞台にした短編集。古い時代のインドから未来のインドまで、舞台となる時代は様々なんですが、でもどれもインドならではのエキゾチックで妖しい雰囲気がたっぷり。こういうのやっぱり好きだなあ。タニス・リーの耽美な作風にもぴったり。
「龍(ナーガ)の都」「炎の虎」「月の詩(チャーンド・ヴェーダ)」「運命の手」「象牙の職人」「輝く星」「タマスターラー」という7編が収められているのですが、この中で私が特に好きだったのは、幻想的な「龍の都」と、意外なほど暖かいラストが待っていた「月の詩」。まだタニス・リーは3冊目だけど、タニス・リーってもっと何ていうか、救いがない話を書く人だと思ってたんですよね。なので、この「月の詩」の暖かさにはびっくりしちゃいました。こういうのもいいなあ。...でも救いがない話って本当は苦手な私なのに、タニス・リーだと全然大丈夫で、むしろ逆にその世界にくらくらしてしまうというのがまた凄いところなんですよね。(ハヤカワ文庫FT)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

| | commentaire(0) | trackback(1)
Catégories: / / /

 [amazon]
平らな地球シリーズの第2弾。平たい地球シリーズ第2弾。こちらは「闇の公子」のようなオムニバス形式ではなく、普通の長編でした。まあ、それはそれでいいんですけど、やっぱり訳者さんが違うという違和感がありますねー。室住信子さんの訳も決して悪くないんだけど、やっぱり1作目の浅羽莢子さんの訳のインパクトが強かったし。
物語の中心となるのは、人間の永遠のテーマでもある「不死」。この「不死」をめぐって、地上の人間が、死の王・ウールムと闇の公子・アズュラーンの争いに巻き込まれていきます。ある意味、「闇の公子」以上に夢のような情景が繰り広げられるんですけど、いざ手に入れてしまった「不死」は、それまで思い描いていたような素敵なものではなくて...。夢のような情景は、所詮虚像。甘さの中にほんのり苦味のある話でした。それでも、例え虚像だと分かってても、それでもやっぱりこの世界には憧れてしまうのね。(ハヤカワ文庫FT)


+シリーズ既刊の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー

+既読のタニス・リー作品の感想+
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

| | commentaire(0) | trackback(0)

Note


MAIL FORMBBS

購読する ATOM


Powerd by MovableType4.24-ja
Copyright 2004-2011 四季. All rights reserved.